　【明慧日本2024年3月8日】ニューヨークの中で3番目に大きな華人コミュニティであるブルックリンの8番街で3月3日、約千人の法輪功学習者が盛大なパレードを行った。このパレードは、4億2千万人の中国人が中国共産党（中共）から脱退したことを祝うとともに、現地の住民に法輪大法の福音を伝え、中共による法輪功学習者への残酷な迫害を暴露し、迫害を停止するよう呼びかけた。

　週末の8番街はとても賑やかだった。パレードの隊列は出発点の41番街から終点の59番街まで、十数通りにわたって続いていた。勇壮な楽団、獅子舞、龍舞、色とりどりの旗と横断幕、太鼓の音、花飾りの船など、壮大な光景が目の前に広がり、多くの市民や観光客が道路脇に立ち、写真やビデオを撮っていた。

約千人の法輪功学習者は3月3日、ニューヨークで3番目に大きい華人コミュニティであるブルックリンの8番街でパレードを行い、4億2000万人の中国人が中国共産党（中共）から脱退したことを祝った

　新しい移民「中国本土で見られない、とても衝撃的な光景だ」

　米国に来て2カ月の呉さんは、「横断幕に書いてある『伝統に回帰すれば、人類に道が開ける』を見て、共感しました。中国共産党はすべての国家資源を操り、伝統を破壊し、中国人の生きる道を断ちました」と語った。

　米国に長年移民している賈さんは、何度も法輪功学習者のパレードを見たことがあったが、今日もまた見に来た。

　中国から来たばかりの朱さんも、中国本土では見られないので、衝撃を受けたと語った。

　主催者である脱党サービスセンターの易中原会長は、パレードを通して、より多くの人々、特に中国本土からきた移民に脱党（三退）の意義と影響を知ってもらいたいと語った。

　易会長は「すでに4億2000万人が中国共産党の邪悪な組織から脱退しており、これほど厖大な人数が脱退したことは、人心の大きな変化をもたらした」と述べた。三退によって、人々は恐れなくなり、勇敢に中国共産党の邪悪を暴くようになって、ましてや中国本土では公然と「共産党を倒そう」と叫ぶ人もいるという。

　パレードの主役を務めた「法輪大法天国楽団」は、「宝物を届けえる」、「法輪聖王」、「聖なる歌」などの曲を披露し、通りの両側の通行人は、写真を撮りながら、「とてもいい！この音楽が大好き」「このようなパレードは初めてみた」「楽団は見事だ！」などと言った。

　その後、中国語と英語の書籍『転法輪』の模型、龍舞チーム、功法の実演などが続いた。中国人は、「あなたたち（法輪功）はとてもいい！」「私たちは誇りに感じる」。「『真、善、忍』3文字がとても素晴らしい！　記事の中で読んだことがある」「みんなが真、善、忍を実行すれば、世界は平和になる」と言った。

　第二部は「法輪功への迫害を停止せよ」がテーマの隊列だ。中国共産党は1999年7月20日から法輪功を迫害始まって以来、今年で25周年になる。この重大な節目を記念して、法輪功学習者は引き続き自由と人権のために闘い続けている。

法輪功への迫害を停止するよう呼びかける

　現場にいた民衆は大きな声で「私は中国共産党（中共）は大嫌い、それ（中共）は悪魔だ、とても悪い。私は法輪功を支持する、永遠に！」と叫んだ。

脱党サービスセンターのチームが、4億2600万人が中国共産党の組織から脱退したことを支援

　『共産党についての九つの論評（九評共産党）』が2004年11月19日に出版されてから、中国共産党から脱退するブームを引き起こした。今年、九評共産党が出版されて20周年になる。全世界で4億2600万人以上の人が共産党を脱退した。

　中国民主人権連盟の金秀紅会長は、「我々は公然と大胆に法輪功を支持すべきだ、共産党を排除しよう！　迫害に抵抗しよう！　臓器摘出に抗議しよう！」と呼びかけた。

　新しい移民が初めて法輪功のパレードを見て「とても驚いた」

　劉さんは、法輪功のパレードを見るのは初めてだった。劉さんは以前、中国共産党によるデマの宣伝を信じて、法輪功学習者は「教養がなく、無知で、田舎出身者が多い」と思っていたが、今日のパレードを見て、「法輪功学習者は非常に素質が高く、若い人が多く、子供や外国人もいる。これまで聞いていたことと全然違うので、とても衝撃を受けた。動画を撮って友達にも見せたい」と言った。

　鄭さんは仕事でニューヨークに出張しており、日曜日に初めて法輪功のパレードを見た。彼は法輪功のパレードと衣装が気に入ったという。「衣装もいいし、隊列もきちんとしていて、その辺の元旦のパレードより素晴らしい」と言った。

　鄭さんは10年前から法輪功を知っていた。「こんなにたくさんの人がやっているのだから、法輪功はいいものでしょう、そうでないとこんな人数になるわけがない。私は動画を撮って友人に送り、この問題について考えてほしいと思った。真・善・忍には悪いことはなく、政府が良いと言えば良い、悪いと言えば悪いというのはありえない」と言った。

　広東省からの移民「真・善・忍は何千年にもわたって正しい」

　地元に住む劉さんは、毎年法輪功学習者のパレードを見ているという。「私は法輪功を知っています。法輪功はとても良い人達です。こんなにたくさんの人が愛好しているし、アメリカや世界中で支持されています。中国だけが迫害をしているので、世論の圧力が必要です」と言った。

　地元住民の林さんは、パレードを見て気分が高揚したという。「以前にもパレードを見たことがあるが、今回ほど真剣に見なかった。パレードは形が整っており、見ていてとても心地よく、全身に高揚感を感じた」と言った。

　広東から移住してきた年配の陳さんは、自宅ビル前のベンチに座ってパレードを見ていた。「私は法輪功を支持しています。彼らには引き続き頑張ってほしいと願っています。真・善・忍は何千年にもわたって正しいのです」と言った。

　陳さんは、中国共産党と独裁政権の歴史を知っている、共産党は暴力でいかなる反対の声をも弾圧するのだと述べた。「なぜこんなたくさんの人が中国を離れたのか？　もし共産党が本当に良い党なら、中国から逃げ出す人はこんなに多くないはずだ。中国が本当によく発展し、自由であれば、みんな戻っていくはずだ。だから、現実は共産党が宣伝しているような事ではない」と言った。

　地元住民「法輪功パレードは中国人の恐怖心を取り除くのに役立つ」

　李さんは、法輪功の真、善、忍は非常に素晴らしいので、引き続き広めてほしいと語った。彼は、「今日感じたことは二つあって、一つは、法輪大法は素晴らしい。毎年八大街でパレードを行っており、地域社会にとってとても良い。二つ目は、米国に来る多くの人々は、まだ共産党を恐れており、法輪功のパレードは、中国人に勇気を与え、中国人の恐怖心を取り除くのに役立つ」と語った。

　地元住民の子甫さんは、法輪功学習者への感謝と支持を示すため、熱心に主催者に手伝って、法輪功の資料を配布していた。彼は、「私は中国共産党に断固反対します。中国で起きていることはとても最悪で、私はこの人たちを助けたいと思います」と語った。

　警察「パレードは壮大かつ綺麗で、真相を教えてくれた」

　沿道で警備にあたっていた警察官のオスマンさんは、パレードの壮観さに感激していた。何よりも、法輪功は中国で残酷な迫害を受けていて、さらには中共より臓器狩りされていることを知っていたため、法輪功学習者に感謝したいと言った。そして、共産党の邪悪さをもっと知りたければ英語の『エポックタイムズ』を見るべきだと話した。