文／中国の大法弟子

　【明慧日本2025年5月19日】私は2001年に大法の修煉を始めました。修煉を始める前、胃炎、気管炎、尿便の失禁、不眠など多くの病気を患っており、視力や聴力も悪く、体全体がまるで腐った木のように、良いところが全くありませんでした。親戚から大法とはどういうものかを教えてもらい、私は大法の良さを知り、健康のため大法の修煉に入りました。修煉を始めて間もなく、これまでの病気は跡形もなく消え去りました！　歩くと体が軽く、顔色も良くなり、今は71歳ですが、修煉前よりも若く感じます。　

　絶えず法を学ぶことによって、私は修煉とは何か、そして修煉の厳粛さを理解しました。私たちは衆生のために来たことを理解し、三つのことをしっかりと行う必要があることを認識しました。私は師父の済度に応えなければなりません。自分は修煉を始めるのが遅かったため、より多く学法し、より人を救い、師父が法を正される進展に追いつかなければなりません。私は毎日外に出て法輪功とは何かを話しました。道端で出会った人、野菜や物を売る人など、会う人に誰にでも話し、恐れることはありませんでした。

　師父は「恐れる心がなくなれば、あなたを恐れさせる要素も存在しなくなります」（『精進要旨二』「最後の執着を取り除こう」）と説かれました。本当にその通りです。私は毎日出発前に正念を発し、「師父、私を加持してください、私に智慧を与え、縁のある人々を私の前に導き、より多くの人を救えますように」と願います。20年以上の間、私は何人を救ったか正確には覚えていませんが、毎日必ず何かしらの成果があります。真相を理解した世の人には資料の配布をお願いしています。自分の故郷の人が「三退」（中共組織を退く）した後、彼は「故郷の方はまだ多くの人が大法の良さを知らないので、資料をください、私が配布の手伝いをします」と言いました。それから何年もの間、彼は私たちが決めた場所で資料を受け取り、故郷で配布をしてくれました。

　真相伝えが比較的順調に進み、同修たちは私の修煉がよいと思っていました。しばらくすると、自分も確かに他の同修よりはうまく修めていると感じるようになり、口には出さないものの、心の中で満足していました。

　しかし、この2、3年、体調が不調になることが多く、それは業力が消去の過程だと理解し、あまり気にしませんでした。しかし、家族、とりわけ孫娘がよく私を怒らせ、時にはわざと挑発してきます。例えば、私が昼食に麺を作ると言い準備をしておいたのに、いざできあがった時、孫娘は食べないどころか、自分が同意していないと言いました。その時、私は我慢できず、孫娘と口論してしまいました。我慢すべきだと分かっていても、どうしても抑えられず、とてもつらく感じました。それに、孫娘はいつも私が不衛生だと言います。服がきれいに洗えていない、野菜もきれいに洗えていないと、いつでも私を批判します。その時、「今時の子どもは敬老の心がわかっていない。まるで私が『彼女の孫』になったようだ」と私は怒りと悲しみで心が傷み、どうしても孫娘と議論したくなります。

　そしてある日、また些細なことで孫娘をひどく怒らせました。彼女は「おばあちゃんは『真・善・忍』を修めているのではないの？　あなたは我慢できましたか？　あなたは優しいですか？」と言いました。私は突然悟りました。これは師父が孫娘の口を使い、私に啓示を与え私に心性を修めさせようとしておられます。これまで自分は常人と混同し、常人の理で常人と対立していました。自分は本当に最低でした。

　修煉を始めて20年以上になりますが、私は事の行いを修煉だと考えていました。もっと努力して、常にすべてのことにおいて内に向けて探し、言わせない心、争いの心、面子の心、利益の心（見返りを求める心）などのさまざまな人心を修めなければなりません。今年、孫娘はまた何度かわざと私を怒らせようとしましたが、私は我慢し、心がもうつらくなくなりました。

　師父のご按排と、深い配慮に感謝します。弟子は必ず最後の修煉の道をしっかりと歩み、恩師の済度に応えたいと思います。