　【明慧日本2024年2月6日】（明慧記者高思羽、景如玉共同取材）神韻の8つの芸術団が2024年1月14日、アジア、ヨーロッパ、アメリカの3つの大陸で同時に公演した後、神韻への人気は高まり続けている。神韻公演は、ファッションの都ミラノ、英国のミルトン・キーンズ、米国のノースカロライナ州ローリー、ダラス、南カリフォルニアのエスコンディードなど、各地で満席となった。また、神韻を初めて迎えるプエルトリコでは、6公演のチケットが事前に完売した。

　観客たちは、神韻がもたらす真の中国の伝統に感謝した。ある観客は、神韻を「新年始めの奇跡のような贈り物」と評し、神韻を観ることで「中国文化の真髄を理解しました」と語った。そしてさらに「人の神性（訳注：人間が本来持っている善良さ、寛容さ、美しさなどの良質な性質）は、非常に重要です」、「特に、今日の科学技術社会において、人と神とのつながり、そして、天からの精神的な指導が最も重要です」と語った。

　ある人は8年待ち続け、ついに神韻公演を鑑賞することができた。また、ある人は紆余曲折を経て、本来3時間かかる道のりを7時間かけて劇場に駆けつけた。しかし、公演に間に合い、アーティストたちが観客に「かけがえのない宝」をもたらしてくれたことに感動して、涙を流した。ある人は、公演を観終わった後「喜び、幸福、安らぎ」を感じながら家に帰った。

2024年1月16日と21日米国神韻環球芸術団は、イタリアのミラノにあるアルチンボルド劇場で7公演を行い、すべて満席。チケットは入手困難であった。写真は1月19日、夜公演の盛況な様子（大紀元）

2024年1月17日と18日神韻新紀元芸術団は、英国のミルトン・キーンズにある劇場の3公演は、すべて満席で立ち見席も出た。写真は17日夜の公演終了時、出演者が観客の拍手に応える様子（大紀元）

2024年1月20日と21日、神韻新世界芸術団は、米国のノースカロライナ州ローリーにあるマーティン・マリエッタ・センター・フォー・ザ・パフォーミング・アーツのメモリアル・オーディトリアムでの3公演はすべて満席であった。写真は20日公演終了時、神韻アーティストたちが観客の拍手に応える様子（大紀元）

2024年1月16日〜18日午後、神韻世界芸術団は、米国のカリフォルニア州エスコンディードにあるカリフォルニア芸術センターで3公演を行い、すべて満席であった。写真は18日午後の公演会場の盛況な様子（大紀元）

　イタリア教育功労省政務次官が「神性（訳注：神聖な存在）は俗世間を超越します」と神韻を絶賛

2024年1月21日午後、神韻公演を観賞したイタリア教育功労省政務次官のパオラ・フラシネッティ氏（新唐人テレビ）

　神韻芸術団は、クリスマス後にイタリアの4都市で26公演を行い、全ての公演が満席となった。1月21日午後、イタリア教育功労省政務次官のフラシネッティ氏は、イタリア・ミラノのアルチンボルド劇場で行われた神韻環球芸術団の最終公演を観賞した。

　オペラ発祥の地であるミラノで、イタリア教育功労省政務次官のパオラ・フラシネッティ氏は、神韻環球芸術団の公演を観賞し、神韻の歌手について「非常に傑出している」と絶賛し深い感銘を受け「ソプラノ歌手は非常に素晴らしいです。私には、彼女が非常に高い水準を持っているように見えます」と語った。同時に、フラシネッティ氏は神韻の歌詞が好きだと語った。なぜなら「歌詞は本当に神聖に満ちています。歌手は美しい歌声によって、俗世間を超えた神聖な理念を具体化していました」と述べた。

　フラシネッティ氏は「演出は目を見張るほど美しく、観る者の胸を熱くさせます」と語った。

　そして、さらに「神韻は社会に肯定的な影響を与えています。演出は人々を惹きつけ、千年の歴史を持つ中国文化への関心を高め、神韻アーティストへの感謝の気持ちも高めています」と語った。

　ミラノを州都に持つロンバルディア州の議員が祝辞を発表

　神韻がミラノ公演初日を迎えた際に、イタリア上院議員であり、元外務大臣を務めたジュリオ・テルツィ氏より、La Voce del Patriotaのウェブサイト上で歓迎の祝辞が発表された。

ジュリオ・テルツィ氏は、a Voce del Patriotaのウェブサイトで神韻ミラノ公演への歓迎の祝辞を発表した（画面はウェブ上のスクリーンショット）

　テルツィ氏は、イタリアの現政権であるイタリア兄弟党の外交委員会委員長であり、ミラノを州都に持つロンバルディア州選出の上院議員である。テルツィ氏は祝辞の中で、神韻芸術団がミラノのアルチンボルト劇場で非常に優れた作品を上演し、共産主義以前の中国の姿を表現したことを称賛した。

　またテルツィ氏は、神韻公演が感動的で活気に満ち溢れ、色彩鮮やかであるだけでなく、精神的な内涵を重視している点を称賛した。そして「これは、北京の共産党政権が20年以上も抑圧しようとしてきたものです」と述べた。「しかし、アーティストの高い専門性と法輪大法学習者の不断の努力によって、共産党政権の試みは失敗しました」。テルツィ氏は「彼らは、共産主義到来以前、千年もの歴史を持つ中国古典文化を再現しています」と述べた。

　祝辞の最後に「神韻アーティストと関係者の皆様、世界で最も美しい上演の一つに創りあげていただき、ありがとうございます」と述べた。

　米国の経験豊富な州議会議員「神韻は見事な芸術作品です」と絶賛

2024年1月20日と21日、3公演を行い、いずれも満員となった。写真は20日の公演で熱演を終えたアーティストたちに観客が盛大な拍手で称賛している様子（大紀元）

　2024年1月20日夜、ヴァージニア州の経験豊富な政治家であるケネス・R・プラム氏と夫人は、フェアファックスにあるジョージ・メイスン大学芸術センターで神韻北米芸術団の2回目の公演を鑑賞し、「神韻は舞踊、芸術性、製作の全てにおいて、言葉で表せないほどの素晴らしい芸術作品です」と語った。

1月20日夜、フェアファックスにあるジョージ・メイスン大学芸術センターで、神韻北米芸術団の2回目の公演を鑑賞したヴァージニア州の政治家ケネス・R・プラム氏

　プラム氏は、ヴァージニア州で44年間州議会議員を務めた経験豊富な政治家である。また、ヴァージニア州民主党の議長も務めた。伝統的な価値観を復興させ希望をもたらす公演を鑑賞し、プラム氏は感謝の気持ちで「神韻は、異なる国の文化に関する重要な物語を語り、とても素晴らしいです。私は深く感動し、強い印象を受けました」と語った。

　神韻芸術団は、中国五千年の伝統文化を復興することを目的としている。プラム氏は、伝統文化が社会を維持する上で非常に重要な役割を果たしている、ということについて「（神韻が表現する）伝統は全ての人類の伝統であり、中国人にのみ属するものではありません」と強調した。

　プラム氏は「中国共産党（以下、中共）が言論の自由を極端に制限し、人民を支配しようとするあまり、神韻の公演を許可しないのは、非常に残念なことです。アメリカに住む私たちにとって、中共は正反対の存在です」と語った。

　商学部の学部長「神韻が伝えるポジティブなメッセージは心と体を豊かにします」

　2024年1月20日と21日、ジョージ・メイスン大学商学部の学部長であるアジャイ・ヴィンゼ氏は、同大学芸術センターで行われた神韻北米芸術団の2つの公演を鑑賞した。

初めて神韻公演を鑑賞し「視覚と聴覚の両方を楽しめる素晴らしい体験」と絶賛したジョージ・メイスン大学商学部の学部長であるアジャイ・ヴィンゼ氏（新唐人テレビ）

　ジョージ・メイスン大学商学部の学部長であるアジャイ・ヴィンゼ氏は、神韻芸術団の中国伝統文化の継承に貢献する努力に深く感謝し、「みなさんの国の文化を私たちと共有してくれて感謝します。神韻公演の鑑賞は、私たちの心と体を豊かにしてくれます」と語った。

　そして、「神韻公演における、ダンス、音楽、そしてその他の要素が完璧に調和し表現されている様子を、とても興味深く感じました」と語った。ヴィンゼ氏は、神韻公演は単なる色彩や音符の流れではなく、音楽とダンスを完璧に表現しており、非常に興味深く見応えがあった。他には、神韻の演目におけるストーリーの内容も非常に優れている、とも語った。

　ヴィンゼ氏は「神韻公演は、調和、平和、積極性といったメッセージを伝え、人間は安らかで平和な心で生活するべきだと伝えています」と述べた。

　さらに「世界中の人々は共通して平和を求めており、互いに慰めを求め、共に生きる方法、そして平和で調和的に生きる方法を探しています」と語った。

　ヴィンゼ氏は、神韻公演は非常にポジティブなエネルギーを発しており観客に心地よいと感じさせてくれる、と絶賛した。

　（続く）