文／中国東北の大法弟子

　【明慧日本2023年11月20日】面と向かって法輪功を紹介して伝える中で、最も印象的な二つの出来事を交流したいと思います。

　一つ目の出来事です。ある日、大きな病院で真相を伝えていた時、60歳ぐらいの女性がいました。その女性は、何の病気なのか2日間食事をとっておらず、歩けない状態でした。「誰と一緒に来ているのですか」と彼女に聞くと、「夫と一緒に来ましたが、夫は今、食事に行っています」と言いました。「なぜ一緒に行かなかったのですか」と聞くと、「私は歩けないのです。食べることもできません」と話しました。私は彼女に、中国共産党の邪悪な行為など、なぜ三退する必要があるのか、そして、法輪大法の素晴らしさや、「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」の心からの九文字を唱えるように伝えました。彼女は「少先隊」を脱退することに同意しました。

　ちょうどその時、彼女の夫が半ラーメンを持ってかえってきました。しかし女性は、その半ラーメンを見て、「食べられない」と言いました。私は、「きっと食べられますよ。早く食べてみてください」と勧めたのですが、彼女は相変わらず「食べたくない」と言い続けました。私は、「試してみませんか、絶対に食べられると思います」と再び勧めました。すると彼女は試しに食べ始めました。なんと、本当にあっという間に全部食べたのです。女性は、「本当に食べられるようになりました！」と喜んで話したので、ご主人も喜びました。しかし女性は、「自分は歩けない！」と言いました。私は「歩けますよ。きっと今すぐ歩けると思いますよ。立ち上がって歩いてみませんか」と彼女を励ましました。そして女性が立ちあがると、本当に歩けるようになっており、近くを何度も歩き回りました。すると、ご主人が嬉しそうに、「早く仲良しの姉妹になりましょう」と言いました。

　その後、ご主人も真相の説明を聞いて、喜んで「少先隊」と「共青団」を脱退することに同意しました。真相が分かった夫婦を見て私は心から嬉しく思いました。彼らが救われたことに対して、師父の洪大なる慈悲をしみじみと感じました。

　もう一つの出来事ですが、同じく別の大きな病院でのことです。一人の老婦人が、娘に支えられながらエレベーターから降りてきて私のすぐ隣の席に座りました。ちょうど帰ろうとしていた私は、呼吸がしづらく話すのが困難なこの老婦人を見て、「大丈夫ですか」と彼女に声を掛けました。すると、「呼吸するのがつらいのです」と教えてくれました。「心臓が悪いのですか」と聞いたら、彼女は頷きました。簡単な会話を通して、「彼女は郊外に住んでおり、学校に行ったことがなく、文字が読めない」ということが分かりました。私は、「『心からの九文字』を早く唱えるように」と彼女に伝えました。彼女は「私は文字がわからないし、唱えることもできないよ」と言いました。私は、一文字ずつ繰り返して唱えるように何度も教えました。

　こうして彼女が続けて念じていると突然、「もう大丈夫です！　呼吸も普通に戻りましたよ」と言いました。彼女を見ると、本当に落ち着いてきており、「本当に良かったです。私は良くなりましたよ」と喜んで話しました。そして女性は私にこう話しました。「私の家はどこどこにあり、遠く離れていないので、時間があったら家に来てくださいね」と言ってくれました。ちょうどその時、彼女の娘が受付の手続きを終えて戻ってきました。娘も真相を聞いて理解すると、「少先隊」と「共青団」から脱退することに同意しました。そして私は、「帰ってからも、お母さんに『心からの九文字』を念じるように常に教えてあげてくださいね」と言うと、娘は「はい、わかりました」と喜んで応えてくれました。

　この二つの出来事を通して、私は大法の超常さと奇跡を真に体験したのだとわかりました。