文／中国の大法弟子　蓮

　【明慧日本2025年5月26日】私は農村の女性で、今年64歳です。1998年の春に法輪大法の修煉を始めました。師父の慈悲深い救済と保護に感謝し、私は本当の真に帰する修煉の道を穏やかに歩んでいます。以下は、私と近隣の人々との交流の物語です。

　一、隣人の感謝

（1）隣人の義兄が干し草の山から落ちた後

　去年の春、隣人の義兄がトウモロコシの茎を切っているときに干し草の山から落ち、その後は家で寝たきりになり、働くことができませんでした。春のトウモロコシの植え付け時期になり、他の家はすでに植え終えているのに、義兄の家の畑はまだ手つかずでした。私の夫も法輪大法を修煉しています。私は夫に「時間があるときに、義兄の家のトウモロコシ畑の畝を整えてあげましょう。義兄はせっかちな性格だから、自分でできればとっくにやっているはず。ことわざにもあるように、遠い親戚より近い隣人です。彼の家の畑は我が家のすぐ近くで、目の前にあるのに、植えられないまま放っておけますか？師父は私たちに良い人になり、常に他人のことを考えるように教えてくださいました」と言いました。夫は「よし、師父の教えに従おう」と言いました。

　その後、ある日の午前中、夫は休憩も取らずに義兄の家の畑の畝を整えました。夫は去り際に義兄に「義兄さん、これから家で何かできない仕事があったら、声をかけてください」と言いました。義兄の家族はとても喜び、感謝していました。

　端午節の前、隣人のお姉さんが卵を半籠持ってきて感謝の意を表しました。私は「お姉さん、隣人なんだから、困っているのを見たら少しでも助けるのは当たり前よ」と言いました。私は修煉者として、卵を受け取るわけにはいきません。隣人のお姉さんが帰る際、半籠の卵をどうしても置いていこうとしたので、私はその卵を持って彼女の家まで送り返しました。以前の私なら、こんなことはできなかったでしょう。大法が私の心を正し、今は見返りを求めません。隣人は心から大法弟子が本当の善人だと感じてくれました。

（2）隣人を助けてお金を取らない

　私たちの集落は家が分散していて、後ろの通りにある隣人の家は、まるで別の集落のように遠いのです。私の夫は内装の仕事をしています。去年、後ろの通りの隣人がトイレを建てる際、夫に壁の防水処理とタイル貼りを頼み、仕事は1日で終わりました。大工の1日の賃金は400元ですが、仕事が終わったとき、隣人が400元を渡そうとしたところ、夫は「こんな少しの仕事でお金は要らないよ」と言いました。夫は作業中、上着を脱いで脇に置いていましたが、隣人はこっそりそのポケットに400元を入れていました。

　2、3日後、後ろの通りの隣人夫婦が三輪車で我が家に来て「おじさんの服のポケットに400元を入れたから、わからなかったでしょ。教えておくから、お金をなくさないようにね」と言いました。隣人が帰った後、夫の服のポケットには400元がありました。私はそのお金を持って私たちは大法弟子です。このお金のために隣人との関係を損なうわけにはいかないと、自転車に乗って400元を隣人の家に返しに行きました。以前の私なら、400元どころか40元でも欲しがったでしょう。師父と大法が私に人を助ける喜びを教えてくださったと考えました。

　二、私はあなたのために、あなたは私のために

　今年の正月前、私は「法輪大法は素晴らしい」の真相の年画や福の字が入った吉祥の飾りを用意しました。とても美しいものでした。私は「こんな素晴らしいものを、近隣の人たちにも分けてあげたい。この不安定な時代、さまざまな病気や天災人災がある中、隣人たちが無事に難を逃れられることを心から願っている。大法弟子の善良さは、隣人に希望を伝えることができる」と思いました。

（1）真相を理解した隣人のおじさん

　隣人のおじさんは81歳です。「法輪大法は素晴らしい」の真相の年画と福の字を届けたとき、おじさんは両手でその宝物を受け取り、喜んで「福の字を一番高いところに飾るよ」と言いました。

　おじさんの家に年画と福の字を届けた後、彼の変化に気づきました。隣人たちは小さな川で洗濯をしますが、冬は水たまりが凍って小さくなります。私はよくそこで洗濯しモップを洗いますが、毎回氷を割らなければなりません。ある日、洗濯に行くと、おじさんが水たまりの氷を大きく割り、氷を取り除いてくれていました。彼は「水たまりは我が家の通りに近いけど、普段はモップすら洗うのが面倒なんだ」と言いました。おじさんはあまり洗濯しないのに、他人のために良いことをしてくれました。これは大法の力です。

　（2）真相を理解した隣のお姉さん

　隣のお姉さんの家族全員が真相を理解しています。彼女の夫は、私が修煉を始めてから人が変わったように良くなったと言います。以前渡した真相カレンダーや年画、対聯、福の字を彼らは大切にし、良いものだと知っています。年画を家のドアに貼り、出入りするたびに頭上から見守られています。彼らは真相を理解し、福を得ました。農家とはいえ、勤勉で善良な彼らの暮らしは豊かです。今回も真相年画と小さな福の字を届けると、お姉さんは喜んで感謝して受け取りました。

　年画と福の字を届けた後、ある日、洗濯に行くと水たまりの水が濁っていました。盆（洗濯籠のようなもの）を持って帰ろうとすると、お姉さんがモップを洗いに戻ってきました。彼女は申し訳なさそうに「私がさっき洗濯して水を濁らせちゃった。ごめんね。上の水たまりに案内する」と言いました。私が「大丈夫よ、自分で行きますから」と言っても、お姉さんは「私が案内する」と言い、モップを持って坂道を歩き始めました。すると、坂で転んでしまいました。立ち上がったお姉さんはまだ先に行こうとしたので、私は「お姉さん、もういいよ。70歳近いのに、この道は歩きにくいし、坂や氷もあるから」と言いました。でもお姉さんは私を連れて行くと譲りません。凍った凸凹の道を、二人で腰を曲げて一歩一歩進み、上の水たまりまで行き、私が洗濯を終えるまで待って、一緒に帰りました。

　小さなことですが、その瞬間、心が温まりました。人と人の間に私心がなく、ただ相手のことを思う純粋な気持ちは、なんて美しいのでしょう。私はお姉さん一家の幸せを心から願いました。お姉さんも感謝の心で、私を大切に思ってくれました。

　 三、隣人たちの変化

　これまで私は人々に法輪功について伝え続け、隣人たちにも大法が人を良くすること、素晴らしいものをもたらすことを話してきました。

　（1）義兄一家7人が三退

　義兄一家7人全員が三退（中共の党・団・隊からの脱退）をし、法輪大法が良いと知っています。毎年、真相の対聯や福の字、年画、カレンダーを貼っています。正月前、工場が休みになり、義兄の息子が子連れで帰省しました。

　我が家と義兄の家の間には、隣人の二番目のお姉さんの家があります。二番目のお姉さんは冬の間ずっと街に住んでいて、雪が降るたびに彼女の家の前の雪は私と夫が掃いていました。

　臘月27日の夜、雪が降りました。翌朝、夫と私が功を煉り、正念を発した後、通りで雪かきをしようと外に出ました。すると、二番目のお姉さんの家の前の雪がきれいに掃かれていました。義兄の息子が掃いたのです。彼は良いことをしたのです。私と夫はその光景を見て、とても嬉しく思いました。義兄の息子は善良になり、他人を思いやれるようになったのです。

（2）隣人の甥一家が三退

隣人の甥一家も全員三退しました。正月前に小さな福の字を渡すと、とても喜んでくれました。私と夫は彼に「心を正しく持ち、良いことをたくさんすれば、福が積まれ、子どもたちにも良い影響があるよ」と言いました。彼も大法が良いと認めました。

　一昨年、雪が多く降り、連続で積もりました。甥は自分の家の前の雪をあまり掃かず、氷になっていました。ある時、夫がスコップで氷を削りました。また、雪が厚く降ったとき、私と夫はこの通りの雪を東から西まで、さらに村のメインストリートの雪も2里（1キロ）にわたって掃きました。雪かきをしていると、甥が三輪車で通りかかり、「こんなに雪を掃くのは大変だろう！」と言いました。

　今年の正月後、また雪が降りました。以前は自分の家の雪もあまり掃かなかった甥が、今回は自分の家の雪を掃いただけでなく、隣の四番目のおじさんの家の雪もきれいに掃きました。私たちは甥の変化をとても喜びました。

（3）隣の四番目のおじさんも三退

　隣の四番目のおじさんも早くに三退し、キリスト教を信仰しています。彼は私と夫が法輪大法を修煉して変わった姿を目の当たりにし、渡した真相小冊子を読み、真相カレンダーや対聯も受け取っています。

　おじさんは「なぜ毎年あなたたちの対聯を貼るのか？　それはあなたたちがしている良いことがそこにあるからだ。数年前の秋、キュウリを市場で売ろうと自転車の後ろに袋を載せ、その中に160元を入れていた。市場までの5里（２.５キロー）の道で袋を落とし、着いてから気づいた。あなたが拾ってくれて本当によかった。他の人が拾ったら、誰も見てないんだから持って行っただろう」

　「この何年も、あなたが道を直したり、雪を掃いたりしているのを見てきた。おじさんの家の仕事をあなたたちが見つけて手伝ってくれている。大法弟子が良い人だと、おじさんは目にしてきたよ」と言いました。おじさんは親指を立てて「大法弟子は素晴らしい。人々がみな法輪功を修めるあなたたちのようなら、この社会は良くなる」と言いました。

　結び

　私たち隣人同士はとても仲良く暮らしています。毎年、正月初めには親戚のようにお互いに新年の挨拶をし、集まって楽しくお菓子や果物を食べます。特に今年は、どの家にも私が渡した大法の真相年画、福の字、カレンダー、対聯があり、救命の宝物が家々にあります。

　隣人たちは佛光の輝きの下、和気あいあいと過ごしています。世の人々が真相を理解し、「法輪大法は素晴らしい、真善忍は素晴らしい」を心に刻み、法輪大法の救済を受けて、素晴らしい未来を得られることを願います。

　（明慧ネット2025年世界法輪大法デー寄稿選抜）