ーー英国のハント卿「私達は最高品質の作品を見ました」

　【明慧日本2024年1月7日】（明慧記者英梓、李若雲総合報道）2024年の元旦に当たり、米国神韻芸術団は、日本、アジア、ヨーロッパの英国バーミンガムとイタリア・フィレンツェ、そして米国のヒューストン、ダラス、サンノゼ、ボストン、フロリダなどの都市で、同時に新たな公演を行った。そして、各地の劇場は満員となった。純善・純美な公演は、共産主義以前の中国を垣間見せ、会場の数え切れないほどの多くの主流社会の観客に唯一無二の芸術体験、希望、そして祝福をもたらした。

　各地の会場の観客は、神韻アーティストたちの純粋で善良な心、卓越した技能、全身全霊の取り組みに対して絶賛を惜しまなかった。また、観客は神韻が真の中国を見せてくれたことに感謝した。観客は、公演が人の神性（訳注：人間が本来持っている誠実さ、善良さ、寛容さなどの良質な性質）を呼び覚まし、誠実さ、善良さ、寛容さの美しさを人々が感じることができると実感した。

クリスマスの翌日、2023年12月26日～2024年元旦まで神韻北米芸術団は米国最大の都市・テキサス州ヒューストンのヒューストン・ジョーンズ・ホール・フォー・ザ・パフォーミング・アーツ（Jones Hall for the Performing Arts）で7日間10公演を行い、すべて満席となった。上図は劇場外観で、下図は12月31日午後の公演の様子で公演会場は満員の大盛況だった（大紀元）

　ヒューストンで10公演連続満席で州議員「神韻の演出はとても美しく壮観です」

　ヒューストン港は、米国で最も繁忙な港であり、世界で6番目に大きな港である。今年、米国神韻北米芸術団は、テキサス州ヒューストンのヒューストン・ジョーンズ・ホール・フォー・ザ・パフォーミング・アーツ（Jones Hall for the Performing Arts）で7日間で9回の公演を行い、すべて満席となった。一部の公演では、観客の需要を満たすために、通常は開放していない座席を開けなければならなかったほどであった。

　テキサス州議会は、12月5日に第48号決議案を可決し、神韻芸術団が18年間にわたって社会に果たしてきた卓越した貢献を称賛した。テキサス州議会は、神韻公演に対する認可（訳注：神韻公演の価値や意義を認めること）を示すために、神韻に公式褒賞状を授与し、2023年12月26日を「神韻の日」として宣言した。

2023年12月30日にヒューストンの「ヒューストン・ジョーンズ・ホール・フォー・ザ・パフォーミング・アーツ」で神韻芸術団に国会褒賞状を授与しヒューストンの「神韻芸術週間」を祝福したテキサス州第18選挙区の連邦下院議員・シーラ・ジャクソン・リー氏

　テキサス州第18選挙区の連邦下院議員・シーラ・ジャクソン・リー氏は、昨年も神韻芸術団に褒賞状を授与した。シーラ・ジャクソン・リー氏は「この芸術の美しさは、中国の物語を私たちに伝えてくれます。共産中国以前の中国芸術は、ヒューストン市民にとって、力強い宣言です」と大いに褒めたたえた。そしてさらに「私はみなさんの全米各地での公演を祝福したいと思います」と語った。

　ジャクソン・リー氏は、この劇場で前シーズンの神韻公演を鑑賞した。そして、ジャクソン・リー氏「私はみなさんに保証します。神韻アーティストたちが表現するのは、中国の偉大な（伝統）文化の、美しく深みのある紹介です」と語った。

2023年12月29日夜、米国ヒューストンにあるヒューストン・ジョーンズ・ホール・フォー・ザ・パフォーミング・アーツで神韻北米芸術団の本公演シーズンの5回目の公演を鑑賞したテキサス州第15区州議員のスティーヴ・トート氏と妻のバベット・トート氏（大紀元）

　「私は（神韻）が大好きです！」。テキサス州第15選挙区州議会議員のスティーブ・トート氏は、「公演のすべてのプログラムがとても気に入っている」と語った。スティーブ・トート氏は「神韻公演は、とても美しく壮大で、力強く、とても楽しめました」と語った。

　トート氏は、米国の批判的種族理論（CRT）とマルクス主義の嘘を取り除くことに尽力している連邦下院議員である。今回初めて神韻を鑑賞し、トート氏は「マルクス主義は、無神論を導入しようと試み、無神論によって神の存在を抹殺しようとしました。しかし、神韻は、伝統中国（訳注：中国伝統文化）の美しさを、そしてマルクス主義が破壊し、破壊しようと試みたものを映し出しています。神韻は、これらの伝統文化に新たな息吹を与えました。これは非常に力強いことだと思っています」と語った。そして、トート氏は「共産主義は、美を抑圧することはできません」と語った。

　トート氏の妻・バベット氏は「神韻は、私に希望を与えてくれました。彼らは屈服せず、迷わず、迫害は彼らの精神を破壊できませんでした」と語った。

　バベット氏は「神韻公演を通して、マルクス共産主義が中国に与えた影響を目の当たりにし、その迫害がいかに残酷なものであるかを再認識した」と語った。また、バベット氏は「アメリカ人も早期に認識してほしいと願っている」と語った。

　バベット氏は「神韻アーティストたちが、米国の若者たちに共産主義が米国にもたらすものが何かを彼らに教えてほしい」と希望した。

　神韻がフィレンツェで、チケット入手が困難になりイタリアの貴族たちが目を見張った

　今年のクリスマスの後、米国神韻芸術団は、イギリスと、ヨーロッパ中世の重要な文化・商業・金融の中心地であり、ルネサンス運動の発祥地であり、芸術と建築の発祥地の一つであるイタリアのフィレンツェへに2つの芸術団を同時に派遣し、ヨーロッパでの巡回公演を開始した。

　今年の公演で、神韻はイタリアの6つの都市で少なくとも29回の公演を行い、1カ月以上をかけて巡回する。過去数年間、神韻はイタリアで連続して好調なチケット売り上げを記録し続け、その名声は遠くまで轟き渡り、巡演規模は年々拡大している。今年も公演前にチケットが完売し、多くの都市で満席となった。特に高額なチケットはすぐに売り切れた。

　イタリアの公演主催者によると、神韻公演のチケットは、発売以来ずっと売れ行き好調である。神韻はまだ到着していないのに、パルマとウーディネのすべての公演チケットはすでに売り切れており、トリノとミラノの週末公演もほぼ売り切れである。観客の需要に応え、主催者はトリノ、ミラノ、パルマの3都市で追加公演を実施したが、追加公演のチケットもすぐに売り切れた。

2023年12月27日～12月31日まで、米国神韻環球芸術団はイタリア・フィレンツェの五月音楽祭劇場で5回の公演を行いすべて満席となった。写真は12月27日の夜の初日公演の盛況な様子（大紀元）

　12月31日午後、イタリア南部の貴族出身で、スイスのチューリッヒで自身の建築会社を創業したドナート・ピサネリ氏が、イタリア・フィレンツェの五月音楽祭劇場で行われた神韻の第5回公演を鑑賞した。

「神韻はとても素晴らしいと思います」と語るイタリア南部の貴族出身であるドナート・ピサネリ氏（大紀元）

　今回、ドナート・ピサネリ氏は初めて神韻を鑑賞した。「私は実は劇場にあまり行かないほうなのですが、友人が私の好みを理解して、神韻を強く勧めてくれました。そして、実際に初めて観賞してみたら、本当にすっかり引き込まれてしまいました」

　「演目は多彩で、どれも素晴らしく、すべての物語がとても興味深いです」。ドナート・ピサネリ氏は「例えば、衣装はとても精妙（せいみょう：細部まで行き届いて美しい）で美しく、舞台のデザインもとても美しい」と神韻公演のあらゆる面を称賛した。

　ドナート・ピサネリ氏は「オーケストラは生演奏で、同調しており、すべてが同調して進行していました。とても壮観でした。私は、この舞踊と音楽に本当に感銘を受けました。生涯忘れられないものになりました」と語った。

2023年12月30日の夜、フィレンツェで開催され五月音楽祭劇場で行われた神韻の4番目の公演を鑑賞した、イタリアの百年の歴史を誇るサッカークラブのスポーツディレクタージャンルカ・ピオラ氏と妻・ヴィヴィアン・ベルティーニ氏（大紀元）

　ジャンルカ・ピオラ氏は「これは一つの伝統文化の旅です」と語った。ジャンルカ・ピオラ氏はまた「公演を見逃した人は、素晴らしい体験を逃したことになります」と語った。

　ピオラ氏は「彼らは、想像を絶するプロフェッショナルです。彼らのダンスは、一見シンプルに見えますが、2時間連続でそのレベルを維持するのは並大抵のことではありません。男女のダンサーが交代で演じており、したがって彼らのプロフェッショナルなレベルは非常に高いです」と神韻アーティストたちを称賛した。

　「ですから、私は本当にすべてのアーティストに感謝しています。演奏家も舞踊家も、本当にありがとうございました！」とピオラ氏は語った。

　（続く）