文／中国の大法弟子

　【明慧日本2024年1月12日】修煉は非常に厳粛であり、私たちは小さなことや自分の考えの一つ一つに注意を払う必要があります。いくつかの例を紹介したいと思います。

　恐怖心を抱くか安全に注意を払うか

　同修Aさんが、法輪大法の真実を明らかにしたとして連行されたため、彼女が釈放される際に「私たちの地域は危険です」と同修Ｂさんに言いました。そして「私たちは、家で法を学ぶべきで、外に出て人々に法輪大法の話をしないでください」と話しました。

　同修Bさんは「法をよく学び、安全に注意しなければなりません。しかし、それを理由に真実を明らかにするのを止めるのは正しくないと思います」と言いました。

　同修Aさんは、同修Bさんが正しいと悟り、Aさんは、法輪大法と中国共産党を脱党することの重要性について人々に伝え続けました。数日後、同修Aさんは中国共産党組織を脱退することに同意した人々の名前のリストを持って戻ってきました。しかし、その時もAさんは同修Bさんに「なぜ私たちは毎日、そうしなければならないのか分かりません」と聞きました。

　同修Bさんは同修Aさんに、「これは師父（法輪大法の創始者）が私たちに望んでおられることで、私たちの使命なのです。なぜ必要ないと思うのですか？　結局のところ、非常に多くの中国人が中国共産党によって洗脳されており、歴史がその政権を段階的に廃止する時に危険にさらされることになるでしょう。これを10年も20年も続けている修煉者もいます。彼らはそれがどれほど重要なのかを知っているので決して止めたりしません」と話しました。

　それ以来、同修Aさんは人々に真実を明らかにし、中国共産党から脱党を促すために、ほぼ毎日熱心に外に出ています。

　修煉方法

　同修Cさんの家族は代々仏教を信仰しており、彼女は両親が信仰している仏像を受け継ぎ、師父の肖像画の隣に置いていました。彼女は、師父は『轉法輪』で開眼について説かれているので、仏像の隣に師父の肖像画を置き、開眼して頂くために師父の法身をお招きしたと言いました。しかし、別の学習者は、大法には師父は一人しかいないので、師父の肖像画の隣に仏像を置くのは適切ではないと同修Ｃさんに忠告しました。彼女は師父に敬意を表したとき、それらの仏様も崇めていたのではありませんか？　Cさんはそのことを理解し、仏像を寺院に寄贈しました。

　病業を認める代わりに師を信じる

　70代の年配の女性の同修Ｄさんは最近、糖尿病の症状を発症しました。彼女の視力は急速に悪化し、自分自身の世話をすることが困難になりました。同修Dさんを訪ねたとき、年配のDさんは「もしこれで自分の業を返さなければならないのなら、私はただそれを受け入れるでしょう」と言いました。

　同修は、Dさんに法を正す時期の大法修煉者として、私たち全員には果たすべき使命があることを思い出させました。Dさんが失明したとすれば、それは旧勢力の計略でDさんを妨害していたに違いありません。したがって、同修Ｄさんはそれを認めてはなりません。Dさんもそれに同意しました。彼女は正念を強め、師父の教えを学び、煉功することに、より多くの時間と努力を費やしました。彼女の視力はすぐに改善しました。

　執着心を見つけ、放下することについて

　同修Eさんは、数人の修煉者が面識の無い他の人の前で同修Ｅさんに失礼な態度をとったことに腹を立てました。彼女がそれについて不平を言うと、それを聞いていた年配の同修は、同修Eさんにこれらの修煉者があなたの心性の向上を助けてくれているのだから、これは良いことだと考えるべきだとＥさんに伝えました。すると同修Eさんは「彼らの助けは必要ありません！」と口走りました。しかし、その言葉が口から出た直後、Eさんは師父の教えを思い出して後悔しました。結局のところ、もし師父がその試練を按排したのなら、彼女は師父の助けを断ったことになるのではないでしょうか？　Ｅさんは自分の内面を見つめ、自分の数多くの執着を見つけた後、すぐにそれを乗り越える事が出来ました。

　ある夫婦は子供たちとの、困難で終わりのない苦難に悩まされていました。夫はこう言いました。「ロープを見つけて首を吊りたい。もうこんなことには関わりたくない」、妻も同じように思っていて、自分が先に死んでもいいのか、とさえ同修の皆に尋ねました。このことを聞いた他の修煉者たちは、自殺は法輪大法の教えに反することは言うまでもなく、話す言葉を修煉しなければならないこと、苦難を求めてはいけないことを夫婦に忠告しました。夫婦は、子供たちとの問題を避けるべきではなかったと気づきました。むしろ、大法の教えに従って子供たちと向き合い、解決するべきだったのです。それ以来、夫婦は大幅に向上して、それらの苦難に悩まされることはほとんどなくなりました。