　【明慧日本2024年5月30日】オーストリアの法輪功学習者が5月4日、首都ウィーンのシュテファン広場に集まり、「世界法輪大法デー」を祝うイベントを開催した。シュテファン広場を訪れた多くの観光客は、法輪功学習者（以下、学習者）のイベントを見て、法輪功について知りたいと言った。オーストリア国会議員は、中国共産党（以下、中共）による法輪迫害の停止を呼びかけた。

5月4日、シュテファン広場で李洪志先生のお誕生日を祝う学習者

　イベント当日、学習者の功法実演が多くの観光客の足を引き留め、携帯電話で写真を撮っていた。「このような騒々しい環境の中で、学習者が静かに坐禅できるのはすごいことだ」と多くの人が言った。中共の法輪功に対する残酷な迫害を知った一部の観光客の表情は真剣になり、率先して反迫害を支持する署名をした。

第五式功法の実演

中共による法輪功迫害の事実を伝え、反迫害の署名を呼呼びかける

煉功の場面を撮影する観光客

　オーストリア国会議員中共の法輪功迫害停止を呼びかける

オーストリア国会議員ペトラ・ヴィマー氏

　オーストリア国会議員のペトラ・ヴィマー氏は、中国の学習者が「生命と個人の自由」という基本的権利を享受できるよう要求する声明を発表した。「彼ら（学習者）はその信念と価値観のために迫害され、拷問され、殺されています」。そのため、同議員はは「国際社会が中国政府に圧力をかけ、迫害を止める」ことを望んでいると呼びかけた。

　オーストリア法輪大法学会スポークスマンが講演した。彼は、1992年5月13日に法輪大法が伝えだされて以来、数え切れない人々が恩恵を受けている事実を聴衆に伝えた。そして「法輪大法を学ぶのは無料ですが、修煉者にとって大法はかけがえのないものです。法輪大法の修煉者は政治に参与せず、中共の前首魁・江沢民は、嫉妬から残忍な迫害を開始しました。無神論を信奉する共産党政権は、利益のために学習者から生体臓器狩りをして売買しているのです」と語った。この話を聞いた多くの人々が率先して署名し、反迫害の意思を表明した。

講演するオーストリア法輪大法学会スポークスマン

　「真善忍は崇高な価値である」

　2人の若者は、1人がオーストリア在住で、もう一人はエジプト人である。そのうちの1人は、医療系の大学に勤めているという。法輪大法の真・善・忍の原則について話すと、その男性は「これは崇高な価値観だ！」と叫んだ。横断幕に書かれた「生体臓器収奪」の文字を見て、2人は学習者に中共による法輪功への迫害の実態を尋ねた。2人は、学習者が生体臓器収奪の最大の被害者と知り、とても悲しいと言った。2人は迫害に反対する嘆願書に署名し、この情報を周りの人に伝えると話した。

　オランダから訪れた家族は、法輪功に非常に興味を持っていた。その家族の母親は法輪功に興味があり、リーフレットを受け取ると、すぐに2人の子供にオランダ語で「真・善・忍」の意味を説明した。子供たちの父親も、学習者が法輪功を紹介するのを熱心に聞き、イベントの大成功を祈った。

　反迫害の署名したドイツ人女性とその母親は、法輪功とは何かを学習者に尋ねた。学習者の説明を聞いたその女性は、この功法はホテル業で働く彼女の疲れを必ず癒してくれると言った。

中国の学習者に声援を送ったドイツ人女性

　中共から脱退する中国人

　イベント当日、学習者は法輪功と中共による法輪功迫害の事実を、色んな言語で観光客に伝えた。一部の中国人観光客は、「法輪大法は素晴らしい」と聞いて頷き、多くの観光客はリーフレットを手にとって読んでいた。同日、6人の中国人観光客が中共組織の党員、青年団、少年先鋒隊からの脱退（三退）を宣言した。