　【明慧日本2025年3月30日】（明慧記者・高思羽）「私は神韻が大好きです。目の前に広がる美しさに酔いしれ、この公演は私をとてもリラックスさせ、心から楽しませてくれました」、「素晴らしい公演でした。心を深く感動させるだけでなく、まるで生命が昇華するような感覚を覚えました」、「ずっとこの日を待ち望んでいましたが、結果は私たちの期待をはるかに超えていました。胸が高鳴り、深く感動しました。公演中、私は涙し、笑い、そして終演後には『もっと良い人になりたい』と思いました」

　過去一週間、神韻芸術団（以下、神韻）はアジア、ヨーロッパ、アメリカの三大陸で公演を続け、中国共産党による各地での妨害や脅迫は完全に失敗に終わった。スペインでは、セビリア市での公演をもって7都市でのツアーが成功裏に幕を閉じた。また、カナダではミシサガ市の観客がいち早く神韻の魅力を堪能し、ツアーが本格的に開始した。さらに、アメリカとフランスでも神韻の舞台は感動を呼び続け、観客に深い余韻を残した。

　神韻の芸術家の卓越した舞踊は、心を揺さぶる物語を語り、比類なき音楽が観客の心を掴んでいる。神韻独自の3Dバックスクリーンは驚きを呼び、華麗な色彩は目を楽しませている。さらに、主流のエリートたちが称賛するのは、神韻が中国の伝統文化を復興し、真の中国を舞台に描き出していることである。それは、喜びと神聖な啓示をもたらし、人生の意味を悟らせ、心の昇華を感じさせる舞台だという。

3月22、23日の両日、神韻ニューヨーク芸術団は米国ニュージャージー州立大劇場で3公演を行い、いずれも満席となった。写真は3月23日夜の第3公演のカーテンコールの様子（写真提供：大紀元時報）

3月19日から3月23日にかけて、神韻国際芸術団は米国ソルトレイクシティのジョージ・S・アンド・ドロレス・ドレ・エクルズ劇場で計5公演を行った。写真は3月23日午後の第5公演で、満場の観客から盛大な拍手を送られる様子（写真提供：大紀元時報）

3月22、23日の両日、神韻北米芸術団は米国ロングビーチ・コンベンション＆エンターテイメントセンターのテラスシアターで2公演を行った。写真は、23日午後の公演終了後、超満員の観客の拍手に応えて2度のカーテンコールが行われた様子（写真提供：大紀元時報）

3月23日夜、神韻巡回芸術団はフランス・モンペリエのコーラン会議センターで今年2度目の公演が開催された。写真は会場を埋め尽くした観客の様子（写真提供：大紀元時報）

3月18日から3月20日にかけて、神韻世界芸術団はスペイン公演の最終地となるセビリアのカトゥハ・アートセンターで4公演を行った。写真は、3月18日の公演が満員となった様子（写真提供：大紀元時報）

3月21日、神韻新紀元芸術団はカナダでの1カ月にわたる公演がミシサガで開幕。3月23日までにミシサガ・リビングアーツセンターで4公演を行い、いずれも超満員の観客が鑑賞に訪れた。写真は3月23日の第4公演のカーテンコールの様子（写真提供：大紀元時報）

　アメリカのピアニスト「音楽は絶妙に美しく、舞踊と完璧に調和しています」

3月23日夜、米国ニューブランズウィック市で神韻公演を鑑賞した、ピアニスト、教授、作家であるイングリッド・クラーフィールドさん（写真提供：大紀元時報）

　「極めて素晴らしい！　芸術的価値、プロフェッショナルなレベル、そして心を啓発するという点においても、非常に優れています」と、神韻公演を鑑賞したピアニスト、教授、作家であるイングリッド・クラーフィールドさんは感嘆の声を上げた。「この舞台は心に響きます。音楽を感じ、味わうと同時に、それを視覚的にも楽しむことができます。ダンサーたちは音楽の美しさを余すことなく表現していました」と彼女は述べた。

　クラーフィールドさんは、40以上の州、約200の都市でコンサートやマスタークラスを開催してきた。さらに、26冊の書籍を執筆し、40年以上にわたる教育活動の中で、音楽教育界の優れた教師賞や生涯功労賞を数多く受賞している。

　音楽家として、彼女は次のように話した。「私はオリジナルのオーケストラ音楽を聴くことにもっと関心を持っています。これらの作品は本当に素晴らしく、全ての音楽家が卓越した技術を持っていて、（神韻交響楽団）の各パートのレベルはどれも一流です」

　「私はずっと神韻を観たいと思っていました」と話すのは、願いがかなったクラフィールドさん。「心の中は喜びで満ち溢れています」。彼女はまた、学生に神韻を推薦するつもりで、特に神韻の公演における音楽と舞踊、ピアノ伴奏と二胡独奏の完璧な調和、そしてそれが音楽をどのように共に表現しているかを高く評価した。「これは私が音楽を理解する方法でもあります。技術を披露するだけでなく、芸術性に満ちた技術が最も重要だと思います」

　アメリカの元舞踊振付師「神韻の素晴らしさには、とても大きな献身と犠牲が込められている」

23日午後、舞踊教師で元舞踊振付師、そして舞踊劇場のディレクターであるブランディス・リバさん（右）は、夫と共にアメリカ・ニューブランズウィックで神韻の公演を鑑賞した（写真提供：新唐人テレビ）

　「私は神韻が大好きです、本当に素晴らしいです」と、元舞踊振付師ブランディス・リバさんは言いながら、手のジェスチャーを交えてこう話した。「私は水袖の舞、扇子の使い方や、舞踊の中での幾何学的な隊形の変化が好きです。時には一斉に進んだり、逆方向に動いたり、また交差して変化することもあります。これらの流れるような回転や動きがとても好きです。優雅さを見せながらも、力強さを感じさせる、これは素晴らしい成果です。舞踊の中で男性の力強さと女性の優しさがうまく融合していて、みんな本当に優雅で、素晴らしい楽しみでした」

　彼女はまた、神韻の公演における舞踊と音楽の相互補完を非常に高く評価した。「舞踊は実際には音楽の身体的表現であり、これが舞踊の本当の定義です。舞踊の振付師や舞踊家として、私たちは常に舞踊が（動きながら）音楽の感覚を表現し、同時に見る人に美しい印象を与えるように努力しています。神韻の公演では、これらすべてが本当に素晴らしく実現されています」

　（続く）