　【明慧日本 2025年5月25日】

　私は1996年に法を得た大法弟子で、現在は裁縫店を経営しています。最近、警官の嫌がらせに直面しながら、正面思考で真相を伝え、人を救う経験を書いて、同修たちと交流したいと思います。

　迫害を制止することも人を救うこと

　2025年4月28日の午後、私の住む小区の治安委員会の2人が派出所の警官を連れて私の自宅の階下に来ました。ちょうど私の夫（法輪功を修煉していない）が家から出たところ、彼らは私が家にいるかと尋ねました。夫は「いない」と答え、そのまま相手を無視して自転車で私の裁縫店に来ました。夫の話によれば、治安委員会の2人が連れてきた警官は若くて、見たことがないと言いました。その時、私の心はとても平静で、一つの思いが浮かびました。「大法弟子への嫌がらせと迫害を制止し、同時に彼らを救わなければならない」と。

　私は手を休め、治安委員会へ彼らを探しに行きました。治安委員会の2人は不在で、別の人が私を主任の事務所に案内しました。私は主任に「治安委員会の2人が派出所の警官を連れて私の家に来ましたが、何か用ですか？」と尋ねました。主任は「知らない」と答えました。私は「その時、私は家にいなくて、家族が対応しました。私は誰かに迷惑をかけたわけでもない。ただ法輪功を学んでいるだけなのに、なぜしつこく来るのですか？　私の夫は体調が悪く、脳梗塞を2回起こしていて、刺激を受けてはいけません。あなたたちが勝手に家に来て、もし彼の体に何かあったら、責任を取ってもらいますよ」と言いました。主任はこれを聞いて不適切だと感じ、電話で派出所の警官に夫の体調を伝え、今後は行かないようにと伝えました。

　さらに、夫が言っていた「若い警官は見たことがない、恐らく新任だろう」という話を思い出し、機会があれば彼に真相を伝えようと考えました。そこで私は「何かあれば直接私に話してください。家族に嫌がらせをしないでください」と言いました。こう言ったのは、一方で若い警官に真相を伝える機会を得るためと、もう一方では家族が私のことで恐れや不安を感じないように守るためでした。主任は再度派出所に電話し「本人がここにいます。彼女は法輪功を修煉していて、とても良い人です。彼女の夫は病気で、怖がって震えていました。今後はこんなことをしないでください。何かあれば直接本人に話してください。家には行かないでください」と伝えました。主任は、大法弟子への嫌がらせを制止したことで、彼自身も良い未来を選んだのです。

　その後、主任は「電話番号を教えてください」と言いました。私は「派出所に私の番号はあります」と答えましたが、彼が「それでも教えてください」と言うので、電話番号を伝えました。これは協力したわけではなく、その時、私は一切のネガティブな考えを持たず、彼らが私の電話番号を知った後でどうなるかなど考えず、ただ純粋に彼らを救いたいという思いだけでした。

　 警官は悪人を管理するもの

　私は、警官は悪人を管理するものだと思っています。私は悪人ではなく、修煉者です。警官が善良な人、修煉者に勝手に嫌がらせをするのは悪いことではないですか？　それは業を作る行為ではないですか？

　警官を救いたいという心があったからか、翌日、2025年4月29日に、2人の警官が私の店に来ました。私はとても嬉しく思いました。普段、彼らを探すのは簡単ではありません。師父が警官に真相を伝える機会を用意してくださったのです。

　その日の午前、2人の警官が私の裁縫店に来ると、まず外で店の写真を撮り、店内に入って私の写真を撮りました。私は心の中で「神通を使ってカメラを機能しないようにしよう」と思いました。そして、平静に「あなたたちが私の写真を撮るなら、私もあなたたちの写真を撮りますね」と言いました。一人の警官が「いいよ」と言い、2人が協力的に近づいてきたので、私は彼らと警官番号をはっきりと撮影しました。その後、彼らの名前を尋ねると、一人は呂、もう一人は張と言いました。

　私は丁寧に彼らに座るよう促し、穏やかだが毅然とした口調で「私の許可なく店や私を撮影するのは違法です。そんなことをするのは間違っていて、あなたたちにとっても良くありません」と言いました。張さんが「これは私たちの仕事です」と言うので、私は「私はあなたたちの仕事を妨害していません。でも、今日、あなたたちは私の平穏な生活を乱しました。警官は悪人を管理するものです。私は悪人ではなく、修煉者で、普通の人を超えた良い人です。警官が善良な人や修煉者に対して勝手に嫌がらせするのは悪いことではないですか？　業を作る行為ではないですか？」と答えました。

　私は「法輪大法は世界100以上の国で広まり、1億人以上が心身の恩恵を受けています。どの国でも合法なのに、中国共産党だけが迫害しています。法輪功は「真、善、忍」の基本理念に基づいて良い人になるもので、良い人になることが間違っているのですか？」と、続けました。師父が真相を伝える智慧を授けてくださったことに感謝します。真相を伝える過程で、私は常に正念を保ち、真の慈悲を感じ、心の奥底からの善で、完全にこの2人の尊い命を救うためでした。

　大法の慈悲が、彼らの背後の邪悪な要素を解体しました。呂さんが両手を合わせて「おばさん、ごめんなさい。私たちが悪いのです。もう二度としません」と言いました。さらに彼は「昨日、治安委員会から派出所に電話があり、ベテランの警官が、私たちがあなたの家に行ったのは間違っていたと言いました。今後は行きません」。この彼の言葉を聞いて、私はこの命が正しい選択をしたことを心から喜びました。

　私は悟りました。邪悪を震え上がせるのは真相であり、邪悪を解体するのは法と私たちの功能です。そして、功能は私たちが慈悲と穏やかな状態にある時こそ、最大限に発揮されるのです。修煉の道で、どんなことに出会っても、必ずどんなことが起きても、前向きな心で対処しなければなりません。