　【明慧日本2025年6月12日】最近の情報によると、広東省湛江市の法輪功学習者・黄佑さん（79）は今年1月、深圳裁判所で不当に懲役4年の刑を宣告された。現在、黄佑さんは広東省女子刑務所に不当に拘禁されている。

　黄佑さんは湛江市赤坎区に住んでおり、区環境衛生局の退職職員。娘が深圳に住んでいるため、ときどき深圳の娘の家で過ごすこともあった。

　黄佑さんは法輪功を修煉する前、頻繁に発熱し、鼻血がよく出て、多くの病を抱えていた。頭痛、耳の痛み、目の痛み、舌の縁の痛み、胃痛、腰痛、手の骨の痛み、脚の骨の痛み、膝の痛みがあり、歩くことが困難であった。彼女はしばしば「本当に歩けなくなるのではないか」と思っていた。1998年、黄佑さんが最も困難な状況にあったとき、法輪大法（ファールンダーファー）に出会った。彼女は真剣に法を学び、功法を修煉し、「真・善・忍」の基準に従って自分を律した。その結果、半年もしないうちに身体のすべての病が治り、それ以来、一銭も薬を使うことなく健康な生活を送っている。

　しかし、1999年7月、中共の指導者である江沢民が共産党の権力を利用して法輪功への激しい迫害を開始した。黄佑さんは「真・善・忍」の理念に沿ってよい人になることを堅持したとして、何度も深圳市公安局や塩田派出所の警官によって連行され、不当に拘禁された。留置場、労働教養所、洗脳班へ送られ、さらには逃亡生活を余儀なくされた。

　以下は黄佑さんが中共から受けた迫害の一部である。

　2000年、黄佑さんは洗脳班に連行され、12日間の迫害を受けた。

　2003年、黄佑さんが深圳の娘の家に滞在していた際、法輪功の資料を貼ったことを理由に、塩田派出所によって連行され、留置場に3カ月間不当に拘禁された。その後、三水労働教養所に送られ、3年間の不当に労働教養を強いられた。2015年3月、深圳市塩田地区の「610弁公室」の警官は、防犯カメラに黄佑さんが法輪功の資料を配布している様子が映っていたと主張し、彼女の娘に「今後、彼女を塩田に住まわせない」とする保証書を書かせようと強制した。さらに、深圳市公安局は、黄佑さんと娘との電話を監視していた。

　2022年2月、黄佑さんは深圳で法輪功迫害の真相を伝えていた際、深圳市塩港派出所の警官に連行された。当時はパンデミックの影響により、深圳の警官は彼女を「裁判待ち」とし、湛江に送り返した。2022年12月、深圳市の警官が彼女の娘に電話をかけ、黄佑さんに深圳へ出頭して質問に答えるよう促すよう要求したが、黄佑さんは応じなかった。

　2023年2月、深圳市塩田区検察院が再び黄佑さんの娘に電話をかけ、黄佑さんに知らせるよう促し、「案件はすでに検察院に送られているので、検察院に出頭して質問に答えるように」と要求した。検察院に行き、そこで署名して罪を認めるよう求められたが、黄佑さんは署名を拒否し、湛江に戻った。

　その後、深圳市塩田区裁判所が召喚状を送ったが、黄佑さんは深圳へ行かなかった。その結果、深圳側は湛江と共謀し、黄佑さんの退職金を不当に停止した。さらに、湛江市の警官が黄佑さんの自宅へ行き、嫌がらせを行った。

　2024年2月21日（旧暦正月12日）頃、黄佑さんは湛江市で資料を配布していた際、湛江の警官に尾行され、連行された。翌日、深圳の警官により深圳へ移送され、深圳市龍崗区留置場に不当に拘禁された。