文／中国の大法弟子

　【明慧日本2025年5月29日】私は今年64歳で東北地方の農村に住んでいます。半年前、病院で子宮頸がんと診断されました。それをきっかけに法輪大法の修煉を始め、師父が私を死の淵から救い出してくださいました。世界法輪大法デーが近づくこの時期に、この不思議な体験を書き記すことで、法輪大法の偉大さとすばらしさを実証し、師父が私に二度目の命を与えてくださったことへの感謝を表したいと思います。

　師父は私を病業の関から救ってくださった

　それは2024年9月のことでした。私は天津で働いていたのですが、体がだるく、息切れがして、どんどん痩せていきました。やがて歩くことさえ困難になり、田舎の小さな病院で診てもらったところ、子宮頸がんとの診断を受けました。当時、家族は私に本当のことを伝えず、すぐに省都の大きな病院へ連れて行き、改めて診断を受けさせました。そこの医師もはっきりとは言いませんでしたが、「あまり良くない」とだけ告げました。私は毅然と、「本当のことを言ってください。どんな結果でも受け止めます」と答えました。

　私のその覚悟を見た家族と医師は、ようやく真実を伝えてくれました。医師の話では、子宮頸がんはすでに太ももにまで転移しており手術は不可能で、代わりに放射線治療と化学療法が必要だと言われました。その言葉を聞いても、心は比較的落ち着いていました。「どうせこうなったのなら、なるようになるしかない。あとは天に任せるしかない」と自分に言い聞かせました。

　化学療法を始めたのは9月29日でした。その頃、夫や子どもたちは重苦しい雰囲気に包まれ、ため息ばかりで、顔にも心配がにじんでいました。そんなとき、夫が私に「お前、妹の家に行って大法を学んでみたらどうだ？　大法は病気を癒し、体を健康にするって言うじゃないか」と言いました。私の妹は大法弟子で、私の病状を聞きつけて見舞いに来て、一緒に大法を学ぼうと勧めてくれました。彼女は「師父だけがあなたを救えるのよ」と言いました。私は「こんな病気になって、もう死ぬしかない。希望なんてないし、試しても損はないだろう」と心の中で思いました。そうして、治療の3日目、私は妹の家に向かいました。その頃、体はすっかり衰弱し、足も動かず、妹の家の玄関前の段差すら上れない状態でした。

　妹の家族は、私が大法を学びたいと言ったことをとても喜んでくれました。妹はまず、私に大法の真相を紹介する映像を見せてくれました。中には、同修たちが修煉の体験を語るものや、難病を大法を通じて克服したという奇跡のような話がありました。私は半信半疑でそれらを聞いていました。10月3日、私は初めて師父の説法ビデオを視聴しました。そのときは頭がぼんやりしていて、よく覚えていません。ところが、第三講を見終わったその日の帰り道、突然ひどく嘔吐し始め、強烈な薬品のような匂いを伴っていました。それを見た妹は、「これは良い兆しよ、師父があなたの身体を浄化してくださってるのよ！」と喜んで言いました。私はそのときは意味がよく分かりませんでしたが、心の底からもう薬を飲みたくないと思いました。「どうせ全部吐いたんだから、薬なんて飲んでも無駄だし、匂いもひどいし……」と思いながら2日ほど嘔吐が続きましたが、その後、少しずつ体に力が戻ってきたのを感じました。

　師父の説法を聞き始めたその日から、私は五つの功法の煉功を始めました。初めて第二功法をしたとき、いきなり1時間やり通しました。全身が汗だくになり、体がガタガタ震えるほどでしたが、私は「どんなに辛くても絶対に手を下ろさない」と心を決めて、ひたすら耐えました。そうして半月以上、根気よく続けましたが、実のところ、その頃の私はまだ心の奥で、師父や大法が本当に私の病気を取り除いてくれるとは信じていませんでした。そんな中、師父の導きで、ある同修と出会いました。その方は以前がんを患っていたのですが、修煉によって完治したというのです。その神秘的な体験を聞いて、私は大きな衝撃を受け、「本気で修煉しよう」とようやく心を固めることができました。

　ところが、私が覚悟を決めて修煉を始めたとたん、家族や親戚からの干渉が始まりました。家族や義理の姉、他の親戚たちが口々に私に化学治療を受けるよう迫ってきました。でも私は、「もういい、私は師父にお任せする！」と心を決めて、彼女たちにはっきりと「自分の身体のことは自分で決める。私はこれから大法を修煉する。師父のおっしゃることしか聞かない」と伝えました。さらに私は「彼女たちが私の病気のことを忘れ、化学治療のことを思い出さないように」と正念を発しました。すると本当に、彼女たちからの干渉はなくなりました。

　それ以降、私は毎日、トイレで大量の異物を排出するようになりました。その匂いは、化学肥料よりも強烈で非常に不快でした。それが約1か月続き、徐々に排出量も少なくなっていきました。ある日、トイレに行ったときに、ピンポン玉ほどの大きさで、丸くて黒でも白でもなく、皮がついたツルツルした物体が5、6個も出てきました。それが出た途端、腹部が一気に軽くなったのです。その後、私は2回病院で検査を受けましたが、どちらも「完全に正常」と診断されました。私はすっかり健康を取り戻していたのです！　どれだけ嬉しかったことか……。師父に心から感謝します！　大法に感謝します！

　私が化学治療を始めて16日目に、髪がすべて抜けてしまいました。しかし今では、真っ黒な髪が生え揃いました。体重も増え、病気のない軽やかな身体になりました。

　私は師父に見守られているのです！　だから、私は全てを師父にお任せします。生活のあらゆることが、もう私にとっては重要ではなくなりました。私は自分のアクセサリーを孫に、余ったお金を息子に譲りました。私はもう何もいりません。何も望みません。私の命は大法に救われたのですから、これからは師父のお言葉に従い、大法を修め続けていくだけです。

　私は師父に見守られている

　修煉の過程では、邪悪な干渉が何度もありましたが、そのたびに私は正念でそれを取り除いてきました。あるとき、煉功中に突然、心の中に「お前の心は誠ではない。修煉はできない。もうやめてしまえ」といった声が響きました。私はすぐさま「それはあなたが決めることではない。私のことは師父が決める！」とはっきり言いました。また別の日の夜、同修の家で学法を終えて外に出たときのことです。何か悪いものが私の周囲につきまとっているような感覚に襲われました。その頃、私はまだ髪の毛が生えておらず、それでも髪の毛一本一本が逆立つような、ぞっとする感覚がありました。私はとっさに大きな声で「法輪大法は素晴らしい！　真善忍は素晴らしい！」と何度も唱え、師父に助けを求めました。そしてそのまま念じながら家にたどり着き、「私は大法を修め続ける。私の命は師父がくださったもので師父が私を救ってくださる！」と厳かに言いました。すると、まるで霧が晴れるように、周囲の邪悪な気配が消えていったのを感じました。

　また別のある日、不意に壁に掛けてあった赤い綿入りの上着をちらっと見たとき、不意に「それが、お前が死ぬときに着る服だ」という声が頭に浮かびました。私はすぐさまその言葉に警戒し、大声で「私は死なない！　私は師父に見守られている！　師父は私の病気をすでに治してくださった！　私はすべてを師父に委ねている！」と言いながら、その上着をすぐに引き下ろして放り投げました。

　こうした体験を何度も経る中で、同修たちは私の正念がとても強く、主意識がはっきりしていると褒めてくれました。私自身も「この命は師父がくださったもの。誰にも手出しはさせない！」と心から思っています。

　時間を惜しんで人を救う

　私の身体が回復したことは、親戚や友人、村人、そして同修たちの間でも大きな話題となりました。多くの人たちが、私が病気になり、そして回復するまでの過程を目の当たりにし、「本当に奇跡だ！　信じられない！　法輪功って、テレビで言っているようなものじゃなかったんだね」と口々に驚いていました。これをきっかけに、たくさんの人が「三退」しました。

　とはいえ、中には「もしかして誤診だったんじゃないの？」と疑う常人もいました。そんな時は、私は理にかなった説明でしっかりと答えます。それに、私の体から自然に排出されたあの異物は、現代医学では説明もできなければ処理もできないものでした。私は大法を学んだからこそ回復できたのです。師父が私を救い、身体を浄化してくださった奇跡的な体験を話すと、人々は一様に驚き、心を動かされます。私は法を学んで心身ともに変わった実感を、多くの人々に伝え、大法の真相を理解してもらうよう努めています。

　私は同修たちと一緒に、市場など人が集まる場所へ行って真相を伝え、人々を救う活動にも参加しています。私たちの学法チームは、毎朝外に出て真相を伝え、午後は集団で学法し、夜は一緒に発正念と煉功をしています。師父が示された「三つのこと」を、真剣に、きちんとやり遂げようと日々励んでいます。法の中で、私は使命を持って生まれてきたと理解し、だからこそ、師父のお言葉に従い、救える人は一人でも多く救おうと心に決めました。

　ある日、私と同じくらいの年齢の婦人に出会い、真相を伝えて「三退」を勧めました。彼女はしかめ面で、「私はもう体中病気だらけで、どこも具合が悪いの。こんな状態で何を信じろっていうの？　私は信じない」と言いました。それを聞いて私は焦り、「あなたの病気は、私よりひどいと思う？　私を見て」と言って、帽子を取って見せました。彼女は、まだ1センチにも満たない新しく生え始めた黒髪を見て、とても驚いた様子でした。私は続けて「信じられないでしょう？　私は医者からもう助からないと宣告された身だったのです。そんな私が、法輪功の修煉でここまで回復しました。私はあなたのためを思って話しているのです。大法に恩返しするためにも、真相を伝えずにはいられないのです」と話すと、彼女は嬉しそうに、「そんなにすごいの？　それなら『三退』する！　共産党なんかろくなことしないんだから！」と大きな声で言いました。こうして私は多くの人に「三退」を勧めることができました。真相を理解していない人に出会ったときは、自分の体験を話すようにしています。するとみんな「本当に不思議ね」と言って納得し、「三退」にも応じ、真相を受け入れてくれるのです。

　ある日、年配の男性が三輪車を運転していて、私にぶつかってきました。腕にぶつかり、私は数歩後ろに押し戻されて、手には青あざができました。周囲の人たちは「かなり強くぶつかったようだ」と心配していましたが、師父が守ってくださったおかげで、私は何の問題もありませんでした。私はその男性に向かって「あなたは良い人にぶつかったのですよ。私は法輪功を修煉している者です。もし他の人だったら、あなたを責めてお金を要求していたかもしれませんよ」と伝えました。その男性はとても緊張した様子で、「そうだ、そうだ、本当に良い人に出会えてよかった！　ありがとう、ありがとう！」と繰り返しました。私は続けて、「それから、もう一つ良いことを教えます。『「三退」して無事になる』って聞いたことありますか？」と尋ねると、彼は意外にも「ああ、知っているよ。もう『三退』した」と答えたのです。その場には、見物していた40代くらいの男性もいて、私が相手を責めたりしなかったのを見て、「本当に良い人だね。それに体も大丈夫そうだ」と褒めてくれました。私は「私は本当に恵まれています。師父が守ってくださっていますから」と答え、その男性にも真相を伝えました。すると、彼も「三退」に応じました。

　師父に心から感謝しています！　私の命は師父がくださったものです。弟子の私には、この恩に報いる方法が他にありません。ただ「三つのこと」をしっかり行い、より多くの人を救うこと、それが私にできる唯一のことです。より多くの世人に真相を伝え、大法の素晴らしさを証明することが、私の責任です。私はすべてを手放しました。私はすべてを師父にお任せし、師父のお言葉に従って生き、そして師父と共に帰るのです！