文／四川省の大法弟子

　【明慧日本2025年5月24日】師父は「一人が法を得れば、家族全員が受益します」（『轉法輪法解』「済南での説法　質疑応答」）と説かれました。大法弟子は皆、法輪大法を修煉することで自分の家族に恩恵をもたらすだけでなく、大法を信じる世の人々にも恩恵をもたらすという体験を持っていると思います。私の妻が交通事故に遭ったことは、このことを証明しています。

　2023年8月23日午後1時30分、妻は道路を横断中、横断歩道でタクシーにぶつけられ、倒れてしまいました。すぐに救急車で病院に運ばれ、救助されました。医師によるレントゲン診断の結果、両足とも大腿骨骨折、骨盤骨粉砕骨折、左肋骨4本骨折、右肋骨2本骨折、左肩鎖骨骨折がありました。最も危険なのは、骨盤の粉砕骨折が出血を引き起こし、いったん出血が止まらなくなると、出血多量で命にかかわることです。医師は妻を集中治療室に送って救急手当てをし、家族に危篤通知書を出しました。

　その知らせを知ったとき、私はとても不安になりました。師父の求める三つのことを行うことに影響を及ぼすと思って、「なぜこんな大きなことが起きたのか？　それは、私に何か漏れがあって旧勢力に隙を乗じられたのか？」と内に向けて探しました。私は真剣に自分の最近の修煉状況を振り返り、愕然としました。妻と私は定年退職して悠々自適の生活を送っていたため、旅行したりマージャンをしたりする常人の快適な生活を羨ましく思うようになりました。私は古い弟子であり、大法に対する認識もある程度持っていると思っていたので、自分の修煉を緩め、常人と同じように任務を達成する気持ちで修煉していました。

　妻はまだ大法を修煉していませんが、私のすべきことにとても協力的で、大法を信じ、師父を信じ、いつも「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」を唱えています。妻が入院しても、私はやるべきことをサボることなく、法の勉強を強化し、発正念を強化し、私と妻の空間場を浄化し続けました。自分の考えが大法に符合していないことと、衆生を救い済度によくない言動を正し、旧勢力による妨害を取り除くよう続けました。師父に、私の正念をご加持すること、妻の主元神を加持し、「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」と妻の本心を理解させるようにと、お願いしました。

　師父の慈悲深い救いのおかげで、妻は徐々に命の危機を脱し、日に日に良くなっています。妻は集中治療室で「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」という心からの９文字を唱え続けたため、9月15日に一般病棟に移されました。

　一般病棟で、私は妻に師父の説法の録音を聴かせ、「真善忍の三文字、聖言の法力無限法輪大法は素晴らしい、真念で万劫が変わる（『洪吟四』「対聯万法の宗」）」と復唱するようにさせました。妻は大法を堅く信じ、師父を堅く信じ、師父の説法の録音を聴き続け、健康状態は日に日に良くなっていきました。主治医は「これほど深刻な骨折（骨接ぎ手術は2回に分けて行われ、1回の手術に7～8時間かかった）で、これほど高齢（70歳）なのに、どうしてこんなに早く、こんなに良く回復できたのか、本当に珍しいことです」と話し、とても驚いていました。

　医療スタッフたちも驚きました。彼らは、たとえ妻が助かったとしても、寝たきりになるか、車椅子から離れられなくなるだろうと思っていたのですが、妻の状況は彼らのこれまでの常識を完全に打ち破りました。妻は60日あまりで自力で立ち上がり、歩けるようになったのです。現実の前で、医療スタッフたちは法輪大法の素晴らしさに感嘆し、法輪大法に対する誤解を解き、心から法輪大法のことを理解できるようになりました。

　妻は、自分が大法の師父を信じたから、師父が自分に福報を与えて下さったこと、自分が法輪大法を信じたから、大法が自分の身に奇跡を起こして下さったことを、心の中でよく理解しています。妻は11月11日に退院し、80日間の入院を経て家に戻りました。現在、妻は簡単な家事ができるようになり、松葉杖なしで自由に歩けるようになりました。

　師父は『なぜ人類が存在するのか』の中で、「宇宙は公平であり、生命の行いが良ければ良い報いがあり、悪事を働けば償わなければなりません。今生に償わなくても来世に償うのです。これは宇宙の絶対的摂理なのです！　天、地、神、創世主は衆生に慈悲深いのです。天、地、人、神は皆、創世主によって造られたので、一部の生命には優しく接するが、一部の生命には辛く当たるなどのことは絶対ありません。因果応報こそ、人生に福があるかどうかの根本的な原因なのです」「得と失は現実では、社会の一般的な現象と同じように見えますが、根本には生命が自ら造った原因と結果として現れています。しかし、得ることと得られないこと、得と失は、人類社会ではその現れが人類社会の状況と合致しているため、生きている間、生活の貧富に関係なく、必ず善行を施し、悪事を働かず、善良さを保ち続け、天と神を敬い、人助けを自分の喜びとするなど、このようにすべきです。このようにすれば福徳が積まれ、来世福報があります」と説かれました。

　この文章を読むことができるすべての縁のある人が、この事実を前にして、自分の生来の善良な本性で考えてほしいのです。「なぜこの時期に法輪大法が伝えられてきたのか？　なぜ中国共産党は26年間も法輪大法を迫害してきたのか?　なぜ最も残酷な迫害を受けても、大法弟子の固い信念を揺るがすことができなかったのか」。人々よ、法輪大法という万古の縁を大切にし、「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」と唱えることを忘れず、「三退」をして、安全、平穏を確保しましょう。

（明慧ネット2025年世界法輪大法デーの入選文章）