　【明慧日本2024年8月30日】ネット封鎖を突破する者はすでに極端に走り、常人と同じようにネットに依存する執着を形成してしまっています。違いは、常人が普通のネットに依存するのに対して、彼らはネット封鎖を突破することに依存している点です。

　十数年来、ネット封鎖を突破するのがますます難しくなり、現在では非常に困難な状況になっています。しかし一方で、正法の進展に伴い、邪悪はますます少なくなっており、これが社会に反映されると、ネット封鎖はますます維持しにくくなるはずです。しかし、実際にはその逆の状況が生じています。技術的な問題だと考える人もいるかもしれません。技術が劣っているために連戦連敗していると。しかし、世間の事柄は常人には按排され、修煉者には多くの影響を与える要因があります。それらは修煉者の心性によって変動し、「技術が劣る」ことを高次元では誰がコントロールしているのでしょうか？

　人間の次元では、どのような人心がこの状況を促進しているのでしょうか？　毎日ネット封鎖を突破しないと気が済まない、何もすることがなくてもネット封鎖を突破したい、これが癖になり、常人が夕食後にテレビを見たり、携帯電話で遊んだり、パソコンでネットのゲームや娯楽にふけり、感情を発散するのと同様に、ネット依存に陥り抜け出せなくなっているのです。そして多くの時間が無駄にされ、修煉や人を救うための行動が遅れています。これは非常に強い執着です。

　このようなネット依存は、海外の大法弟子の間でもすでに中毒と言えるほどのレベルに達しています。今、ネットに接続しないと気が済まない人がどれほどいるでしょうか？　このようにして、この状況が続けばどうなるのでしょうか？　常人のように毎日ネットに浸る生活を続けていくのでしょうか？

　これは修煉者としてあるべき状態とはかけ離れています。そしてこれは、ネット封鎖を突破することが難しい原因の一つです。1999年7月20日以前の同修であれば、本当の修煉状態がどのようなものかを知っているはずです。しかし今の心性では、毎日ネットに接続しないと気が済まず、ネットに浸ることで、法を学んで、人々を救うための時間が削られています。海外では、ネット封鎖を突破するための資金が次から次へとネット依存者の欲望の渦に投げ込まれています。私たちにそれほどの金銭的余裕があるのでしょうか？　浪費は犯罪ではないでしょうか？

　この執着が続くと、最終的にはネット封鎖を突破することができなくなるかもしれません。