文／湖南省の大法弟子の口述　同修が整理

　【明慧日本2025年6月11日】時間が過ぎるのは早いものです。法輪大法の修煉を始めた初日の夜、集団煉功から帰宅する際、階段を上る時は体が軽やかでまるで燕のようで、自宅の玄関に着いていました。あっという間に耄耋（もうてつ・80歳以上）の年になり、今も健歩如飛で、師父が按排された三つのことを毎日行っています。これらはすべて大法の神奇さと超常さによるものです。

　同修と協力して真相を伝える

　修煉を始めて20年以上の間、ほとんど数日おきに人々を救うために外出しています。1999年7月以来、中共邪悪集団が大法と大法弟子を残酷に迫害してきましたが、暑い夏も寒い冬も、風や日差しの強い日も、同修と一緒に資料を配布し、真相を伝え、三退を行っています。迫害が最も過酷だった年も、私は修煉を緩めることなく、三つのことをしっかり行い、毎日学法、煉功、発正念を続け、同修との集団学法も一度も中断することはありませんでした。

　ある時、2人の同修と一緒に外の町に真相資料を配りに行きました。そこには11の村があり、真相資料やDVDなどを一通り配りました。ある晩、突然首に発疹ができ、痛痒く、赤く腫れましたが、その時、心にあったのはただ一つの思いでした。「世人に大法の真相を理解させるのが最優先だ」

　翌日、いつも通り同修と一緒に田舎へ資料を配りに行きました。道のりが遠かったため、夜は同修の実家に泊まりました。同修が私の首を見て、「赤黒く腫れて怖いくらいなので明日帰って、次にまた来よう」と言いました。私は「大丈夫です。2000部以上の資料を配り終えてから帰ります。衆生が真相を理解するのは大事なことだからです」と答えました。翌日も田舎で資料配りを続け、数日後には資料を配り終えました。いつの間にか、首の状態も正常に戻り、完全に治っていました。

　今は目が良くないものの、師父のご加護と正念の加持のもと、ほぼ毎日、2人の同修と午前中に真相を伝え、三退を行い、そして午後は一緒に学法し、発正念をしています。

　正念正行で環境が変わる

　昨年の5月10日、2人の同修が我が家に来て帰った後、突然3人の警察官がやって来て「さっき誰が来ましたか？」と聞きました。私は彼らをまっすぐ見て、「誰かの家に客が来たら、政府に報告しないといけないのですか？」と言いました。彼らはすぐに立ち去りました。その後同修と銀行に行き、帰宅後、考えるほどおかしいと感じました。「なぜ突然3人の警察官が来たのか、隣人と関係があるかもしれない」と思いました。以前、同修が『明慧週刊』を届けてくれた時、隣人が同修に高圧的な態度で「何しに来た！」と詰問し、来訪を妨げ、脅したことがありました。同修からその話を聞き、私は真相資料を持って隣人の家に行き、大法の素晴らしさを伝えましたが、彼らは受け入れず、警察に通報して私を逮捕すると言いました。今回の警察の訪問も偶然ではないと感じました。

　私の住む建物は公共の通路があり、4世帯が住んでいます。そのうち2世帯は真相を理解していました。隣の1世帯は真相を理解せず、何度も大法の話をしましたが信じず、反対の態度を取り、「大法の話をしたら通報する」とよく言っていました。この日、私は必ず真相を伝えようと決意しました。そうしないと私の自由がなくなり、彼らは邪党の嘘に騙されて赤い魔の深淵に落ちてしまうからです。今回の警察の訪問も彼らの通報だと確信しました。彼らにこれ以上大法への罪を犯させてはいけないと思いました。

　隣の家をノックすると、相手は私を見るなり入れまいとし、携帯を持ち上げて「入ったら通報するぞ」と言いました。私は「私たちは修煉者で、大法の『真・善・忍』に基づく良い人です。政府に追随して良い人を迫害しないでください」と伝えました。しかし彼は聞かず、本当に通報しました。

　すぐに2人の警察官がやって来て、また「誰が来たのですか？」と聞きました。私は「2人の年配の同修がよく来て一緒に学法します。法輪大法は素晴らしく、病気を癒し健康になる効果があります。毎日学ばないといけないからです。大法がなければ、私たちはとっくにこの世にいなかったでしょう。80歳なのにすべての生活を自分でこなし、歩くのも軽やかです。20年以上、病院に行かず、薬も飲んでいません。同修は毎日この法を学びに来ます。私たちは悪いことをしていません。師父が教えてくださる『真・善・忍』に基づいて良い人になるのは間違っていません。良い人を迫害しないでください」と話しました。警察は黙って立ち去り、隣の家に行って座っていました。それ以来、わが家に客が来ても彼らは何も言わなくなりました。

　昨年後半のある日、真相を伝えに出かけようとしていると、隣人の母親が私を呼びました。彼女は車いすに座っていました。「服を干すのを手伝ってくれませんか？」と言うので、「いいですよ」と答えて干しました。彼女は「ありがとう。転んで病院に入院していました。お寺で祈ってもまだ良くならないのです」と話しました。私は、「政府の法輪功への誹謗中傷を信じないでください。法輪大法は正法です。政府の宣伝は全部嘘です。80歳の私も転んだけど、1人で生活しています。自分で何でもやるから、2日で治りました。これが法輪功の神奇さと超常さです。『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』を心から唱えれば、足もすぐ良くなりますよ」と話したのですが、彼女は以前ほど反対せず、「ありがとう、わかった」と言いました。

　魔難に遭っても真相を伝え続ける

　今年3月のある日、真相を伝えるために服を取りにクローゼットに行った時、突然扉が倒れてきて私は床に倒れました。なかなか起き上がれず、私はひたすら「李洪志師父、助けてください」とお願いしました。ゆっくりと起き上がると、背骨がとても痛み、手が腫れていました。手で支えたからです。同修が待っていると思い、電話で先ほどの出来事を伝えました。でも、衆生を救うのを遅らすことはできないと思い、発正念をしながら「旧勢力の迫害を完全に否定し、衆生の救いを妨げる邪悪な生命と要素を排除する」と念じ、ゆっくりと外に出ました。

　同修は私の状況を聞き、急いで我が家に向かっていました。途中で会い、「助けに来たのにあなたが出てきた！　80歳で扉に倒されても真相を伝えに出るなんてすごいです。偉大な師父に感謝ですね」と言いました。数日間、背骨が痛くてバスに乗るのも辛かったのですが、同修と一緒に衆生を救いに出かけ、一度も欠かしませんでした。この魔難は、「修煉の中で私が執着や党文化をしっかり取り除けず、旧勢力に隙を突かれたのだ」と理解しました。

　大法弟子の修煉の道は師父がすでに整えてくださっています。名・情・利の執着を放下し、「真・善・忍」の基準で心性を修め、多く学法し、心性を修煉すれば、後天の観念、特に党文化の考えや行動を取り除くのです。そして、一言一行を正してこそ、法を正す時期の修煉の道を正しく歩み、多くの衆生を救い、師父の慈悲深い救済の恩に応えられるのです。