　【明慧日本2023年7月14日】オーストリアの法輪功学習者（以下、学習者）は、2023年初夏の頃から、人々に法輪功を紹介し、法輪功迫害の実態を伝える活動を行っており、ウィーンのハルシュタット国民祭典などの地域活動にも参加している。グラーツ市建国記念日に合わせて、より多くの人に法輪功迫害の実態を理解してもらい、真実を知った人々は生体臓器狩りを阻止する請願書に署名し、学習者が行っている迫害停止を求める活動を支持した。

　2023年6月17日、ウィーン・ハルシュタットの庭園（ヒルシュシュテッテン）で国民祭典が行われ、世界のすべての国、特に友好的で、開放的な国々の風習や文化が披露され食品や、さまざまな商品が展示されていた。学習者は長年にわたってこの祭に参加している。

　イベント会場では蓮の花の折り方を指導し、通行人にプレゼントをした。多く通行人が法輪大法の修煉方法と中国共産党（以下、中共）による法輪功学習者への迫害について学んだ。

折り紙の小蓮花で飾っている小部屋

通行人に法輪功迫害の真相を伝える学習者

　6月17日は、風光明媚な土曜日であった。学習者はザンクト・ペルテンの歩行街の中央で情報デーを行った。当地の市民及び観光客は歩いている時、法輪功ブースに出会った。

　スイスのツアーグループの男性は中共による生体臓器狩りについて聞き、すぐに請願書に署名した。彼はグループの仲間にも署名するように勧めた。他のツアーグループも興味を持ってブースにやってきた。彼らは法輪大法と学習者が中国で受けている迫害についてもっと知りたいと言い、請願書に署名した。

ザンクト・ペルテンの歩行街にある法輪功ブース

　1人の男性がブースにやって来て、法輪大法は宗教であるかどうかを尋ねた。彼は真・善・忍を信じる良い人が中国で迫害を受けていると聞き、彼は法輪功と法輪功学習者の迫害と闘う努力に賛同し、請願書に署名し「メディアは、信念に対する迫害についてもっと報道するべきだ」と述べた。

　6月18日、学習者はグラーツ市で行われた国民祭に参加した。活動当日は天気が良く、昨年と同じように、この活動を行う目的はグラーツのために尽力してくれたボランティアに感謝するためであった。

グラーツ市にある法輪功ブース

　今回の活動には、およそ90以上の協会が参加し、法輪大法学会はその中の１つである。学習者はブースで法輪大法の素晴らしさを伝えると同時に、中共による法輪功への残忍な迫害の実態も伝えた。

　展示ブースに「迫害停止を呼びかける請願書」や、人々に配布するためのチラシと紙製の蓮の花が置かれていた。多くの観光客は法輪功の功法（気功）に興味を持ち、どこで功法を学ぶことができるのかを尋ねた。

　学習者達は五式の功法も実演した。1人の学習者は、周りの人々に真・善・忍を信仰している学習者が中国で残忍な迫害を受けている実態を伝えた。

　功法を実演している学習者に従って、第一式の功法の煉功を真似ていた女性がブースに来て、請願書に署名した。彼女はこの活動を支持すると表明した。

　隣のブースで法律を勉強している学生は、いつもグラーツで法輪功ブースを見かけているが、あまり知らなかったと言った。彼女は、法輪功の隣に展示ブースを設置することをとても喜んでいた。彼女は法輪大法と中国で行われている法輪功に対する残忍な迫害を聞いたとき、彼女は請願書に署名した。彼女はクラスメイトに迫害に関する実情を教え、そのクラスメイトも請願書に署名した。

　1人の若いソーシャルワーカーは署名した後、法輪功について詳しく聞いた。最後に彼女は学習者に、働いている施設で功法を実演してほしいと誘った。