　【明慧日本2025年4月15日】吉林省長春市在住の２人の女性法輪功学習者・潘淑仙さん（73歳）と苗雅文さん（70歳）は、法輪功を実践していたとして、当局に不当判決を言い渡された（正確な時期は不明）。２人ともに懲役2年8カ月の不当判決を受けたあと、吉林省女子刑務所に拘禁され、年金口座も凍結された。この記事の執筆時点で起訴、裁判、判決の詳細は明らかではない。法輪功(ファールンゴン)は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。

　事件の詳細

　2024年8月6日午後7時、2人の女性は一緒に食料品の買いにスーパーマーケットに出かけたが、その夜帰宅しなかった。4時間後、清和派出所の警官が２人のそれぞれの自宅を家宅捜索し、現金1万5000元と法輪功に関する資料を押収した。

　8月8日、潘さんと苗さんの家族は、清和派出所から、長春市留置場で刑事拘留されていることをwechatメッセージを受け取り、二人が連行されたことを知った。、食料品を買っていただけの女性2人をなぜ連行したのかと警察に尋ねた。警察は、２人の女性が法輪功について人々に話していたとして通報されたと回答し、重い刑罰を科すと脅した。

　警察は確かに２人の女性の案件を朝陽区検察庁に提出し、検察庁は潘さんと苗さんを起訴し、朝陽裁判所に送致した。裁判官が２人に判決を下した時期は不明である。

（注：法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照）