　【明慧2025年5月27日】2025年5月13日は、第26回「世界法輪大法デー」であり、法輪大法（ファールンダーファー）が世界に普及して33周年の記念日である。そして、慈悲深く偉大なる法輪功の創始者・李洪志先生の誕生日でもある。これを祝して、ニューヨーク州の50人以上の議員から表彰状や祝賀メッセージが寄せられた。その中には、連邦下院議員3人、州上院議員14人、州下院議員14人、地方自治体の議員23人が含まれている。

　議員らは李洪志先生に敬意を表し、「法輪大法デー」を共に祝うことを宣言した。そして、真・善・忍を根本原則とする法輪大法が、世界中の1億人を超える人々の心を向上させ、個人の全体的な幸福と内なる平和を促進していることを称賛した。また、法輪功修煉者がニューヨーク州の地域社会で行ってきた卓越した貢献に対して感謝の意を表した。

　ニューヨーク州上院では、上院商業・経済開発・中小企業委員会の筆頭委員であり、第3選挙区選出のディーン・マリー上院議員が提案し、9人の上院議員が共同署名した第243号決議案が可決され、「第26回世界法輪大法デー」を祝賀した。

　また、州上院の臨時議長兼多数党リーダーのアンドレア・スチュワート＝カズンズ議員をはじめとする4人の上院議員も、表彰状の授与や祝賀メッセージを通じて「第26回世界法輪大法デー」を慶祝した。

　ニューヨーク州上院、「世界法輪大法デー」を祝う決議案を可決

　ニューヨーク州上院は、2025年1月22日付で第243号決議案を可決し、2025年5月13日の「第26回世界法輪大法デー」を祝賀することを宣言した。

　この決議案は、第3選挙区選出のディーン・マリー上院議員が発起し、以下の9人のニューヨーク州上院議員が共同署名した。

　第24選挙区州上院少数党副リーダーアンドリュー・ランザ（Andrew J. Lanza）議員

　第53選挙区少数党アシスタントリーダージョセフ・グリッフォ（Joseph A. Griffo）議員

　第3選挙区ディーン・マリー（Dean Murray）議員

　第43選挙区ジェイコブ・アシュビー（Jacob Ashby）議員

　第57選挙区ジョージ・ボレロ（George M. Borrello）議員

　第7選挙区ジャック・マーティンズ（Jack M. Martins）議員

　第51選挙区ピーター・オーバーカー（Peter Oberacker）議員

　第58選挙区トーマス・オマラ（Thomas F. O’Mara）議員

　第5選挙区スティーブン・ローズ（Steven D. Rhoads）議員

　第44選挙区ジェームズ・テディスコ（James Tedi議員

　州上院多数党リーダー「第26回世界法輪大法デー」を祝賀

ニューヨーク州上院議員アンドレア・S・コーカズンズ氏より授与された表彰状

　ニューヨーク州上院臨時議長、多数党リーダーであるアンドレア・スチュワート＝カズンズ議員が表彰状を授与し、「第26回世界法輪大法デー」を心から祝賀した。

　以下は表彰状の日本語訳である。

　法輪大法（法輪功ともいう）は、古代の精神的修煉法であり、1992年5月13日に初めて一般に公開されて以来、文化の枠を超えて、より健康で調和のとれた社会の構築に貢献してきました。これまでに、100以上の国々で1億人以上の人々（学習者）に恩恵をもたらしています。

　法輪大法は、「真・善・忍」という普遍的な原則に基づき、学習者の心身の健康を改善し、忍耐力を高めています。このような高尚な理念にもかかわらず、1999年7月20日以降、この修煉法は中国共産党の無神論政権によって脅威と見なされ、以来、継続的な迫害を受けています。

　中国共産党による法輪大法への迫害は、現在も続いています。過去26年間、修煉者は、中国共産党の破壊的な本質についての人々の認識を高めるために尽力してきました。それは法輪大法に対する不当な扱いだけでなく、数え切れないほどの人権侵害をも含んでいます。

　ニューヨークでは、法輪大法の学習者が、無料の指導や功法の講習、芸術展、文化プログラム、屋外での煉功活動を通じて、貴重な自身の体験を分かち合い、地域住民の生活に深い影響を与えてきました。その歴史を通して見ても、過酷な弾圧を受けながらも、法輪大法は地域社会への奉仕を絶えず続けています。

　本立法機関は、精神的信仰を称え、宗教や文化の継承を守ることに尽力する人々を讃えることを誇りに思います。

　ニューヨーク州上院議員は「真・善・忍という平和的な教えに、心からの敬意を表する」

ニューヨーク州上院議員ジェームズ・サンダース・ジュニア氏

　ニューヨーク州上院銀行委員会委員長、第10選挙区選出の上院議員ジェームズ・サンダース・ジュニア（James Sanders Jr.）氏は、祝賀メッセージの中で次のように述べている。

　私たちが5月13日の「世界法輪大法デー」を祝賀するに際し、私は皆さんと共に、「真・善・忍」という平和の教えに敬意を表します。法輪大法の学習者は、その精神的な旅路において、驚くべき勇気と忍耐を示してきました。彼らは常に非暴力と内に向かって自己を修めるという原則を守り続け、世界中のコミュニティにインスピレーションを与えています。このしばしば心が引き裂かれるような世界において、彼らは平和と信念が持つ力を私たちに強く思い起こさせる、力強い模範となっています。

　ニューヨーク州上院議員「法輪大法の学習者はニューヨーク州およびオレンジ郡コミュニティに卓越した貢献をしている」

ニューヨーク州上院議員ジェームズ・スコウフィス氏

　ニューヨーク州上院調査・政府運営委員会委員長、第42選挙区州上院議員ジェームズ・スコウフィス（James Skoufis）氏は表彰状の中で次のように述べている。

　学習者の皆さんがニューヨークで法輪大法デーのパレードを開催して慶祝することに際し、ここに2025年5月13日の「第26回世界法輪大法デー」をお祝い申し上げます。

　法輪大法は1992年5月に李洪志先生によって中国の長春で初めて人々に伝え出されました。これは中国の古代文化の教えを融合した心静かに身を修める修煉法であり、「真・善・忍」の原則を守りながら、心身の健康向上を目指しています。

　1999年以降、1億人以上の法輪大法の学習者が中国共産党政府の厳しい迫害を受けながらも、この修煉法を世界中に広めてきました。それ以来、世界中の学習者は毎年5月13日を「世界法輪大法デー」と定め、その創始を記念しています。

　今年、ニューヨーク州の法輪大法の学習者は5月9日にマンハッタンに集まり、この日を共に祝いました。

　法輪大法の学習者はニューヨーク州およびオレンジ郡コミュニティに卓越した貢献をしています。

　学習者がニューヨーク州および世界各地で法輪大法の（普及）を祝う中、私たちは彼らが偉大なニューヨーク州にもたらした貢献に敬意を表し、ともにこの盛大な行事を祝います。

　ニューヨーク州上院議員「法輪大法修煉者は長年にわたり、道徳の澄明さと平和的抵抗の灯台であり続けている」

ニューヨーク州上院議員エイプリル・N.M. バスキン氏

　ニューヨーク州上院調達・契約委員会委員長であり、今年新たに第63区州上院議員に当選したエイプリル・N.M. バスキン（April N.M. Baskin）氏は、第26回世界法輪大法デーを祝い祝辞を寄せ、次のように述べている。

　親愛なる友人の皆さま

　第26回世界法輪大法デーの到来に際し、皆さまに心からのご挨拶を申し上げます。この節目は、1992年に李洪志先生が法輪大法を創始されたことを祝うだけでなく、修煉者が「真・善・忍」の指導原則に継続して承諾していることを示しています。これらの価値観は個人の向上をもたらすだけでなく、私たちがより平和で包容力のある世界を目指す励みとなっています。

　法輪大法（法輪功ともいう）修煉者は長年にわたり、道徳の澄明（ちょうめい）さと平和的抵抗の灯台であり続けています。この26年間、彼らは勇敢に中国共産党による法輪功への継続的な迫害に対する関心を喚起してきました。彼らの努力は、系統的な信仰への弾圧、恣意的な拘禁、そして政権の許可による恐るべき生体臓器収奪などの犯罪行為に対する懸念を引き起こしています。

　厳しい弾圧に直面しながらも、法輪大法修煉者は揺るぎなく平和的に真実を暴露し、世界中に中国共産党の極権的イデオロギーの破壊性を警告し続けています。彼らの信仰の自由、人間の尊厳、そして正義への奉仕は深い影響を与え、迫害される人々の声となるだけでなく、私たち全員に民主主義の価値を守る重要性を再認識させています。

　ニューヨークおよび世界各地において、豊かな文化活動、コミュニティ参加、人権と精神的信仰の自由に関する継続的な対話において、法輪大法の学習者は大きな貢献を果たしています。彼らは逆境にあっても不屈の精神で取り組み、「真・善・忍」と非暴力の力がいかに強いものであるかを私たちに力強く示しています。

　私はニューヨーク州上院を代表して、皆さまの熱意ある取り組み、揺るぎない忍耐力、そして積極的な擁護活動に敬意を表します。この特別な日が反省、団結と希望の再燃の時となることを願っております。将来、（中国共産党による）抑圧のない日々が訪れることを期待しています。