　【明慧日本2025年5月16日】（カナダ・トロント＝明慧記者）2025年5月13日の第26回「世界法輪大法デー」に際して、カナダのバリー市に続き、さらに2つの都市が「世界法輪大法デー」の旗を掲揚した。世界各地でも、5月13日を法輪大法（ファールンダーファー）が世界に普及して33周年を記念して、旗の掲揚を行う都市が増えている。

　ブライトン市市長「『世界法輪大法デー』の旗を掲揚することができて、とても嬉しく思います」

ブライトン市長ブライアン・オーストランダー氏（右から3人目）、市議会議員ボビー・ライト氏（右から2人目）、市議会副市長ドン・アンダーソン氏（左から3人目）と法輪功学習者

ブライトン市は今年で3年連続となる「世界法輪大法デー」を祝うための旗掲揚式典を開催

　5月2日午前10時、腰鼓隊のにぎやかな演奏に包まれながら、「世界法輪大法デー」を祝う旗がカナダ・ブライトン市でゆっくりと掲揚された。ブライアン・オストランダー市長が、この旗掲揚式典の司会を自ら務め、2人の市議会議員とともに「世界法輪大法デー」の旗を掲揚した。

　ブライアン・オストランダー市長はあいさつの中で次のように述べた。「信仰が政府の干渉を受けないことは、カナダの基本原則であり、私たちが日々守り続けている価値観です。どのように信仰を敬うか、どの信仰を選ぶか、どのように集会を行うかは、すべて個人の自由な決定に委ねられています。これらは誰にとっても非常に重要なことです。ですから、ブライトン市では、皆さんが自らの意志に従って信仰し、修煉し、集うことができると言えることを誇りに思います。そして、こうして『世界法輪大法デー』の旗を掲揚することができて、大変嬉しく思います」

　その後、オストランダー市長は、オンタリオ州議会議員であり、労働・移民・訓練・技能開発大臣を務めるデイビッド・ピッチーニ氏から寄せられた祝賀メッセージを代読した。

　オンタリオ州議会議員のデイビッド・ピッチーニ氏は祝賀メッセージの中で、次のように述べている。

　オンタリオ州政府を代表し、また皆さまの州議会議員として、法輪大法デーを心よりお祝い申し上げます。法輪大法が33周年を迎えられたことに、心からの祝福を贈ります。

　私は、皆さまの信仰が地域社会にもたらしている貢献に心から感謝いたします。皆さまのメンバーが各地の地域社会で示してくださった貢献は、地域が団結するときに素晴らしいことが実現できることを物語っています。過去33年にわたり、健康で調和のとれた社会づくりに尽力してこられたことに感謝申し上げます。皆さまのたゆまぬ努力に、心より敬意を表します。

デイビッド・ピッチーニ氏より送られた祝賀メッセージ

　アマーストバーグ市市長「法輪功学習者の皆さんと共にこの日を祝うことができ、大変誇りに思います」

　5月6日午前11時、星のような雨粒が舞い降りる中、「世界法輪大法デー」の旗がアマーストバーグ市で再び掲揚された。これは、アマーストバーグ市が4年連続で「世界法輪大法デー」を祝うために開催した旗掲揚式典である。

アマーストバーグ市は4年連続で「世界法輪大法デー」を祝う旗掲揚式典を開催

法輪大法に褒賞を授与するアマーストバーグ市のマイケル・プル市長（左から2人目）と、クリス・ギブ副市長（右端）

　アマーストバーグ市のマイケル・プル市長は、旗掲揚式典の冒頭で市が4年連続で「世界法輪大法デー」の旗を掲揚したことに感慨を表した。市長は次のように述べている。

　「もう4年目になります。アマーストバーグの法輪大法デーを覚えています。私たちは、皆さんが行っていること、そして法輪大法の学習者たちと共にこの日を祝えることを誇りに思っています。中国での恐ろしい逆境と不公正に直面しながらも、皆さんは勇敢で偉大な方々です。真の自由、言論の自由、煉功の自由、信仰の自由を手にすることは、世界的に見ても素晴らしい理念です」

　「これまでの年月、私はトロントから始まり、アマーストバーグに至るまで、この日の活動に参加できることを光栄に思ってきました。私たちは全世界に向けて、『法輪大法は素晴らしい』、『法輪大法は正しく美しい』と伝えたい。世界のどの人々であっても、このような団体を迫害すべきではありません」

「世界法輪大法デー」に贈る褒賞を読み上げるマイケル・プル市長

　マイケル市長は続けて法輪大法に贈る褒賞を読み上げた。

　法輪大法（法輪功ともいう）は、仏教の伝統に由来する中国の古代の修煉法です。これは道徳的な教え、坐禅、そして穏やかな功法を含み、健康を改善し活力を高める独特で効果的な方法です。

　法輪大法は、李洪志先生によって1992年に中国で初めて伝えだされました。これは文化や人種の壁を超え、現在では100以上の国々で1億人以上の人々がさまざまな職業で法輪大法を修煉しています。

　法輪大法の核心的な価値観は「真・善・忍」です。たゆまぬ修煉を通して、法輪功学習者は無私の境地に達し、より高い洞察力と気づきを得ることができ、内面の純粋さとバランスを保つことができます。

　中国共産党政権の下で法輪大法の学習者が受けている残酷な迫害の中で示した大きな慈悲と忍耐の精神は、すべての善良な人々の心を打ちました。

　カナダ各地の地域社会に広がる法輪大法の学習者は、毎年5月13日に「法輪大法デー」を祝っています。今年はその33周年にあたります。

　よって、私、マイケル・プルー市長は、アマーストバーグ市議会を代表して、2025年5月13日をアマーストバーグ市の「法輪大法デー」と正式に宣言し、市民の皆様にこの記念日にご注目いただくよう呼びかけます。

マイケル・プル市長より贈られた褒賞

　式典の最後に、マイケル市長は出席者にある出来事を語った。

　「私が州議会議員を務めていたとき、中国共産党政府からの代表団を議会で迎えたことがありました。そのとき私は窓の外を指差しました。ちょうど法輪功学習者がそこで煉功していたのです。彼ら（中国からの代表団）はそれを見て、きっと非常に驚いたことでしょう。私は彼らに言いました。『ここはカナダです。法輪功学習者は市役所前の公園で煉功することができ、自分たちの活動のために公園全体を使うこともできるのです』。私は、彼らがこの事実を母国に持ち帰ってくれることを願いました。そして、私は願っています。いつの日か、皆さん、特に中国本土の学習者の皆さんが、この素晴らしいことを自由にできる日が来ることを」