　【明慧日本2025年5月11日】ルーマニア各地の都市から集まった法輪功学習者たちは4月25日から27日にかけて、首都ブカレストで一連のイベントを開催し、4.25平和陳情26周年を記念した。通りかかった市民らは信仰の自由を守る法輪功学習者たちへの支持を示した。

　4月25日、法輪功学習者たちはヴィクトリー通りにあるカロル一世国王像のそばに法輪功ブースを設けた。26日、彼らは中国駐ルーマニア大使館の前で平和集会を行い、法輪功への迫害を直ちにやめるよう求めた。また、26日と27日の午前中には、ミハイ1世国王公園で煉功など法輪功を紹介する活動を行った。

4月25日、ルーマニアの法輪功学習者が首都ブカレストのヴィクトリー通りでインフォメーションデーの活動を開催

通行人が足を止めて、法輪功についての説明を聞いた

　ルーマニア人が法輪功を称賛

　迫害の実態を伝えるパネル資料は多くの通行人の注目を集め、立ち止まって内容を熱心に読んでいた。また、学習者たちは穏やかな法輪功の功法を実演した。人々は大法の真・善・忍の理念に賛同し、中国で法輪功学習者が受けている残酷な迫害に衝撃を受け、信仰の自由を守ろうとする学習者の姿勢に理解と支持を示した。

　ブカレストのオペラ劇場とオペレッタ劇場から来た二人のバレエダンサーは、法輪功が世界に広まっていることを紹介する展示パネルを読んで、法輪功に非常に興味を示し、自らもっと詳しい内容を尋ねてきた。そのうちの1人は「この功法を修煉している人たちはとても穏やかで、あの落ち着きは内面から溢れ出ているのが感じられます」と語った。

法輪功の功法を見るギリシャ人観光客

　4人のギリシャ人観光客は、法輪功学習者の功法実演に魅了され、そのうちの1人は、学習者に自身のライブ配信番組で法輪功を紹介してほしいと依頼した。女性の学習者が英語でその日の活動及び法輪功の修煉の教えについて紹介し、更に中共による法輪功への迫害にも言及した。最後に、彼女は「どうか日常生活の中で真・善・忍の理念を実践して下さい」と言った。4人の観光客は帰る前に学習者に感謝の言葉を伝えた。

　若者たちが法輪功の理念に共鳴

法輪功に関心を持つ青年たち

　ある若い夫婦が興味津々に法輪功学習者が煉功をしている場所にやって来た。学習者がチラシと蓮の花を手渡すと、夫婦はとても喜んだ。ご主人が煉功の音楽に惹かれてきたことを話し、法輪功についもよく知っており、『轉法輪』をぜひ読んでみたいと強い関心を示していた。

シビウの若い女性が、迫害停止を求める請願書に署名をした

　シビウ出身の若い女性が、法輪功の横断幕を目にした後、すぐにネットで関連情報を検索した。彼女は「法輪功はルーマニアや他の国で活動していると初めて知りました。真・善・忍のような道徳理念は心身の健康にとって有益だと思います。でも、法輪功学習者が中共による深刻な迫害を受けていると知り、とても悲しくなりました」。彼女は請願書に署名をし、この情報をブカレストにいる友人や家族にも伝えたいと話した。

若い女性たちは法輪功への指示を示した

　2人の若い女性は、法輪功の美しい煉功動作に惹かれ、熱心に功法の説明に耳を傾けた。そのうちの1人は「この修煉方法はとても素晴らしいです。人々の道徳的な素養を高めてくれるからです」と話した。もう1人は真・善・忍の理念に深く感銘を受けたと語った。

法輪功功法を習いたいと話す女性

　かつて他の気功をやっていたという女性が、法輪功の修煉方法やブカレストの煉功場所について尋ねてきた。ミハイ1世国王公園に法輪功の煉功拠点があることを知ると、彼女は「できるだけ参加してみたい」と話した。

　さらに彼女は、「学習者の皆さんから発せられる強いエネルギーとこの功法の穏やかさを感じました。もし私たちが道徳的価値観を大切にすれば、身体はもっと健康になり、リラックスできるようになると思います」と語った。

　ある男性が法輪功学習者にその日の活動の詳細について尋ねた。説明を聞いた後、彼はしばらくの間、パネル資料に掲載された、信仰を捨てなかったために中共の迫害で命を落とした若い軍人の写真をじっと見つめていた。その後、彼は深い悲しみを抱えながら写真の前にひざまずき、手にしたチラシを空に掲げ、迫害で亡くなった学習者への敬意を表した。