　【明慧日本2025年6月11日】（フランス＝明慧記者・周文英）フランスの法輪功学習者（以下、学習者）は5月23日、パリ中心部のシャトレ地区で、法輪大法（ファールンダーファー、法輪功ともいう）の素晴らしさを人々に伝え、中国共産党（以下、中共）による法輪功への迫害の実態を明らかにする活動を開催した。多くの人が迫害に反対し署名をした。

　この日、学習者の活動拠点は、定期市の場所にあったため、多くの旅行者や市民を惹きつけた。学習者の功法実演を見た多くの人は興味を示した。彼らは法輪功を修煉することの素晴らしさを理解し、ある人は功法を学びたいと思い、煉功場所の住所を問い合わせた。ある人は『轉法輪』を読み、法輪功を修煉したいと話した。

5月23日、パリの中心部で行われた活動

法輪功の第五式の功法「神通加持法」を煉功している学習者

中共による法輪功迫害に反対し署名する人々

　「真・善・忍は東洋の美徳」

　アラン・ピション氏は定年退職する前は店長を務めていた。武術を実践しており、法輪功のような内面修養法は健康にとても有益で、免疫力を高めることができると信じている。誰もが実践すべきだと話した。

　「真・善・忍は東洋の美徳です！」と話すアラン・ピション氏は、特に忍耐力に関しては、中国人はより忍耐強いのに対し、西洋人はより神経質になりやすいと指摘した。東洋人はより冷静で、周囲の環境とのバランスを取り、人間と自然の調和のとれた状態を実現する方法についてじっくり考えているという。「これがあなた方（中国人）の強みです」と彼は言った。

「中国には民主主義が必要」と話すアラン・ピションさん

　しかし彼は、共産党は良くない、とても怖い、中国に民主主義が必要なのは明らかだと述べた。彼は1989年の天安門事件を今でも覚えている。当時、学生運動は共産党によって厳しく弾圧された。彼は共産党が中国の弊害かもしれないと考えている。彼は関連する歴史書を読んだことがあり、「中国は偉大な国であり、国民はもっと民主主義を必要としています。中華民族は何世紀にもわたって偉大な国であり続けたのです」と語った。

　最後に、彼は学習者の幸運を祈願した。

歯科助手のアマンディーヌさん

　アマンディーヌさんは歯科助手である。学習者が功法を実演しているのを見て、彼女も学びたいと思った。共産党による学習者への迫害について話すと、彼女は「中国のような大国が、法輪功学習者の修煉を認めない、あるいは厳しい迫害、刑務所で監禁、監視、隣近所による告発は、正常なことではありません」と話した。

　彼女は、（中国政府は）学習者の修煉を弾圧してはならないと言い、「これは屈辱だ」と話した。「特に2025年の今日、学習者は言論と信仰の自由の権利を享受すべきです。人々は団結して一体となり迫害に抵抗しなければならない」と話した彼女は、「頑張り続けてください、決してあきらめないでください」と学習者を励ました。

　アマンディーナさんは、法輪功が無償で教えていることを知り感動した。彼女は学習者が主催する活動に感服して、「良いことは皆で分かち合うべきであり、それは社会と人類にとって有益です」と言った。

　「真・善・忍」について話した時アマンディーナさんは、2歳になる子供がおり、母親としてこれまで以上に忍耐が必要だと語った。彼女は、仕事、子供、家事のことを忘れ、自分自身を内省し、静かに過ごす時間を持つことを期待している。自分が良くなれば、あらゆる面でもっと良くなると信じている。そのため、彼女は法輪功のリーフレットを手に取り、まずネットで法輪功の主著『轉法輪』を読んでみると話した。