　【明慧日本2024年12月13日】（カナダ・トロント＝明慧記者）法輪功学習者（以下学習者）で構成された天国楽団と腰太鼓が11月30日、招待を受けてカナダのマーカム市で開催されたクリスマスパレードに参加した。12月1日にはミシサガ市のクリスマスパレード、12月7日にはボルトン町のクリスマスパレードにも参加し、観衆から称賛を浴びた。

　天国楽団は「ジングルベル」や「よろこびの歌」といった親しみのある曲に加え、法輪功（ファールンゴン、法輪大法とも呼ばれる）のテーマ曲「法輪聖王」や「法輪大法は素晴らしい」などを演奏し、観衆に祝祭の喜びと法輪功の素晴らしさを届けた。市民はその音楽と楽団員の姿に心を打たれ、写真を撮ったり、拍手を送ったり、声援を送った。人混みの中からは「よくやった！」や「ありがとう！」といった賛美の声が絶えなかった。

　中国人の観衆は特に学習者の演奏に深く感銘を受けた。パレード終了後、一部の市民は中国語のSNS上で法輪功チームのパレードを称賛した。また、ネットユーザーの中には「法輪功チームの隊列が一番美しい」と評価する人もおり、「他のチームもこのレベルに達してほしい」という声もあった。

マーカム市、ミシサガ市、ボルトン町で開催されたクリスマスパレードで演技する天国楽団と腰太鼓

　「あなたたちは私が見た楽団の中で最高です！」

　ボルトン町のクリスマスパレードの責任者であるジョン・ステグマン氏は、今年の5月に天国楽団にクリスマスパレードへの参加を依頼していた。彼は学習者に、「以前、ジョージタウンのパレードで皆さんの演奏を拝見しました。その時、皆さんが本当に素晴らしいと思い、ボルトンのパレードにもぜひ参加していただきたいとお電話しました。長い間、あなたたちは私が見た楽団の中最高です」と話した。

ボルトン町のクリスマスパレードの責任者ジョン・ステグマン氏

　ジョン氏は、楽団がクリスマスシーズンに喜びと法輪功の素晴らしさを伝えることはとても素晴らしいことだと考えている。また、彼は学習者に、「学校で子どもたちに『真・善・忍』の大切さを教えるべきです」と伝えた。

　真・善・忍の理念は人々に安らぎをもたらす

　マーカム市の住民であるアッシュさんは、天国楽団と腰鼓隊の演奏を熱心にビデオ撮影していた。彼は学習者に、「楽団の音楽に惹かれました。楽団員にはさまざまな年代の人々がいて、皆さんの努力と情熱を感じました。音楽は本当に素晴らしく、演奏も非常にプロフェッショナルでした。正直なところ、パレードでこんなに素晴らしい演奏が見られるとは思っていませんでした。参加してくれて本当にありがとう」との言葉を送った。

天国楽団の演奏に惹かれたと話すアッシュさん

　学習者はアッシュさんの称賛に感謝し、天国楽団と腰太鼓はすべて法輪功の学習者によって構成されていることを伝えた。また、法輪功学習者は「真・善・忍」の理念に従って自分を律していると説明した。それを聞いたアッシュさんは、「この理念は、特に今の時代に私たちにとって必要なものだと思います。人々は多くのストレスに直面していますが、この理念は生活に安らぎをもたらしてくれるでしょう。あなたたちがしていることは素晴らしいことです。ぜひこれからも続けていってください」と学習者を励ました。

　アッシュさんは続けて、どこで法輪功を学べるのかを尋ねた。学習者は法輪功の公式ウェブサイトを紹介し、アッシュさんは家に帰ってインターネットで調べると話した。

　スタッフ「真・善・忍の理念を伝えてくれて、感謝します」

　ブライアンさんは、マーカム市のクリスマスパレードで道路規制を担当する警備員。彼は天国楽団の演奏を聞いた後、音楽への愛好を学習者に伝え、法輪功とは何かについて尋ねた。

　学習者は彼に、法輪功は身体と精神の両方に良い影響をもたらす功法であり、学習者は「真・善・忍」の理念に従って自分の道徳を高めていると紹介した。それを聞いたブライアンさんは、「それは素晴らしいですね！　健康に良いのはとても前向きなことです。こうした情報を広めてくれてありがとうございます」と言った。そして続けて、「私はスピリチュアルなことに関するすべてを支持します」と話した。

　ブライアンさんはさらに、「法輪大法」という中国語の意味について尋ねた。学習者は文字通りの意味を説明し、法輪大法が修煉者に宇宙の特性に同化することを求めていることを説明した。それを聞いたブライアンさんは、学習者の腕を引き寄せ、真剣な表情で「その通りです！　宇宙と一つにならなければなず、背いてはなりません」と語った。別れ際、ブライアンさんはインターネットで法輪大法について調べてみると言い、学習者の手を握りながら「マーカム市のパレードに参加してくれてありがとう」と感謝の意を伝えた。

　「パレードに参加してくれてとても嬉しいです」

　ミシサガ市に住むブライアンさんは、天国楽団の演奏に合わせて踊り始めた。彼は学習者に、「この音楽は素晴らしいですね。楽団のメンバーは息がぴったり合っていて、各パートの配置もとても適しています。この素晴らしい祝日に、あなたたちがパレードに参加してくれてとても嬉しいです。演奏は本当に見事でした」と述べた。ブライアンさんは楽団の衣装も美しく、中国の伝統文化を人々に伝えていると称賛した。　

真・善・忍は人生の重要な準則であると話すブライアンさん

　学習者はブライアンさんに、楽団が法輪功の学習者によって構成されていることを説明した。また、法輪功は心身をともに修煉する功法であり、「真・善・忍」の理念を通じて人々の道徳を高めることを提唱していることを紹介した。これを聞いたブライアンさんは、「私は『真・善・忍』という三つの言葉に深い意味があると感じます。全体的に見て、この三つの言葉は人生における重要な原則を表していると思います」と語った。

　人々は真・善・忍に基づいて生活する必要がある

　ヴィタリーさんはロシアで生まれ、2年前にミシサガ市に移り住んだ。パレードの間、彼は天国楽団の演奏に見入っていた。そして学習者に、「楽団のメンバーはとても整然としていて、演奏される音楽は本当に素晴らしいです。彼らはとてもプロフェッショナルです」と話した。

天国楽団の演奏がとてもプロフェッショナルと話すヴィタリーさん

　学習者はヴィタリーさんに、楽団のメンバー全員が法輪功の学習者であることを伝えた。彼らはパレードに参加することで、祝日をみんなでお祝いするだけでなく、より多くの人々に法輪功を知ってもらいたいという思いを持っていると説明した。また、法輪功は「真・善・忍」を核心とする心性と身体を修める功法であることを紹介した。これを聞いたヴィタリーさんは、「それは素晴らしいですね。『真・善・忍』という三つの言葉を常に心に留めておくべきだと思います」と述べた。さらに、現代社会では人々がこの三つの言葉に基づいて生活する必要があると強調し、公式サイトで詳しい情報を調べてみると話した。