　【明慧日本2023年7月14日】歓声とともに10日間にわたる第11回カルガリー・スタンピード・パレードが、7月7日午前9時に開幕した。法輪功学習者（以下、学習者）で構成された天国楽団、腰太鼓隊、そして華やかなフロート車も壮大で人々に注目された。また、学習者たちの隊列は行く先々で、沿道の多くの観客が「すごい！　なんと美しいのでしょう！」と叫んだ。

　カルガリー・スタンピード・パレードは「地上最大の野外フェスティバル」と称され、毎年7月上旬に10日間にわたって開催されており、初日のパレードは、北米で最大級の規模となる。 100以上のチーム、4000人以上の人々、200頭の馬、そして30万人以上の観客が参加する。国境が開放され、世界中からカルガリーへの観光客が押し寄せ、今年のパレードはコロナ流行前と同等か、それ以上の規模になったという。

　2チームの、中国人グループもパレードに参加した。天国楽団ームと、フロート車チーム、腰太鼓チームが壮観で際立っており、彼らが行く先々で、沿道の観客が親指を立て、温かく手を振った。また、学習者の煉功動作を真似ている人々もおり、沿道の多くの中国人の若者が、携帯電話で録画しながら拍手と声援を送っていた。

第11回カルガリー・スタンピード・パレードで演技を披露する法輪功チーム

　西洋人の観客「大好きです。彼らはとても素晴らしいです」

　学習者によって構成された天国楽団は、パレードに参加するのは今年で10回目である。今年はアメリカとカナダから120人が天国楽団に参加した。彼らは伝統的な宮廷楽団の衣装に身を包み、上着の前後に「楽」の文字が刺繍され、青または白の官帽と黒いブーツを履き、皆が凛々としており威厳があった。

　カルガリー在住のデブ・ゴールドさんは「私は天国楽団が本当に大好きになりました。隊列が整っており、音楽も美しく、本当に素晴らしいかったからです！」と言った。

　ビクトリアから来たドナさんも同様に感じている。「全体の協調が良く、音楽も美しく、とても素晴らしかったです」と話した。

　法輪功の隊列は、3つの陣営に分かれ、腰太鼓が先導に立ち、法輪功の動作を実演している。そして巨大な船の形をした黄金の法船が続き、法船の両側には瑞雲、ピンクの蓮の花が描かれ、船上に真・善・忍ののぼり旗が3面立てられ、蓮の花の上には仙女が座っている。腰太鼓は黄色シルクの服を身にまとい、シンガリを務め、元気よく演奏した。

　フロート車の上で、司会の張旭峰さんは「中国古代の文化では、法船は、ナビゲートして世界を正しい方向に導く象徴です。そして蓮の花は『仏教では世界の花』であり、万事めでたく順調に運ぶことを意味しており、皆に祝福と幸運をもたらすことを願っているのです。フロート全体の形は中国の伝統的な魅力で溢れており、中国の伝統文化は人々を善良にし、正しい方向へ向かわせるのです。まさに今日の社会が必要としていることです」とアナウンスした。

　中国からの観光客「法輪功のパレード参加は中国文化を広げている」

　中国から訪れた杜さんは「法輪功のパレード参加は中国文化を広げています。また、誠意と善良な理念は、世界の誰にとっても素晴らしいものだと思います」と話した。

　カルガリーで自営業を営むウォジェトク・ジエンタラさんは、法輪功の隊列について「とても好きです。彼らの溢れる熱意、衣装、笑顔が気に入りました。その文化的特色を完全に表しています」と語った。

　また、学習者が制作したフロート車の「法船」を目の当たりにしたジエンタラさんは「心が揺さぶられました！」と言った。そして「腰太鼓はとても独特で、他のチームとは全く違い、とても荘厳で、天と地を支配しているような雰囲気があり、自信に満ち溢れています」と述べた。

　カルガリーの住民「法輪功の功法実演を見て、心が落ち着き穏やかになる」

　カルガリー在住のヴァワン・ヤーダヴさんも、腰太鼓の演奏を称賛し「とてもカッコよかったです。腰太鼓の演奏は私の心を穏やかにさせました。学習者たちの煉功動作は、声を出すことなく、ただ静かに功法を披露しています。見ていてとても落ち着き穏やかになります。とても素敵でした」と話した。

　そして、ヤーダヴさんは「世界情勢が混乱している状況下で、法輪功チームは、気分をよりリラックスさせ、平和にしてくれます」と付け加えた。