　【明慧日本2023年8月24日】イギリスの法輪功学習者(以下、学習者)で構成された腰太鼓チームは、8月13日、イギリスの海辺のリゾート地・スケッグネスで開催された大規模なカーニバルに招待された。地元の人々は、学習者のパフォーマンスを楽しんだだけではなく「真・善・忍」の道徳基準にも賛同した。スケッグネス市長ピート・バリー氏は、自ら賞を授与し、善の力を広めた学習者を称賛した。

スケッグネス市長ピート・バリー氏と共に記念写真を撮る学習者

　スケッグネス市は、イングランド東部のリンカンシャー海岸線最大の保養地で、その広大な砂浜と伝統的な海辺スポットで数々の賞を受賞している。毎年あらゆる年齢層の観光客を魅了し、活気あふれるカーニバルは根強い人気を誇っている。

　童話をテーマにした今年のカーニバルは、伝統への回帰を象徴している。市内の政府部門、慈善団体、クラブ、業界団体が、色とりどりの大型フロート車、クラシックなビンテージカー、軍楽隊、アフリカ風のダンスチーム、サーカスのアクロバットや世界的に有名な舞踊団とともにパレードに参加した。「白雪姫と七人のこびと」、「人魚姫」、「王城」をかたどった童話のフロート車も登場した。

イギリスの学習者で構成された腰太鼓チームが大人気

学習者が授与した賞状

　遠方からカーニバルに参加する人が多く、休暇でアイルランドから来た人もいれば、中国の伝統的な腰太鼓のパフォーマンスを初めて見る人もいて、学習者の素晴らしいパフォーマンスに感動していた。また、両側の観客は法輪大法を紹介するチラシを受け取っていた。

　ティーチングアシスタント「『真・善・忍』の信念は素晴らしい」

　ティーチングアシスタント、イボンヌ・エルムズさんは「メンバーの顔に笑顔が溢れ、太陽のように明るい。「『真・善・忍』の信念は素晴らしく、私の学校も同じ価値観を持っています」と称賛した。彼女は腰太鼓チームに親指を立てて感謝の意を表した。

　パレードは、タワー・ガーデンに到着した。カーニバルの主催者は、ここに子供の遊び場と多くのブースを設けた。昨年、法輪功の腰太鼓チームが素晴らしいパフォーマンスを披露したのを見た主催者は、今年は法輪功を招待し、無料でブースを提供した。学習者たちは、芝生の上で功法の動作を教え、反迫害の署名を集めた。

学習者の努力を賞賛した来場者

　何人かの学生が、ブース前の芝生に集まり、学習者が坐禅している様子を興味深く見ていた。みんなは法輪功の煉功音楽を気に入り、その場で煉功を習いたいと言う者もいたので、学習者は熱心に功法を紹介し、動作を教えた。

　ファッションデザイナーエマ・ターナーさんは、若いころヨガを練習していた。学習者が煉功しているのを見て、エネルギーに満ちあふれていると感じ、自分も法輪功を学びたいと言った。

　市民「中国共産党の生体臓器狩りは許されない」

　ジェニーさんは腰太鼓の演奏が好きだ。彼女は「『真・善・忍』という道徳基準は100パーセント良い価値観です。信仰に対する迫害はひどいもので（中国共産党による）生きたままの臓器摘出は許しがたいものです」と話した。中共は、営利目的で人身売買のために子供の臓器を生きたまま摘出する可能性もあるため、彼女は中国の子供たちのことも心配している。

　カーニバルは午後4時に終了した。学習者たちは、腰太鼓のパフォーマンスを披露し、真実を伝えることで、法輪大法の「真・善・忍」の価値観を地元の人々に広め、迫害を止めるよう市民に訴えた。