文／聞以明　

　【明慧日本2025年5月20日】それぞれの人が持つ知識、教養、審美眼はそれぞれ異なります。西洋では個人の審美的嗜好の違いについて、「千人の目には千のハムレットがある」という名言があります。ある人は色彩に敏感であり、ある人は音楽に対して優れた素養を持ち、ある人はダンスを鑑賞することを好み、またある人は歌を好みます。

　通常、芸術家は基本的に自分の得意な分野を探究し、研究します。『ゲーテ対話録』の中で、ゲーテはかつてこのように述べています。「最も偉大な芸術の才能は、自分の範囲を制限し、あれこれと手を広げないことを知ることにある」と。もし一つの芸術創作が複数の領域にまたがるならば、膨大で複雑な複数のジャンルを操ることは決して容易なことではありません。

　神韻の舞台は照明、デジタル背景幕、音楽、ダンス、衣装、色彩などを含み、それぞれの領域が専門的な学問であり、それぞれの項目がその分野の専門家の個人的特徴を表現することがあります。しかし神韻は多くの異なる領域、異なるジャンルの芸術を調和よく、巧みに一体化させ、どの要素も突出させることなく、しかしそれぞれの要素が果たすべき役割をしっかりと果たしています。『アンナ・カレーニナ』の中で、レフ・トルストイはこのように芸術を描写しています。「芸術は一体のものであり、あらゆる種類の芸術を融合してこそ、最も完璧な境地に達することができる」と。

　神韻芸術団の世界ツアーは世界中で広く歓迎されており、高齢者、若者、専門芸術家、一般観客を問わず、皆が神韻の芸術表現に深く感動しています。

　「このような技術を見たことがない」

　デジタル背景幕は芸術家たちに深い印象を残しました。2024年12月26日、日本の写真家である黒川務氏は「神韻舞台の照明技術は最高レベルです」と述べ、「さらに不思議に思うのは、舞台上の人物がスクリーンに『飛び込む』瞬間、虚と実の人物間の切り替えが完璧な精度で一致することです。しかもただ1、2回だけでなく、何度も繰り返し精密無比です。神韻の特許取得済みのデジタル背景幕は、本当に不思議で神秘的です。このような技術を見たことがありません」と述べました。

　2024年4月29日、アメリカのグラミー賞受賞者であり音楽プロデューサーのダグ・マクガーク氏は神韻の公演を観た後、舞台上の演者とスクリーンの間のインタラクションが完璧だと述べ、「私はこのようにテクノロジーを公演に融合させる制作方法が好きです。ダンス、音楽、デジタル背景幕というすべての要素を一体化させる彼らの制作方法はとても精巧です」と語りました。

　「世界中のダンス教師がこれを観るべきです」

　神韻のダンスは西洋の芸術家たちから称賛を集めています。2024年3月16日午後、アメリカの映画俳優であり演出家のマーク・ハプトンストール氏は神韻の公演を観て、「あのダンスを見ると、まるで春のように私の内面の何かが呼び覚まされ、魂の復活のようでした」と述べました。彼は「非常に活気づけられ、鼓舞され、心が啓発されました。子供の頃から馴染みのあるような感覚、純粋な心の感覚でした」と語りました。

　2024年4月5日、ハリウッドスターのロバートソン・ディーン氏は神韻の公演を観た後、神韻のダンサーの高度な技術と柔軟性が比類ないものだと驚嘆し、「なんということでしょう！　彼らはみなスーパーマンだと思います」と述べました。彼は「舞台から大きな精神力が波のように湧き出ていました。伝統に根ざした芸術形式にこれほど全身全霊を捧げることは、それ自体が精神的な修行です」と考えています。

　2024年3月6日、チェコの著名な演出家であるリダ・エンゲロヴァ氏は神韻の公演を観て、「私もダンス芸術にかなり精通していますが、この完璧さにはいつも驚かされます」と述べました。彼女は神韻の演者たちに敬意を表し、「彼らを深く敬服し、彼らのために祈っています」と語りました。

　2024年1月31日、イタリアのダンススクール創設者でダンス審査員のニコレッタ・ブオナグーロ氏は神韻の公演を鑑賞し、「これは息をのむほどの公演です。ダンサーの専門的なレベル、振付、色彩のすべてが感嘆に値します。素晴らしく、唯一無二で、私の考えでは、世界中のダンス教師がこのような素晴らしい公演を観るべきです」と述べました。

　2025年1月7日、元バレエダンサーのメリッサ・オスナ氏は神韻を観た後、「公演は完璧で、監督、作曲家、脚本家のすべてが完璧で、最終的にはすべてが水が流れるように自然に融合しています。これが最高の、世界で最高の公演です」と語りました。メリッサ・オスナ氏は11年間バレエを踊った経験があり、神韻の芸術家たちは「才能に溢れている」と感じ、神韻のダンサーになることは決して容易なことではなく、多くの人が神韻に参加したいと思っているはずだと考えています。なぜなら「誰もがそのレベルに達することができるわけではない」からです。

　「東西の楽器の組み合わせは本当に素晴らしい」

　2024年2月11日、南米の音楽家、作曲家のマリオ・ゴドイ氏は神韻の公演を観て、「作曲は非常に素晴らしく、ダンスの動きやストーリーと完璧に合っています。ダンスが緊張感のあるシーンを表現する場合でも、楽しいシーンであっても、他の感情や動きであっても、音楽はそれに完璧に合わせており、まるで映画を見ているようです。これらの作曲はすべて非常に良く、非常に完璧です。音楽は完璧で、絶対的に完璧です」と述べました。

　2024年2月24日夜、グラミー賞を受賞した音楽家であり著名な音楽プロデューサーであるテッド・パールマン氏は神韻の公演を鑑賞し、「異なる音色と音程（インターバル）が完璧に組み合わされ、音楽家たちの演奏は素晴らしいです」と述べました。彼は「音楽は非常に美しく感動的で、特に中国の東洋的なメロディーが融合しているところが素晴らしい」と語り、「東西の楽器の組み合わせは本当に素晴らしい」と述べました。

　2025年1月25日、イギリスの著名な音楽家のロズ氏と娘のロビン氏は神韻の公演を鑑賞しました。ロズ氏は神韻の東西の楽器を組み合わせた生演奏のオーケストラと独自の音楽に深い印象を受け、「彼らは公演の中で西洋楽器、例えばピアノや歌唱形式を取り入れていますが、全体的な音楽表現のスタイルは依然として中国の要素と趣を伝えており、非常に巧みです」と述べました。

　2025年1月4日、日本音楽著作権協会の自由作曲家、著名なギター奏者である出嶋達也氏は神韻の公演を観て、音楽界の友人たちに神韻を推薦したいと述べ、「神韻はすべての公演の中で必見の第一選択肢だと伝えたいです」と語りました。

　「色彩鑑賞の生きた辞典」

　神韻の衣装と色彩デザインは優雅で趣があります。2024年4月14日、台湾清華大学芸術とデザイン学科の客員教授である呂燕卿氏は神韻の公演を観て、神韻の芸術的素養が非常に高いと称賛し、「色彩の組み合わせは、いわば色彩鑑賞の生きた辞典です」と述べました。呂燕卿氏は「神韻は模範です。なぜなら、その色彩の組み合わせは非常に優雅で、この世のものとは思えず、形而上的な感覚があるからです」と褒め称えました。

　2024年4月13日、台湾のガラス工芸会社の取締役会長である林瑶農氏は神韻の公演を鑑賞し、「私の心の奥底まで演じられ、感動して涙を流しました」と述べました。林瑶農氏は東西の技法を融合して台湾の特色を示すガラス工芸家であり、国際的な賞を何度も受賞しています。彼は神韻の色彩に衝撃を受け、「神韻は色を非常にうまく組み合わせており、水色、オレンジ色、桃色などの色の層を表現しています。少しグラデーションのような色彩で、非常に中国風の感じがあり、とても衝撃を受けました」と述べました。

　林瑶農氏は「ダンサーの衣装の色が非常に鮮やかで、漢服がこれほど美しく表現できるとは想像もできませんでした。神韻はそれを実現しています」と述べました。

　「多方面にわたる優れた表現がここに集結し、言葉では表せません」

　デジタル背景幕からダンス、作曲、歌唱、衣装、配色、楽器に至るまで、これらすべての芸術形式が一体となり、芸術関係者を感嘆させています。2024年4月12日、スイスのベテランオーケストラ指揮者、音楽教育者であるアントワーヌ・マルギエ氏は公演を観た後、神韻の公演はすべてを超越していると述べ、「この公演のすべての細部が完璧です」と語りました。彼は神韻から見たものは「多方面にわたる優れた表現がここに集結し、言葉では表せません」と述べました。

　2024年4月14日、アメリカのエミー賞受賞者であるハーバート・スタップ氏は神韻の公演を鑑賞しました。彼は「神韻のすべてが想像を超えています！」と述べました。神韻の深遠な芸術的造詣にスタップ氏は感嘆し、「鮮やかな色彩と若いダンサーたちの高難度の技術は驚異的で、オーケストラの高水準も私の予想を超えていました」と語りました。彼は「デジタル背景幕と舞台上のキャラクターの融合が完璧です」と述べました。

　「私たちが発見すべきもっと大きな世界が待っています」

　神韻の芸術表現形式の背後には、重厚な歴史的情報が込められており、人々に考えさせます。2024年4月27日、アメリカのエミー賞受賞プロデューサーであるジョシュア・ベネット氏は公演を観た後、「神韻の芸術家たちは全人類に共通する価値観、感情、感覚を表現しています」と述べました。彼は「中国古典舞踊と芸術の歴史全体が非常に魅力的だと思います。神韻を観ることで、私たちが発見すべきもっと大きな世界が待っているという感覚を得ました」と語りました。

　『芸術論』の中で、フランスの芸術家ロダンはこのように芸術の境地を述べています。「芸術の全ての美は、思想から、意図から、作者が宇宙の中で啓発を得た思想と意図から来る」と。神韻の美は、形式において美しく、内容が豊かで、歴史的使命を担っており、最も開放的で寛容な芸術形式で、すべての観客に「真・善・忍」のエネルギーの慈悲を感じさせます。これは創造主の恵みであり、未来に新時代に入るための希望です。