　【明慧日本2024年5月10日】カナダ・バンクーバーの法輪功学習者（以下、学習者）は5月4日、同市の中心部にある芸術館の南広場に集まり、「法輪大法が世界に広まって32周年」、「法輪功の創始者・李洪志老先生の誕生日」、「5.13世界法輪大法デー」の祝賀行事を開催した。

法輪大法の創始者・李洪志先生の誕生日の祝賀行事

祝賀行事で演奏する天国楽団と腰鼓隊

　バンクーバー法輪大法学会のスポークスマン・張素さんは、祝辞の中で「李洪志先生は法輪功を中国国民に伝えられ、共産主義以前の繁栄していた5000年の伝統文化を中国に取り戻しました」と述べた。

バンクーバー法輪大法学会スポークスマンの張素さん

　午後1時頃、「世界法輪大法デー」を祝う盛大なパレードがスタートした。天国楽団、腰鼓隊、法輪功の功法実演からなるパレードの隊列は、バンクーバーの賑やかな繁華街や、バンクーバーのファイブセイルズホテルなどの名所を通った。

「世界法輪大法デー」祝賀パレードで行進する学習者

　広場は、観光客で賑わっていた。パレードを見た多くの通行人は携帯電話で写真を撮り、音楽に合わせて踊り、パレードの警備を担当する警察官は合掌して学習者に感謝の意を表した。多くの人は学習者が配布したリーフレットを真剣に読んだ。

学習者が配布するリーフレットを受け取り説明に耳を傾ける通行人

　メキシコ人観光客「真・善・忍が人類の良知を目覚めさせる」

　バンクーバーを旅行中のメキシコ人のラウルさんは、この日バンクーバー芸術館前を通りかかったとき、学習者が主催した祝賀行事を見て驚いた。そして「ここで中国文化を取り入れたパフォーマンスが見られるとは思いませんでした。この場所はとても美しく、素晴らしく、とても不思議で、人々をとても穏やかな気持ちにさせてくれると感じています」と話した。

メキシコ人のラウルさん

　ラウルさんは、今日の世界は対立に満ちており、法輪功が提唱する真・善・忍の価値観は、まさに現在の社会が必要としており、法輪功が世界中の人々の良知を目覚めさせることを望んでいるという。「私たちの社会には、真・善・忍という価値観が欠けていると思います。私たちはよくこれらの価値観について話します。私は、世界中の人々の良知を目覚めさせたいと願っています。なぜなら、今まで以上に、私たちの行動様式を変え、互いに対する行動様式を変え、手を差し伸べ、本当に分かち合い、私たちに共通するものを理解し始めることが必要だからです」と話した。

　チベット人「法輪功を誇りに思う」

　バンクーバー島から訪れたチベット人のペマ・リグジンさんは、多くの学習者がイベントに参加しているのを誇りに思うと言い、「私は、人々が法輪功に追随していることをとても誇りに思います。彼ら（学習者）がとても勇敢で、パレードの隊列はとても美しく、本当に感動しています」と話した。

パレードを見て感動したチベット人ペマ・リグジンさん（左）

　チベット人として中国共産党の迫害を受けているペマ・リグジンさんは、法輪功の活動がますます大規模になることを願い、「私はあなたたちの組織力を誇りに感じています。私はあなたたちが中国領事館の前で平和的に抗議しているのをよく見かけます。あなたたちはとても勇敢です。あなたたちの行動にはいつも激励を受けています」と話した。

　映画業界関係者「法輪功のリーフレットを読む必要がある」

　この日、バンクーバーに住むタチアナさんは、アクセシビリティ会社でオフィス・マネージャーとして働いている友人のバトリシアさんと市中心部に訪れた。学習者による祝賀パレードのパフォーマンスに惹きつけられ、立ち止まって見ていた。

タチアナさん（右）友人のバトリシアさん

　「みんなが楽しく笑っていて、とてもいい雰囲気です」と話すタチアナさんは、「（法輪功のパレードは）とても好きです。とても素晴らしいことだと思います。彼らはみんなに素晴らしいメッセージを伝えています。私は彼らの色も音楽も、楽しそうな人たちも好きです」と言った。

　映画業界で働くバトリシアさんも法輪功のパレードを楽しんで、「本当に素晴らしい、私はすべてが好きです。皆さんの笑顔、音楽、豊かな色彩、すべてが好きです」と語った。

　2人は学習者と歓談している際に、学習者からリーフレットを渡された。坐禅が好きなタチアナさんは、「学習者が守る同情心、共感の心、坐禅という価値観に賛同している」という。

　タチアナさんは、「法輪功のリーフレットに書いてあることは、すべて100％賛成です」と言い、パトリシアさんは友人の考えに賛同しているという。「私はリーフレットで読んだすべてが賛成です」

　「非常に力強いメッセージです」と話すパトリシアさんは、「例えば、彼らが言った道徳と同情は、すべての人が読む必要のあるメッセージです」と言い、さまざまな考え方があるかもしれないが、最も道徳に近づく角度から問題を考える必要があり、人々は必ずこの方面で工夫しなければならないという。

　クルーズ船乗客「法輪功は心身に有益である」

　クルーズ船でバンクーバーに観光に訪れたリチャード・フランソワさんは、太鼓という楽器が大好きで、芸術館の前を通りかかったとき、法輪功の腰鼓隊が演奏しているのを見て驚いた。

リチャード・フランソワさん

　リチャード・フランソワさんは以前から法輪功のことを聞いたことがあり、「妻は私に法輪大法は精神的な病気が治療でき、免疫系統を和らげることできると言いました」という。

　彼は学習者が守っている真・善・忍の価値観を高く評価し、「多くの人は慈悲心に欠けており、特に同情心が乏しいのです。もし人々がそこから何かを得ることができれば、それはとてもいいことで、社会全体が良くなります」と言った。

　彼は中国共産党による法輪功への迫害を非常に残念に思っている。しかし、それがかえって修煉者をさらに強くしているという。