　【明慧日本2023年8月24日】ルーマニアの一部の法輪功学習者（以下、学習者）は7月末から8月初めにかけて、ブカレストで続けて法輪功を紹介する活動を行った。7月29日、学習者たちはブカレストでも人気のある公園のひとつである「子供の城」の入り口に法輪功迫害の実態を紹介する展示ブースを設置した。また8月5日、学習者たちはブカレストの旧市街の中心にあるルーマニア国立銀行（BNR）の前で、法輪功を人々に紹介する活動を行った。

　この活動の中で、学習者たちは通行人に対して、法輪功が真・善・忍の普遍的価値観に基づき、100以上の国に広がり、１億人の人々の心身に大きな変化と改善をもたらしていることを説明した。これらの価値観は、（中国共産党、以下、中共）共産主義のイデオロギーである階級闘争とはまったく対照的であると説明した。そして、法輪功学習者が中共によって迫害や臓器収奪の被害に遭っている状況を伝えた。

　ルーマニアもかつて共産主義国家であり、多くのルーマニア人は中共の本質を理解しており、中国の学習者に同情し、彼らに信念を貫くよう激励した。

7月29日、「子供の城」の入り口でブースを設け、法輪功迫害の実態を伝えた

8月5日、ブカレストの旧市街の中心にあるルーマニア国立銀行（BNR）の前でブースを設置し、法輪功迫害の実態を伝えた

　ルーマニアの人々が中国の学習者を激励「信念を捨てないで」

　ミハエラさんは今年36歳で、蓮の花は彼女に深い印象を残し、真・善・忍に満ちた純粋な人生を象徴していると感じています。彼女は中国の学習者が迫害と苦痛に耐えていることを知っており、彼らの受けている苦しみに共感すると言った。彼女は困難な状況にある学習者たちに、迫害に抵抗し続け、信念を捨てないよう奨励した。

　2人の女性は、法輪功がルーマニアですでに20年以上も広まっていることに驚いた。彼女たちは、かつての共産主義国家であるルーマニアで、自由に修煉することができ、道徳的で信仰を持っていることは非常に素晴らしいことだと考えている。そのうちの1人の女性は、ブカレストの煉功場所を尋ねた。

　これらの女性は共に中国の学習者に同情しており、「信念や道徳的価値観に対する迫害が早く終息することを願っています」と述べた。

　ルーマニアの人々「中共は長くは続かない」

　ニコラさんは今年47歳で、長い間香港に住んでいます。彼は、共産主義のイデオロギーは人類の現実と自然の発展の法則を無視していると考えている。

　ニコラさんは、中国の古代の伝統や法輪功のような心身の修養を教える文化が、中共政権が崩壊した後の中国の復興に役立つと信じている。彼は「中国人は非凡な民族です。彼らは勤勉で秩序があり、深い基盤と文化的な弾力性があります。もちろん、中国の未来は明るいでしょう」と述べた。

　ニコラさんは、中国の学習者が自由を取り戻すことを望んでいる。彼は「すぐに良くなるでしょう、この（中共の）体制は長く続かないでしょう。突破口が必要ですし、それは起こるでしょう。どの政権も永遠に続くことはありません」と述べた。