【明慧日本2024年4月19日】ドイツの法輪功学習者(以下、学習者)は3月10日、ケンプテン市の王宮庭園のホフガルテンサールで1週間にわたる「真・善・忍国際美術展」を開催した。46点の絵画は、法輪大法の美しさを表現すると同時に、学習者が中国共産党（以下、中共）による残酷な迫害に屈しないこと、信仰を貫く姿勢を示している。多くの観客は美術展に感動し、家族や友人にも推薦し、作品に感動して涙を流す者もいた。

ドイツ・ホフガルテンサールで開催された「真・善・忍国際美術展」

アルゴイアー日報「真・善・忍国際美術展」を報道

　アルプス山脈の北麓に位置するケンプテン市は、ドイツで最も歴史のある都市の一つであり、アルゴイ地方の政治、行政、商業の中心地である。美術展の会場である王宮は、750年に修道院として建てられた歴史的な建物である。ヨーロッパ風のアーチが広がる450平米の広いホールは、美術展の絵画が並び、全体が静かで厳粛な雰囲気に包まれている。

　地元新聞「アルゴイ日報」は3月6日の特集で、地元で「真・善・忍美術展」が開催されることを報じた。3月9日、政界、経済界、文化界からの招待客が美術展の開幕式に参加した。

　美術展に感動した観客、「アートとコンテンツの完璧な結合」とコメント

　多くの来場者が美術展の作品に深く魅了され、何人かは3回も繰り返し美術展を訪れており、他の人々にも推薦したという。メッセージブックには、「心を打つ展示」「驚くべき絵画」といった称賛の言葉が記されていた。

「アートとコンテンツの完璧な結合」とコメントした夫婦

　美術展では、学習者が各作品の背後にあるストーリーを説明した。学習者の説明を聞いた後、ある若い夫婦は、メッセージブックに「これは忘れられない展示であり、私が体験したことのない方法でアートとコンテンツを完璧に組み合わせています！　わかりやすい説明に心から感謝します。これは私の考えを広げました」と書いた。

　エリザベス・シェンクさん（女性）は美術展を何度も訪れて長時間いたという。また、ケンプテン出身のマヌエラ・ビューラーさんとエルフリーデ・ヘルマンさんは、学習者から各作品の背後にあるストーリーを熱心に聞いた。ヘルマンさんは美術展を見終わった後、「とても良いエネルギーを感じました」と言った。

6歳のジョセフィーヌさん「なんと美しい天使でしょう」

若い夫婦「美術展はとても素晴らしいです。作品の内包は極めて細かく表現されています。人々に法輪大法と中国歴史を理解させます」

　美術展で観客は中共の迫害を目にした

　若い女性は作品「蒙難在中原」（中原における苦難）を見た後、学習者に「世界にこんなこと（学習者への迫害と拷問）があるなんて、信じられない悲劇です」と言った。

「溶于法中」（法の中に溶け込む）の前で記念写真を撮った女性

　女性が絵の前でじっと見ていた。「すべての細部が主題を補完し合っており、作者の高度な技量を感じました。まるで写真のようです」と述べた。また、彼女が最も好きな作品は「溶于法中」（法の中に溶け込む）であり、この作品のすべての細部が魅力的だと感じていると語った。「私はこの絵を数時間連続で鑑賞できます」とも述べた。

　来場者、美術展に感動し『轉法輪』をその場で購入

ウルスラさん（左）とアントンさん夫婦

　ケンプテンからのウルスラさんとアントンさん夫婦は、学習者の解説を聞きながら、各作品を注意深く鑑賞した。アントンさんは最初の絵を見て思わず涙が溢れたという。彼は「流离失所」（流れ離い、居場所を失う）という絵が彼を最も感動させたと話した。絵は、迫害によって故郷を追われた若い女性が、途中で疲れ果てて眠っている様子を描いており、彼女の腕には『轉法輪』が抱えられ、その後、彼女の横に天使が現れている。

　アントンさんは鑑賞した後、法輪大法に非常に興味を持ち、即座に『轉法輪』という本を購入した。

美術展を鑑賞した後、『轉法輪』を購入したガブリエル・カメルラさん

　ガブリエル・カメルラさんは、美術展を訪れた際に学習者に、法輪大法について聞いたことはないが、自分の道を指し示してくれるものを探していると話した。学習者の解説を聞いた後、彼も『轉法輪』を購入し、再び美術展を訪れることを楽しみにしていると言った。