　【明慧日本2032年8月19日】ロシア・ピャチゴルスクの法輪功学習者（以下、学習者）は7月20日、中国共産党（以下、中共）による24年間にわたる学習者への迫害の停止を呼びかけるため、一連の反迫害活動を行った。

　活動期間中、学習者は中共による法輪功への残酷な迫害の真実を伝えるチラシを配り、迫害の停止を求める嘆願書の署名を行い、五式の功法を実演した。

法輪功五式の煉功動作の実演

法輪功が受けている迫害について知るために展示ブースに集まる市民

　学習者たちは、中共による法輪功への迫害の真実を人々に伝え、24年にわたる迫害にもかかわらず、真・善・忍の普遍的価値を堅持する活動を紹介した。また、道行く人々に「真・善・忍」を支持するよう、この特別な日を忘れないように呼びかけた。人々は、この迫害が一刻も早く終わりを告げ、このような犯罪が二度とこの世で起こらないようにとの願いを表明した。

　ロシアの人々は法輪功を支持

オーガスタさんと娘のアリーナちゃん

　オーガスタさんと娘のアリーナちゃんは活動に参加した。オーガスタさんは、心優しい学習者が中共に迫害されていることに驚いた。彼女は、「私たちは今日、法輪功について学び、社会に平和と優しさと光明をもたらすことができる活動を楽しみました」と語った。

　彼女は、学習者は支持されるべきだと言い、なぜなら「私たちは中共の迫害に断固反対しているからです」と話した。

ニジニ・ノヴゴロドから訪れたアンナさん

　活動の当日、ニジニ・ノヴゴロドのアンナさんは休暇でピャチゴルスクを訪れていた。彼女は、法輪功の「真・善・忍」の理念を知って喜び、深く感動した。彼女は「この三文字、真・善・忍が、私たちの世界を救い、人類を救い、（私は）共産党がこれらの光明、善良な人々を迫害することに反対します」と話した。

　ピャチゴルスクのアーサーさんは、以前はジャーナリストで、15年間にわたって法輪功の迫害問題に注目してきた。彼は法輪功の特集記事を書いたことがあり、法輪功の書籍を読んだことがあるという。

　アーサーさんは、「私から見れば、（法輪功の）修煉方法は中国から来ており、（法輪功の）創始者も中国から来ているが、しかし法輪功はロシアに深く根付いています。なぜなら、法輪功の主な原則は善であり、これは非常に役に立ち、皆を一つにすることができるからです」と話した。

　アーサーさんは、学習者は善良な人々の集まりであり、彼らは社会に真・善・忍を提唱しているという。アーサーさんは、「法輪功は社会団体としても個人としても、偉大なる使命を持っているので、私は彼らを支持しています」と話した。そして、彼は迫害を止めるための請願書に署名した。

　多くの人が会場で学習者と記念写真を撮り、法輪功の価値観と中国の学習者への支持を表明した。

　新しい学習者「この迫害は信じられない」

新しい学習者のオルガ・ヤルコワさん

　オルガ・ヤルコワさんは他の国からロシアに来た。1カ月余り前、サンクトペテルブルグから来た友人の勧めで、彼女はピャチゴルスクで法輪功の煉功場を見つけた。彼女は腕を痛めて右腕が不自由になり、あらゆる治療法を試したが効果がなかったという。

　しかし、法輪功の修煉を始めてわずか1カ月で、彼女は奇跡的に回復した。ヤルコワさんは、「これはすごいことです！　奇跡です！　どう表現していいかわかりません。（法輪功は）とても役に立っています。私の右腕が治りました」と語った。

　中国における学習者への迫害は24年間も続いているが、ヤルコワさんに言わせれば、「非論理的」、「理解し難い」、「恐ろしい」ことだという。なぜなら、学習者は道徳心を高め、健康を増進するためだけに修煉しているからです」と話した。

　学習者「迫害を制止するのは私の使命」

学習者のオクサナ・シュチェトキナさん

　オクサナ・シュチェトキナさんは、中共が法輪功を迫害する以前から修煉を始め、すでに24間修煉しており、法輪功が自分自身と周囲の人々にもたらした素晴らしさと恩恵を十分に体験しているという。

　彼女は修煉前に癌を患い、治療中に法輪功と出会った。彼女は、法輪功のおかげで恐怖心を克服し、落ち着いて自信を持って手術を受けることができ、最終的に手術を成功させることができたという。彼女は「当時は、修煉を始めたばかりなのに、なぜ怖くなかったのか理解できませんでした。法輪功は私を変えただけでなく、周りの友人や家族にも良い変化をもたらしています」と語った。

　その時から、シェトキナさんは法輪功と、中共による法輪功迫害の真実をロシア人に伝えるために努力してきた。中国領事館からの偽情報に影響されたロシア政府関係者もいるが、中国の学習者が迫害の中でも真実を伝え続けていることを考えれば、シェトキナさんは怯むことはなかったという。

　彼女はこれに啓発され、「中共による学習者への迫害と虐待を阻止するために全力を尽くすことが、私の使命だと思っています」と語った。