文／トロントの法輪功学習者

　【明慧日本2023年12月15日】天国楽団と腰太鼓隊は、2023年12月3日午後3時、バーリントン市のクリスマスパレードを終え、今年のクリスマスパレード活動の幕を閉じた。2023年12月3日現在、法輪功学習者（以下、学習者）は、カナダのトロント周辺の10都市で行われたクリスマスパレードに参加した。そして、学習者たちは、法輪大法の福音を地元の人々に広め伝えた。

　トロントの天国楽団は、2023年12月2日午前11時にボルトンに向けて出発し、第50回クリスマスパレードに参加した。同日の午前10時、トロントの腰太鼓隊はエトビコに向けて車で出発し、地元のクリスマスパレードに参加した。12月3日午後2時、天国楽団と腰太鼓隊は、車で約1時間の距離にあるバーリントン市に向かい、今年最後のクリスマスパレードに合同で参加した。

　天気が悪くて寒くても、両沿道の人々は、クリスマスパレードを心待ちにしていた。天国楽団と腰太鼓隊が通り過ぎると、子供を抱いた両親が音楽のリズムに合わせて揺れ動き、子供たちは、天国楽団が演奏するクリスマス曲「ジングルベル」に合わせて歌いながら、親しい仲間たちと踊った。演奏が終わった後、両沿道の観客は、熱烈な拍手と歓声を送った。地元の人々は、学習者が真・善・忍を地元にもたらしてくれたことに感謝し、それが自分たちが必要としているものであることを表した。

12月2日午前11時にボルトン市に向かい、第50回クリスマスパレードに参加したトロントの天国楽団

12月2日午前10時、エトビコに向かいクリスマスパレードに参加したトロントの腰太鼓隊

12月3日午後2時、バーリントン市に向かい今年最後のクリスマスパレードに合同で参加した天国楽団と腰太鼓隊

　地元の人々「真・善・忍こそ私が必要としているものだ」

真・善・忍が人々を冷静にすることができると語るマヒムさん

　カナダのバーリントン市に在住のマヒムさんは、カナダのスコシアバンクで働く職員である。彼女は、天国楽団が通り過ぎるのを見かけ、音楽に合わせて体を揺らし、天国楽団の演奏をスマートフォンで撮影した。マヒムさんは「彼らの演奏する音楽の迫力と、衣装や色彩の独特さが、私にとって最も印象的でした。彼らの表現は、すべてのパレード隊の中でも特に際立っていました」と語った。

　天国楽団の全メンバーが、真・善・忍に基づいて修煉していることを知った時、マヒムさんは「私は、真・善・忍こそが私が必要としているものであり、今、すべての人が必要なものだと思っています。なぜなら、今、ほとんどの人が、どうすれば良い人であるかを忘れてしまっているからです。コロナ禍以降、人々は皆、いら立っています。真・善・忍の原則は、私たちをリラックスした状態にさせ、徐々に冷静にさせることができます」と語った。

　「真は、信頼関係を築くのに役立ちます。人々が善を欠いているからこそ、今の人々は粗暴になり、忍を失ったことで、私たちは徐々にイライラするようになってしまいました。これは私が努力するべきところです」

息子に天国楽団の動画を見せたいと思ったアンドレイさん

　パレードを見ていたアンドレイさんは、自分が天国楽団の演奏を見逃したことに気づいた。彼は、すぐにスマートフォンを取り出して、天国楽団を追いかけ、録画し始めた。アンドレイさんは「私は息子と分かち合うためにビデオを撮っています。彼は学校のバンドでサックスを吹いています。今回、私は初めて天国楽団の音楽を聞きました。私は彼らの音楽がとても元気づくものだと感じました。私は今までにこんなパレード隊を見たことがありません」と語った。

　学習者が真・善・忍の基準に基づいて修煉していることを紹介した時、アンドレイさんは「これはとてもすばらしい原則で、誰もが遵守すべきものであり、また、この世界がまさに必要としているものです。もし、人々がみな真・善・忍に基づいて行動したならば、この世界には戦争や抑圧がなくなり、世界は平和で美しい場所になるでしょう」と語った。

　法輪大法が好きで書籍を購入した

楽団の練習中に立ち止まって見ていたタニシャさん

　ボルトンでのパレードが正式に始まる前に、天国楽団は待機エリアで練習していた。タニシャさんは、天国楽団が練習している時に立ち止まって見ていた。タニシャさんは「もともと別のバンドを見に行こうと思っていたのですが、天国楽団の演奏を聴いた瞬間、すっかり心を奪われてしまいました。そのまま立ち止まって、彼らの練習を見続けました。彼らの音楽がとても気に入りました」と語った。

　タニシャさんはさらに「私は法輪大法の真・善・忍の原則がとても好きです。私は、この三文字は互いに高め合うものだと思います。人は誠実になってこそ、他人を大切にすることができます。たとえ異なる意見を持っていても、寛容と忍耐を学ぶべきです。忍耐を学ぶことで、より善良な人間になることができます」と語った。

『轉法輪』を購入し、ちょうど読み始めたところだというソニアさん

　ボルトン在住のソニアさんは、天国楽団を見た時、とても感動して「私はここで法輪功の隊列を見ることができてとても嬉しいです。私は天国楽団の音楽がとても好きです。私は、ついさっき『轉法輪』という本を買ってきて、読み始めました。法輪大法についてもっと知りたいと思っています」と語った。

真・善・忍は精神的な三大支柱であると語るトレイシーさん（右）とシェリルさん（左）

　トレーシーさんとシェリルさんは家族と一緒にパレードを見ていた。天国楽団が彼女たちの前を通過すると、彼女たちは楽団に合わせて拍手し、（天国楽団の演奏について）話し合いをした。シェリルさんは「私たちは初めてこの音楽を聴きましたが、私はとても気に入りました。私は、楽団の中でフルートとピッコロ（訳注：フルートよりも1オクターブ高い音が出る楽器）があるのを見て、とても驚きました」と語った。トレーシーさんも天国楽団の音楽がとても好きだと語った。そして、彼女は「彼らは息が合っていて、リズムが揃っていて、歩調が一致しています。私は彼らの服装の色が好きです。私は楽団を組むのがどれほど難しいかを知っていますので、彼らはとても素晴らしい演奏をしていて、彼らを尊敬しています」と語った。

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自分から家族に法輪功を紹介したジーンさん

　ジーンさんは、天国楽団の前で「法輪大法」と書かれた横断幕を見た時、家族に法輪功を紹介し始めた。ジーンさんは「私がバンクーバーにいた時、学習者が迫害停止を訴えて平和的な抗議活動をしているのを見ました。また、バーリントン市でも、公園で学習者が煉功しているのを見ました」と語った。

　中国で学習者が残酷な迫害に直面していることについての説明を受けた時、ジーンさん「私は、真・善・忍の原則は間違っていないと思います。むしろ、とても平和的だと思います。私は、なぜ、こんなに平和的な修煉団体が政府の迫害を受けるのか理解できません」と語った。