　【明慧日本2025年6月13日】（明慧・ドイツ記者ステーション・レポート）『本当に命を助けてくださる師父に出会った』は、明慧ネットが発表した「慶祝5.13」をテーマにした体験文章の一つで、筆者は中国本土の年配の学習者です。この記事では、筆者が若いころから経験してきた苦しい生活や、病気による辛さを綴り、法輪大法に出会った時の体験や、初めて『轉法輪』を学んだときの喜びを振り返っています。また、法輪大法を修煉してきた27年間の思いや、修煉中に体験した不思議な出来事、そして自ら進んで人々に法輪大法を紹介し、法輪功迫害の実態を伝えてきた努力についても描かれています。

　「この文章は私に深い印象を与えました」、13年前法輪大法の修煉を始めたドイツ人ミレーナさんは感慨深げにこう話しました。「『慶祝5.13』の体験文章は、私が精進するモチベーションを保つのに役立っています。特に『本当に命を助けてくださる師父に出会った』という文章が心に響きました。師父は本当に私の命を救ってくださったのです。私はそのことを伝えたいのです！」

地元の住民に煉功の動作を教えるミレーナさん(右)

　大法は私にとって、世界で最も大切なものになった

　青年期にクロアチアからドイツへ渡ってから長年働いてきたミレーナさんは、退職前まで都市の中心部で美容院を経営していました。彼女は、「筆者が描く生活の苦しみは、私が修煉を始める前に経験した人生の迷いや苦しみを思い出させました」と話しました。

　彼女は、一生の苦しみは大法と出会うための布石だったのかもしれないと感じています。ミレーナさんは、「私はひどい椎間板ヘルニアを患い、痛みに耐えがたい日々が続いていました。当時、あらゆる治療法を探して試しましたが、効果はありませんでした。そんな時、友人が私に大法を紹介してくれました。初めて『轉法輪』を読んだとき、この本は私の人生で理解できなかった多くの疑問を解き明かしてくれると感じ、驚きました」

　「それからは、少しでも時間があれば学法をし、冷蔵庫の中が空になっても、本を読むことを優先しました。このときの心の中の喜びは、言葉では表現できないほどででした」「大法は、私にとって世界で最も大切なものになりました」と述べました。

　真・善・忍の法理で病から解放され、心身ともに健康に

　ミレーナさんは、修煉を始めてから多く法を学んだことで、病気には因縁関係があり、それは業力の返済であると理解しました。大法の法理に導かれ、病の試練を乗り越えてきたと言いました。「日中仕事をしている間は痛みをあまり感じず、仕事に支障はありませんでしたが、家に帰ると痛みが始まり、業力を消しているのだと分かりました。師父のご加護に心から感謝しています。修煉を始めて数カ月後、病は完全に回復し、それ以来今日まで薬は一切必要ありません」

　またミレーナさんは、「文章の中の『私の人生は法によって変えられました』という言葉も心に響きました。まさにその通りです。師父の助けがなければ、今ごろ私は車椅子生活だったかもしれません。病から解放されたばかりでなく、今はとても元気で健康です。本当に感謝しています」「師父は私を地獄から救い、新しい人生を与えてくださいました。さらに、良い人になるよう導いてくださいました」と語りました。

　ミレーナさんは、法輪大法を学び、真・善・忍の基準に従って自分を律するようになってから、自分自身の変化を実感するとともに、周囲の人々も彼女の変化に気づきました。「美容院の仕事についても考え方が変わり、法理に従ってお客様の立場に立って考えるようになり、利益ばかりを追い求めることもなくなりました。突然予約をキャンセルされても、気にしたり怒ったりしませんでした。そうすると、むしろ新しいお客様が増えることが多く、不思議に感じました」

　ミレーナさんの変化に気づいた多くの人が、「あなたは変わりましたね。以前より優しく、穏やかになりましたよ」と声をかけてくれたそうです。ミレーナさんは、大法の真・善・忍の法理が自分を根本から変えてくれたことを実感しています。

　人心を手放せば、心は軽い

　「法理を理解しても、実際に行うのは簡単ではありません。同修も文章の中で嘆いていたように」と、ミレーナさんは例を挙げてこう話しました。「以前、隣人と何度もトラブルになったことがありました。表面上は何度も譲歩しましたが、実際には心の中で彼を強く拒絶していました」と言います。ある日、近所のイベントでその隣人を遠くから見かけたとき、ミレーナさんは師父の「どんな環境の中でも人には親切にしなければならない」「大法の弟子に敵はいない」という言葉を思い出しました。そこで、とうとう自分から隣人に近づき、心を込めて挨拶をしました。それ以来、二人の関係は改善し始めたと話しました。

　「人心を手放すことで、もう心は重くありません。たとえいじめられていると感じても、やり返すことをせず、穏やかな気持ちで接するようにしています」「今では以前のように威張る自分はいなくなり、自分自身の変化に驚くこともあります。師父と大法が私を変えてくださったのです」

　現在、彼女は近くの公園でよく煉功を行い、人々に法輪大法を紹介したり、法輪功迫害についての真実を伝えています。また、近くの大都市で行われる法輪功学習者主催のイベントにも積極的に参加しています。

　遥か遠くの故郷の人々にも法輪大法の素晴らしさを伝えたい

　「筆者が『人々が大法の素晴らしさと迫害の実態を知ってもらうことは私の願い』と書いていたことに、私も強く共感します」と語るミレーナさんは、故郷クロアチアの人々にも伝えたいと考え、夏にドイツから現地に赴き法輪功についての資料を配ることを決意しました。

　「一人で1,000キロ以上の道のりを運転し、車の中で短い休憩をとりながら移動し続けることは、以前の私には到底考えられなかったことです。師父のご加持と大法の力が、安逸と恐れから抜け出す勇気を与えてくださいました」。気温が30度を超えるクロアチアの夏。重いリュックに資料を詰めて背負い、毎日100段以上の階段を上って都心へ向かいました。

　「体力の限界だと感じた時は、これが自分の使命だと自分に言い聞かせました。すると不思議なことに、すぐに体力が回復しました。大法が私に力を与えてくださったのです。こうして、クロアチアで約3週間にわたる真相伝えの計画を無事にやり遂げることができました。師父がずっと見守ってくださっていたことに心から感謝しています」

　ミレーナさんは、自身の体験を通して法輪大法の素晴らしさと、不思議さを強く実感しました。そして、文章の中の「法輪大法は私の命を変えました」という言葉に深く共感したそうです。「私の命を救ってくださった師父に心から感謝します。感謝の気持ちとともに、真心をもって修煉し続けなければならないと感じています」と語りました。