　文／中国の大法弟子

　【明慧日本2023年10月20日】1990年代、40歳前後だった私は様々な病気を患っていました。口腔癌、脳動脈硬化、右側坐骨神経壊死、アレルギー性皮膚炎、脊椎胸椎のヘルニアなど、上から下まで全身が痛みました。

　40歳の時には顔つきも悪くなりました。髪の毛は抜けて逆立ち、揃っていない前歯はねじ曲がり、常に口に手を当てなければなりませんでした。目は一本の線のように細まり、顏にはクモの巣のようなシワが広がりました。視力は低下し、度のきつい老眼鏡をかけなければはっきり見えませんでした。夫は私に「お前はどんな容姿をしているんだ。蛇の皮だ！　醜すぎる！」と罵られ、義父母からは「離婚だ！　離婚だ！」と言われました。事を丸く収めるため、私はいつも恨み言を言われても我慢して、一歩下がっていましたが、実際、私はせっかちで特に強情だったので、死んでも離婚しないと思っていました。

　1997年の春、ある同僚が私のデスクに一冊の本を置いていきました。私はすぐにそれを手に取って見てみると、善良で慈悲深いお顔の師父に出会いました。同僚が本を取りに来たとき、私はもう一晩だけ貸してくれるよう頼みました。また本を取りに来た時、私は同僚にこの本を譲ってくれるよう頼むと、同僚はこの『轉法輪』は佛家大法であることを教えてくれました。私は毎回手を洗ってから、両手で本を持って拝読しました。最初のころは、体が痛くて立っていることしかできませんでした。

　ある夜、私は本当のことのような夢を見ました。背の高い男性が私に背を向け、「家のリフォームが終わったら、あなたは死ぬ。早く『轉法輪』を読んで！」と言いました。目が覚めた時、この言葉が頭の中をぐるぐると回り、どうしても理解ができませんでした。間もなくして私の家は確かにリフォームをすることになりました。坐骨神経壊死のため、右足は温度が分からなくなり、感覚もほとんどなくなり、足を引きずりながら歩くしかありませんでした。そんな時、ある同僚が私の夫が浮気していることを密かに教えてくれました。私は精神が一気に崩壊しました。私はあの夢を理解しました。ああ！　家をリフォームし終えたら、私の死期が来るのかと。大法の師父だけが私の命を救えるから、一刻も早く『轉法輪』を読まなくてはいけないと思いました。

　私は手元のやるべきことを一旦置いて、なにも構わずに、自分で部屋に閉じ込もり、座ることができなかったので、窓辺の壁に寄りかかって立って、『轉法輪』を読みました。一日一回、朝から晩まで読みました。何度も読むうちに、心の中の恨みが消え、苦しさがなくなりました。また、人は本来世に降りてきて苦を嘗め、業力の消去をするもので、そして、すべての親戚に親切にし、感謝し、寛容になるべきだということを知りました。繰り返し読んでいくと、私の心は空になり、全身の痛みが次第に消え、師父が私のために身体を浄化してくださっていると分かりました。そうして私は、同修の助けのもと、煉功場を見つけました。

　煉功を始めてからわずか1週間後、ちょうど職場の健康診断の時期がやってきました。医師は私に「え！　脳動脈硬化が消えた？　あなたの脳はとても健康です」と教えてくれ、さらに「どんな特効薬を飲んだのか？」と尋ねました。私は、法輪功を学んで良くなったと答えました。

　私は常に空いた時間を使って大法を読むことを堅持し、読むときは敬虔な気持ちで、朗読の音は耳と心に深く入りました。一つ一つの病が気づかないうちに消えていき、主治医である夫も非常に驚いていました。私がたくさんの不治の病にかかっていることを知っているため、夫も大法の威力を目の当たりにしました。私の寛容な心の影響の下で、激動の年月を乗り越えた後、夫は良き夫となり、今では大法の修煉を全面的に支持してくれています。

　「あなたはアイロンで火傷したかのような顏だったのに、今ではシワが全て平らになり、白くてふっくらしていて、どこでエステを受けたの？」と周囲からは不思議そうに聞かれます。学法をする小チームに入ってからすぐ、あろうことか私は老眼鏡を外し、かける必要もなくなりました。師父にご加持をお願いし、しばらくして、自分の目で学法ができるようになりました。検査の結果、視力は元の0.06から1.0まで回復しました。

　様々な神の奇跡が私の身の上に相次いで起こりました。曲がった歯も矯正され、短い歯も長くなり、自動的に歯並びが良くなりました。大法弟子は、美容ケアをしなくても若返るのです。今、私はすでに67歳ですが（2015年時点）、45歳の時よりも体調が良く、これはまさに年を取って身も心も子供のように若返っていることの表れではないでしょうか。

　私は大法を通読し、求めずとも自ずから得るというなかで、師父と大法が私を救い、私に新しい生命を与えてくれました。