　【明慧日本 2024年9月10日】カナダのトロントで法輪功学習者（以下、学習者）が9月8日、ダウンタウンのクイーンズパークに集まり、集団で煉功を行った。その後、集合写真を撮影し、慈悲深い師父に中秋のご挨拶を申し上げた。通りがかった市民たちは、静かで厳かな煉功の様子を目にし「平和な雰囲気に感動した」と話した。

　法輪大法の基本的な価値観を理解した後、間もなく開催される法輪大法の9日間セミナーへの参加を希望する人もいた。中国本土や香港からの若者たちが大法を受け入れ、中国共産党による法輪功迫害の実態を明らかにする学習者を支持した。

クイーンズパークで集団煉功を披露するトロントの学習者

　ソフトウェアエンジニア「この静かな光景は素晴らしい」

ソフトウェアエンジニアは静かな様子に感銘を受けたという

　ユージン（Eugene）さんはソフトウェアエンジニアだ。クイーンズパークを散歩中に学習者たちの集団煉功の姿を目にし、立ち止まった。

　学習者から法輪功を紹介された後、ユージンさんは自分がストレスを感じた時に家で座禅をして不快感を和らげたことがあると話した。

　「公園で犬の散歩をしていて、ここを通りかかった時に平静さを感じました。こんなにたくさんの人が一緒に座禅をしている光景は素晴らしいです」と述べた。

　大法には無料のオンライン指導クラスがあり、間もなく9日間のセミナーが開催されることを知り、帰宅後にもっと詳しく調べたいとも語った。

　香港出身者「中国共産党の法輪功への迫害は本当にひどい」

　香港出身のダスティンさんは、学習者たちが煉功を行う芝生の傍らに座って、ずっとその様子を見ていた。学習者が大法について紹介すると、台湾の友人が煉功者であると語った。

「私は以前、台湾大学で（煉功者の友人と）一緒に勉強していました。そこには法輪功のサークルがありました」「今朝、同級生から連絡があり、クイーンズパークで煉功があると聞いたので、自転車で来ました。ここに来て煉功の光景を見て、本当に感動しました。実は以前、香港でも法輪功学習者が煉功をしているのを見たことがあります。昔の香港はとても自由な場所でしたが、今は中国共産党の管理下にあって、何も見られなくなってしまいました」

　法輪功学習者が真・善・忍に従って自分を修煉していることに触れると、ダスティンさんは「これは人々に心を修め、善良になることを教える価値観だと思います。とても良いことです。中国共産党による学習者への迫害について知った時、本当にひどいと感じました」と語った。

　会計士「人は自由に信仰を持つべき」

　トロントで働く会計士のルーさんは朝、自転車で運動をしていた時に、学習者たちが整然と煉功をしている光景を目にし、立ち止まってスマートフォンで写真を撮った。「こんなにたくさんの人が座禅をしているのを見るのは素晴らしいです。平静を感じたので、写真に収めたいと思いました」と述べた。

　「真・善・忍の原則に従うのは素晴らしいことです。特に『忍』は、この都市ではなかなか見られません」と述べた。

　ルーさんは学習者に、以前から法輪功学習者が中国共産党に迫害されている団体だと聞いていたが、詳しくは知らなかったと話した。学習者から迫害に関する説明を聞くと、「信仰のために迫害されるべきではありません。人は自由に信仰を持つべきで、中国共産党政権が人々の信仰を決めるべきではありません」と語った。

　中国本土からの留学生「私も真・善・忍に従って生きたい」

　中国本土からの留学生チャック・リー（Chuck Li）さんは、公園にいた法輪功学習者に「法輪功を学びたいです！」と伝えた。チャックさんは学習者に自分の経験を語った。「2日前に中国領事館に行った時、入り口で配布されているチラシを見ました。以前から法輪功についてある程度知っていましたが、詳しくは分かりませんでした。今回、彼らの話を聞いて法輪功にとても興味を持ちました」

　チャックさんはさらに、学習者が従う真・善・忍の原則が自分の心の奥深くに響いたと述べた。「『真・善・忍』というこの3つの言葉は本当に素晴らしいと思います。『真』は真実、『善』は善良、『忍』は忍耐を意味し、この3つの言葉は修煉や良い人になるためにとても重要です。人として生きる上で、この3つの言葉に従うべきです！」彼は繰り返し強調した。「真・善・忍は人の修煉にとてもとても重要です！」

　チャックさんは自分も法輪大法の弟子になりたいと話した。「これからは良い人になり、真・善・忍に従って生きて、将来良い報いを得たい」と語った。その後、学習者からその場で5つの功法を学び、今後地元の法を学ぶ活動や煉功活動にも参加したいと述べた。