　【明慧日本2024年11月1日】（オ－ストラリア＝明慧記者）オーストラリアの法輪功学習者（以下、学習者）は10月26日（土）、「法輪大法修煉交流会」の前日に、シドニーの市庁舎、チャイナタウン、カスタムハウス、ハイドパークなど、市内中心部の多くの繁華街でインフォメーション・ブースを設置した。法輪功の五式功法を実演し、人々に法輪功（法輪大法ともいう）の紹介や、真・善・忍の素晴らしさ、そして中国共産党（以下、中共）による法輪功への迫害の実態を伝える活動を行った。

　シドニーはオーストラリア最大の都市であり、金融の中心地であり、世界的に有名な観光都市として「南半球のニューヨーク」と称されている。活動当日、シドニーは晴天に恵まれ、春日和がとても清々しく感じた。学習者が身に着けた鮮やかな黄色のジャケットが、週末に特別な彩りと平和なエネルギーを添えてた。

　多くの人々が足を止め、学習者による功法実演を観賞し、そして迫害の実態を伝える資料を受け取った。また、中共による法輪功への迫害を制止する署名を集め、学習者の平和的な反迫害を支持した。人々は「真・善・忍」の価値観を称賛し、「誰もがこれらの価値を実践し、守るべきだ」と話す人もいれば、中共による善良な人々への迫害を非難する人々もいた。

シドニー税関ビルディング前での集団煉功

シドニー税関ビルディング前で法輪功迫害の実態を伝え、迫害を制止する署名を集める

シドニー市政府前での集団煉功

シドニー市政府前で法輪功迫害の実態を伝え、迫害を制止する署名を行う

　「真・善・忍が人類を正しい方向へ導く」

法輪功の反迫害活動を支持し署名するジャックさん

　オーストラリア北部から旅行でシドニーに来ていたジャックさんは、「法輪功について聞いたのは初めてです。公園で学習者が煉功している姿とても素晴らしいです。ここは法輪大法を紹介するのにぴったりの場所だと思います。多くの人々が足を止めて見入っており、法輪功がどういうものかを知りたがっている様子が伺えます。とても素晴らしいことです」と話した。

　中共による法輪功への迫害について知ったジャックさんは、「中共が法輪功を迫害するのは本当に間違っています。このことを人々に知らせることは非常に重要です。恐ろしい生体臓器収奪についても、絶対に止めなければなりません」と述べた。

　法輪功の「真・善・忍」という教えについて、ジャックさんは「今の時代、人々はこうした普遍的な価値観を忘れてしまっているかもしれません。これらの価値観はもっと広く提唱されるべきだと思います。なぜなら、真・善・忍が人類を正しい方向へ導いてくれるだからです」と語った。

　彼はさらに自分の考えを語った。「私が理解する限りでは、なぜ『真』が必要かというと、人々は真実を必要としているからです。現代には隠されている事実が多すぎて、真実を明らかにし、人々が自分のやりたいことを追求する際に安心できる環境が必要です。私たちはこの方向に向かって努力すべきだと思います。個人的には『善』をとても重んじていて、これはすべての人に当てはまるべきだと思います。特に今の時代において、善良さはさらに重要です。そして『忍』についても、周りの人々にもっと寛容である必要があると感じています」

　「真・善・忍は本当に大切で、すべての人にとってとても重要なものです」と話すジャックさんは、「私は坐禅が好きなので、これからもっと法輪功について学んでみようと思います」と話した。

　「私たちは迫害を制止しなければならない」

アハメド・ライヤンさん

　旅行でシドニーを訪れているメルボルン工科大学生、アフマド・ライヤンさんはバングラデシュ出身で、数カ月前に自国の政治的動乱を経験したという。彼は、独裁政府が無実の市民をどのように迫害するかを非常によく理解していると話す。

　中共による法輪功の迫害についてライヤンさんは、「これは本当に非常に悪いことであり、制止すべきです。だから私が請願書に署名したのです。皆さんの幸運を祈ります。皆さんはこの一歩を踏み出しており、素晴らしいことです！　皆さんの成功と、迫害が制止されることを願っています」と述べた。

　ライヤンさんはさらに、「真・善・忍は素晴らしい理念であり、三者とも重要です。真・善・忍は最終的にあなたをより良い人間にしてくれます。誰もがこれらの原則を実践し、守る努力をすべきです」と述べた。

エンジニアんのエドワードさん（左）

　メルボルンから訪れているエンジニアのエドワードさんは、「このような迫害が起こることに怒りを覚えます。なぜ人々がこのような迫害を受けなければならないのか理解できません。そこ（中国）で起こっている（臓器収奪の悪事）を考えると、本当に狂気の沙汰です。これが抑圧です。中共、迫害を止めなさい」と述べた。

フィリピンから訪れたサムソン・エスピノザさん

　フィリピンから訪れたサムソン・エスピノーサさんは、法輪功について初めて知ったという。中共による学習者への25年にわたる残酷な迫害を知った彼は、すぐに署名し学習者の平和的な反迫害活動を支持した。そして「法輪功が平和的なものであることが分かりました。今日学んだ情報を同僚や友人たちと共有します」と話した。

　彼は続けて、「私たちは人間であり、自分の信仰を守る権利があります。私たちは全世界に対して、法輪功に対する迫害は間違っていると伝える必要があります。私たちはこの迫害を制止しなければなりません」と語った。