　【明慧日本2025年1月5日】（明慧記者高思羽総合報道）どのようにクリスマスを過ごし、新年を迎えるか、アメリカの多くの人々にはより良い選択がある。それは、神韻の公演を鑑賞することである。クリスマスから元旦にかけて、アトランタだけでなく、南部のテキサス、西部の北カリフォルニア、東部のコネチカットでも新たな神韻公演が行われた。

　中には、何年も待ち望んだ末にようやく「世界一のショー」を観ることができた観客もいた。また、神韻の公演を家族の年中行事として、15年連続で観覧し、広く薦めている人々もいる。アメリカ各地の観客は、神韻の卓越した美しさが予想を超え、神性の美を感じ、心の中で未来への希望が湧いてきたと口々に述べている。「毎回神韻を観るたびに、たくさんのことを学びます。これは私が生涯で観た中で最も感動的な公演です」「一つの道理を学びました。それは、私たちが心のレベルを高め、神への確念を持つことで、人生で遭遇するどんな困難も克服できるということです」

2024年12月28日、アメリカ・コネチカット州ウォーターベリーで、神韻国際芸術団がパレス劇場で2回公演を行った。こちらは第一回公演の様子で、会場は満員となった（大紀元）

2024年12月26日から30日まで、神韻北米芸術団がサンノゼのパフォーミングアーツセンターで5回公演を行った。こちらは12月28日午後の第3回公演の様子（大紀元）

神韻2025年のアトランタでの初公演で、5回連続満席の公演が行われ、観客は公演から光と希望を感じ取った。こちらは2024年12月27日午後、アトランタでの初公演の最終回の様子（新唐人）

2024年12月26日から、神韻巡回芸術団がアメリカ・テキサス州ヒューストンのジョーンズ・パフォーミング・アーツ・ホールで公演を行った。12月28日午後の公演のカーテンコールの様子（大紀元）

　「幕が開くと、瑞雲に包まれた天国のような景色が広がり、本当に魅力的でした！」「神韻交響楽団は人々を驚嘆させ、神韻のアーティストたちは本当に唯一無二です。舞踊の振り付けは完璧で、精緻に仕上げられています」と多くの観客が賞賛した。さらに、神韻の舞踊は異なる物語を語りかけており、観客は「これらのストーリーは繋がっているように感じ、数千年にわたる中国の文化と歴史を表現しており、非常に感銘を受けました」と感じた。

　公演の中では、現在の中国における迫害に関する物語も描かれており、多くの観客がそれを初めて知った。彼らは神韻のアーティストたちの勇気と献身に感動し、神韻が伝える善良さと前向きなエネルギーこそが、まさにアメリカに必要なものであると感じていた。ある言語学者がこのように述べた。「私は彼らに祝賀と敬意を表します。なぜなら、これは非常に困難な仕事であり、数ヶ月や数年、さらには一生の捧げものが必要だということを知っているからです」

　テキサス州知事、議員が神韻を称賛：中国伝統文化の普及

　12月26日より、神韻芸術団はテキサス州の州都オースティンや最大都市ヒューストンなど、複数の都市で巡回公演を行っている。テキサス州知事グレッグ・アボット氏は主催者に、「テキサス州の知事として、神韻がテキサス州に来ることを非常に誇りに思い、2025年の世界巡回公演の開始を歓迎します」と祝いの手紙を送った。

テキサス州知事グレッグ・アボット氏が神韻テキサス州主催者に祝いの手紙を送り、神韻のテキサス州での巡回公演を歓迎した（大紀元）

　彼は手紙の中で次のように言っていた。「中国の五千年にわたる文化遺産は、歴史、神性、文化、そして神話を含み、神韻は勇気、犠牲、忠誠などの美徳を表現する物語を通じて、この遺産に命を吹き込んでいます」。また、彼はテキサス韻公演を開催することを誇りに思っており、神韻が人々に深い印象を与えることを信じている。

　手紙の中で、彼はさらにこう述べていた。「この活気に満ちた公演を実現させたダンサー、ミュージシャン、監督、ボランティアの方々に賞賛を送ります。彼らの献身的な精神が、この芸術団の世界巡回公演を可能にしたのです」

2024年12月28日、アメリカ・テキサス州の州議員ドナ・キャンベル（Donna Campbell）が神韻に名誉証書を授与した（新唐人）

　2024年12月28日、テキサス州第25区州議員ドナ・キャンベル氏はオースティンで神韻新世界芸術団の午後の公演を観賞し、神韻芸術団に名誉証書を授与した。

　彼女は次のように述べた。「この名誉証書は、（神韻が）中共の統治前の中国を表現する使命を讃えたものであり、その使命に私は非常に賛同しています。そして、この支持を示すために立法を提案したいと思います」

　彼女は神韻を称賛し、「舞踊の振り付けは素晴らしく、アーティストたちは非常に才能があり、素晴らしい使命を持っています。伝えられるメッセージは明確で、中国の伝統文化が再現されることができました」と語った。

　また、神韻のアーティストたちに対して、「公演を続けてください。なぜなら、神は持続する人々に『成功』という祝福と恵みを与えてくださるからです！」と励ました。

2024年12月26日から29日まで、神韻新世界芸術団はアメリカ・テキサス州オースティンのロング・センター・フォー・ザ・パフォーミング・アーツで5回公演を行った。こちらは12月27日午後、第二回公演前に観客がロビーで劇場に入場するのを待っている様子（大紀元）

　神韻鑑賞で、オペラハウスの総監督は神性の美を感じた

　神韻の公演は、専門家たちにも大きな衝撃を与えました。地元のオペラハウスで長年総監督を務めたチェスター・アイツェ氏と音楽総監督のレス・ヤング氏は、オースティンでの神韻公演の最終回を観賞した。

12月29日、元オペラハウス総監督チェスター・アイツェ氏（左）とオペラハウス音楽総監督レス・ヤング氏（右）が、オースティンのロング・センター・フォー・ザ・パフォーミング・アーツで神韻新世界芸術団の第5回公演を一緒に観賞した（大紀元）

　「舞台上では、映像や技術が補助的に使われていますが、彼らが重視しているのは人体の美しさを際立たせることで、肢体の躍動感と優雅さが表現されていました」。アイツェ氏は以前ヒューストンで神韻の公演を観賞したことがあり、「特に印象的だったのは、ダンサーたちが、男女を問わず、舞う途中で突然空中で回転し、全身が離れた瞬間に、足がまだ前進し続けている場面でした」と感心した。

　彼は、神韻の舞踊を「神聖」と表現し、「これが言われる‘神性’なのだと思います。神聖な舞踊の動きと霊性を持った人体が織り成す、比類のない衝撃的な美を感じました」と述べた。

　音楽総監督ヤング氏は二胡の演奏に感嘆し、「あの美しい楽器、とても素晴らしいですね。まるで人の声のように響き、心に深く届き、私の魂を打ちました。本当に素晴らしい音色でした」と感想を述べた。また、神韻の東洋と西洋音楽の融合にも感銘を受け、二人の総監督は演奏が行われているオーケストラピットの近くに行き、細かく観察した。ヤング氏は、「東洋と西洋の楽器が一緒になることで、すべての人が自分とのつながりを感じることができる、素晴らしいことだと思いました」と語り、さらに、「（公演全体が）日常の思考から離れ、芸術と神性の世界に引き込まれました」と感動を表した。

　神韻が中国で上演できないことに対しては非常に心を痛めているものの、アイツェ氏は公演を観て、「前進する希望を感じました」と述べ、「今、どんなに状況が厳しくても、必ずいつか良くなると信じます！」と前向きな思いを共有した。

　言語学の専門家　言葉を使わずに語られる美しい物語

2024年12月29日午後、アメリカ国防省の言語学専門家ライアン・マラヴィラ氏は、第4回公演を神韻北米芸術団のカリフォルニア州サンノゼのパフォーミングアーツセンターで観賞した。（新唐人）

　神韻を観ることは、アメリカ国防省で働く言語学の専門家ライアン・マラヴィラ氏の長年の願いだった。彼はよく神韻の広告を目にしていたからだ。2024年12月29日午後、彼と妻はついにカリフォルニア州サンノゼで神韻北米芸術団の公演を観賞した。

　彼は感じたことを次のように述べた。「現場での公演は、広告で見たものよりもさらに素晴らしかった。プログラムは目を楽しませ、壮大で、鼓舞される内容でした！」そして、言語の重要性はそれほどではなくなったと言った。「ダンサーたちの演技が最も輝いていました。難易度の高い技術的な転回、優雅で魅力的な舞の姿、物語の登場人物、そして司会者の紹介が心に響きました。そして、神韻の物語や叙事は普遍的であり、たとえ中国語が分からなくても、公演では言葉を使わずとも、ダンサーたちの動きと表情で全てを理解することができました」

　彼は物語から感じたことについて、「公演で表現された正しい信念が、私と妻に深く共鳴しました。正義が悪を打ち負かし、善と悪には報いがあるというテーマが貫かれていました。最終的に、世の中に示されたのは美しさと壮大さでした」と述べ、この経験が、再び神韻を観ることへの期待を膨らませた。

　「神韻が伝えるものは、アメリカが今まさに必要としているものである」　

2024年12月28日午後、馬場馬術騎手のコーチ、馬術会社のオーナー、カレン・ロバーツ氏が、アメリカ神韻国際芸術団のコネチカット州ウォーターバリー市のパレスシアターでの公演を観賞した。（新唐人）

　カレン・ロバーツ氏は、40年以上のキャリアを持つ受賞歴のある馬場馬術の騎手でありコーチで、また自身の馬術会社を所有している。彼女は、夫と共に神韻国際芸術団がアメリカ東部で行った最初の公演を観賞後、次のように述べた。「私は公演が観客に与える感覚が大好きです。神性の含まれた内容にとても感動しました。公演は、善良で愛に満ち、他者を思いやる素晴らしいメッセージを伝えており、私はそれが非常に重要だと思います。これは積極的で前向きなエネルギーであり、今の私たちの国に必要なものです」

　「神韻はとても鼓舞的で、私たちを最善の自分にさせ、世界に善良なエネルギーを発信させてくれます。本当にその通りです」。そのため、彼女は神韻のアーティストたちに深く感謝していて、「彼らは本当に素晴らしいことを成し遂げました。私は彼らの献身と自らを律することに非常に感謝しています。これは非常に厳しい自律ですから」と述べた。

　その後も、神韻は北米で3つの団体による巡回公演を行い、さらに多くの観客に新しい公演を届け続けている。

　詳しい情報については：www.shenyun.com