文／中国の大法弟子

　【明慧日本2025年3月22日】私は偶然出会った人々に法輪功への迫害の真実を伝えた私の経験の一部を同修の皆さんと交流したいと思います。

　警察官「この会話は秘密にしてください」

　2022年5月のある朝、私は家に戻る途中、梅を摘んでいる男性を見ました。彼は私の自転車に気づき、私は師父が私に法輪大法を伝えさせて、彼が救われるチャンスを与えようとしているのではないかと強く感じました。

　私は彼にこう言いました。「中国共産党から離れて、法輪大法の真・善・忍の原則を信じることで祝福が得られることを知っていますか？　あなたは良い人だとわかります。どうか中国共産党の側に立たないでください」

　彼は行ったり来たりしながら、ためらっているように返事をしませんでした。私は続けて言いました。「中国共産党とその関連組織を脱退すれば、あなたの身の安全は確保されます。名字を伺ってもよろしいでしょうか？」。すると彼は答えました。「私の制服を見てください。私は警察官です」。その時、私は彼が制服がビニール袋に入っていることに気づきました。

　私の最初の反応は、彼と話したことを後悔することでした。しかし、次に考えたことは、私の目的を思い出させてくれました。彼の立場に関係なく、彼は真実を知り、救われる機会を得るに値するのです。

　私はこう言いました。「あなたは法輪功への迫害に加わらないよう注意してください。薄熙来、徐才厚、周永康など多くの高官が迫害に関与したために投獄されています。彼らの例に倣えば、災難を招くだけです」

　私は中国共産党を脱退することで彼が救われる理由も説明しました。彼は話を聞いて、最終的に同意しました。私が去る前に彼はこう言いました。「この会話は秘密にしておいてください。また、自分の身の安全についても特に気をつけてください。法輪功への迫害は依然として非常に深刻です」

　2人の若者が中国共産党を脱退

　2004年1月初め、私は2人の若者に出会いました。私は微笑みながら「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしいものであることを覚えておいてください。これを信じれば、あなたたちは祝福されます」と言いました。彼らは温かく微笑み返しました。

　私は彼らと話をし続け、中国共産党とその関連組織を脱退するよう勧めました。ほっとしたことに、彼らは2人とも同意しました。彼らのうちの1人が「警察はあなたがしていることを気にしていないのですか？」と尋ねました。

　私はこう答えました。「善行は幸運をもたらし、悪行は報いをもたらします。あなたが法輪功の迫害に参加しないことを心から願っています。正しい道を選べば、パンデミックを安全に乗り越え、人生の真の意味を理解できるようになります」

　これを聞いて、彼らのうちの1人が突然悟ったようで、「素晴らしい！　分かりました」と言いました。彼らは笑顔でその場を去りました。

　彼らが立ち去るのを見ながら、ある考えが頭をよぎりました。彼らは私服警官だったかもしれない、と。いずれにせよ、彼らが真実を聞き、将来のために前向きな選択をする機会を与えられたことに感謝しました。

　三輪車に乗った男性が李洪志先生に感謝

　2024年1月20日、三輪車に乗った中年の男性が私の前で止まりました。私はチャンスを感じて、「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしいものであることを覚えておいてください。私はあなたに李洪志師父の最近の経文『なぜ人類が存在するのか』をお渡ししますので、大切にしてください」と言いました。彼はそれをポケットに入れるように身振りで示し、私はそうしました。

　それから私は中国共産党を脱退することがなぜ重要なのかを説明しました。彼は話を聞いて同意し、党を脱退するために本名まで教えてくれました。私は彼を慰めて言いました。「これからは、あなたは神佛の祝福を受けます。大きな災難に遭わないだけでなく、祝福も受けます」

　その時、彼は感動で三輪車の上で立ち上がろうとしました。彼は師父の救いに感謝の気持ちを伝えたかったのですが、涙で言葉が出ませんでした。私は静かに言いました。「あなたの気持ちはわかりますが、あなたを救ったのは李洪志先生であって、私ではありません」。これを聞いて、彼は涙を流し、感謝と安堵の気持ちがはっきりと伝わってきました。

　後に私がこの体験を同修に話したとき、彼女はこう言いました。「これは彼にとって千万年にも及ぶ待ち望まれたものであり、人生最大の幸運でもありました」