文／中国の大法弟子　

　【明慧日本2025年5月18日】 2021年頃のある日、警察署の署長が4、5人の警官を率いて、突然私の家に押し入りました。私は驚き少し慌てましたが、師父の各地での説法第六の一節「天が落ちても、修煉者の正念は動じない」（『各地での説法六』「アジア太平洋地区学習者会議での説法」）を思い出し、なんとか落ち着きました。私は警官らに真相を伝え始めましたが、警官らは聞く耳を持たず、家宅捜索を始めました。

　私の法輪大法の本はミシンの上に置いてあったのですが、警官がまっすぐ本のある方に向かい、本に手を伸ばしたとき、私は叫びました。「師父、この警官たちをお救いください！」。私が大声で3度叫ぶと、警官らは無言になり、何も言わずに静かに去っていきました。

　彼らが去った後、私は涙を流して両手を合わせ、無事でいられることとこの警官たちに罪を犯させなかった師父と正義の神に感謝しました。

　そこで私は一つの法理を悟りました。それは、何か問題に遭遇した時、あるいは予測できない魔難に遭遇した時、前方に出口が見えないように感じても、考え方を変えさえすれば、私たちは法を正す時期の大法弟子であり、師父が按排された状況に戻ることができるのです。私たちの意念が正しく、法に則っており、他人の為という基点に立っていれば、師父は必ず按排してくださるのです。

　その過程において、私たちは100％妥協することなく、最後まで心を放下しなければなりません。そうすれば、私たちはすぐに違った境地に至り、本当に「柳暗花明又一村」（『転法輪』）を実感するのです。そして外の環境も私たちの心の変化に応じて良い方向に向かうのです。

　師父の慈悲に感謝します。危機の時に師父のご教示により弟子たちを啓発し、魔難を打ち破ってくださりありがとうございます。

　編集責任者：李明