　【明慧日本2025年6月14日】遼寧省凌海市在住の14人の法輪功学習者（以下、学習者）・付文潔さん（66歳女性）、王慧さん（40代女性）、于愛民さん（60歳女性）、梁錦君さん（60代女性）、60歳前後の梁さん（名前は不明）、50歳前後の姜楠さん（男性）とその母親、董麗さん（50代女性）、代さん姉妹2人（60代女性）（名前は不明）、胡傑さん（女性）、王艶傑さん、盧平さん、李玉潔さんは、法輪功を実践したため6月2日から3日にかけて、凌海市警察とその傘下の派出所の警官らに不当に連行された。そのうち3人は数時間後に釈放されたが、残りの学習者は依然として拘留されている。法輪功（ファールンゴン）は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。

　警察は連行前に、対象となる学習者を一定期間監視した。学習者の車や電動自転車に磁気式GPSトラッカーを設置し、学習者の自宅前に張り込み、外出時に尾行した。連行の過程で、警察は学習者から法輪功の書籍、法輪功の創始者の写真、さらにはパソコン、プリンター、音楽プレーヤー、フラッシュドライブ、法輪功のメッセージが印刷された紙幣などを押収した。

　6月3日には、李玉潔さんと董麗さんの2人の学習者が連行された。2人とも連行から数時間後に釈放された。残りの12人の学習者のうち、付さんと他の2人（身元は不明）は刑事拘留され、残りの学習者は行政拘留された。警察はこれらの案件を凌海市検察庁に提出した。詳しい状況はまだ調査中である。