　【明慧日本2025年4月17日】雲南省昆明市の法輪功学習者・欧学輝さん、尭祖明さん、周叙琳さん（68歳女性）が半年間にわたり連行され、罪に陥れられ、今年1月26日、3人は昆明市西山区裁判所において不当に開廷された。現在得られた情報によれば、欧さんは懲役4年及び罰金1万元（約20万円）、を強要され、尭さんは懲役2年及び罰金8千元（約16万円）を強要され、周さんは懲役3年6カ月の判決、及び罰金1万元の判決を宣告された。

　2024年8月13日、欧学輝さん（または欧雪輝さん）、尭祖明さん、周叙琳さんは、昆明市晋寧区において連行され、自宅を家宅捜索され、家財を押収された。欧さんと尭さんは市留置場へ拘禁された。周さんは健康上の理由により医療保釈となった。

　3人は晋寧区検察庁に西山区検察庁へ起訴され、同検察庁により西山区裁判所へ起訴された。

　今年1月26日午前9時30分、3人に対し不当に開廷された。現在の情報によれば、3人は上記のように判決を宣告された。

　周さんは、市精神衛生防治病院の感染症医師である。2012年6月27日の夜、市西山区の国内安全保衛部門（法輪功迫害の実行機関）の邱学彦ら10数人により連行され、懲役3年・執行猶予5年の不当な判決を受けた。2013年1月16日に留置場から釈放された。同年12月に定年退職の手続きを行う予定であったが、戻った際には勤務先が必要書類を衛生局に提出していたものの、衛生局は手続きを意図的に引き延ばし、周さんの収入源を断った。

　1999年7.20より、江沢民政権による法輪功への迫害が始まってから、すでに26年が経過した。明慧ネットの報道資料による統計によれば、雲南省では少なくとも2527人（うち924人は氏名不詳）の法輪功学習者が記録され、延べ6228人が連行、家財押収、拘禁などの迫害を受けている。そのうち94人が迫害によって死亡し、664人（延べ811人※）が不当な判決を受け、473人（延べ572人※）が労働教養処分を受けた。また、374人が洗脳班に連行されて転向を強いられた。101世帯において複数人が迫害を受けた。多くの者が傷害を負い、中国共産党関係者による財産の強奪額は少なくとも650万元（約1.3億）に達している。

　※訳註：何回も迫害を受けた人がいるため、延べ○人の迫害があったという意味

　（注：法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照）