香港出身の中国人「迫害の実態を知ることはとても重要！」

　【明慧日本2025年6月15日】オランダの法輪功学習者（以下、学習者）は6月7日、東部のエンスヘデ市で「法輪功情報デー」の活動を開催した。同市はこの活動を歓迎・支持し、オランダ最大の青空市場のそばでの開催を特別に許可した。学習者は、法輪功（ファールンゴン）の功法を実演し、チラシを配りながら通行人に中共による法輪功への迫害の実態を伝えた。

　香港出身の中国人・劉さんはエンスヘデ市で行われていた「法輪功情報デー」の活動に出会い、学習者が中共の暴力的な統治を暴いていることに感銘を受け、「迫害の実態を知ることはとても重要です！」と話した。

'图1～4：二零二五年六月七日，在荷兰东部恩斯赫德（Enschede）举办的法轮功信息日活动。学员们展示法轮功功法，发放传单，向路人介绍法轮功<span class='voca' kid='62'>真相</span>。'

6月7日、エンスヘデ市で行われた「法輪功情報デー」で中共による法輪功迫害の実態を伝える学習者

　エンスヘデ市は、オランダ東部・オーファーアイセル州最大の都市で、ドイツと国境を接しており、東部地域の中心都市であると同時に、オランダでも有数の緑豊かな街として知られている。同市は、発展した繊維産業と情熱的なサッカー文化が有名で、オランダ最古の公共公園や、国内最大級の青空市場を擁している。人口は約16万人で、歴史・テクノロジー・文化が融合したこの街は、まさに大学の街、サッカーの街、知識の街、音楽の街、ショッピングの街としての顔を持っている。

　6月7日正午、エンスヘデ市のランゲストラートには多くの買い物客や観光客が行き交い、にぎわいを見せていた。人々は学習者のブースに立ち寄り、展示パネルを熱心に読み、学習者と交流して法輪功迫害の実態を知った。そして多くの人が、迫害に反対する署名に協力した。

'图5～8：恩斯赫德的长街（langestraat）游人们签名支持法轮功反迫害。'

エンスヘデ市のランゲストラートでの活動では、多くの通行人が法輪功への迫害に反対する署名をした

　「人々が中共の本質を認識すれば、その支配から抜け出すことができる」

　劉さん（女性）は香港で生まれ、オランダで育った中国人である。恋人と街を歩いている途中で法輪功のブースに出会った。学習者から、法輪功に対する中共の迫害、特に生体臓器収奪といった残虐な行為について説明を受けた後、彼女は「このような迫害を止めるために自分にも何かできることがあれば協力したい」と話した。

　彼女は続けて、「共産党は人々に恐怖と暴力で従わせようとしますが、それは正しいやり方ではありません。香港でも共産党は同じように暴力で支配を進めています」と、香港での実体験を交えて中共の統治の本質を指摘した。

　劉さんはさらに、「私の祖父母やおじ・おばは今も香港に住んでいます。家族から聞いた話では、香港の人々の生活はどんどん厳しくなっていて、今では当局が与える情報だけを強制的に受け入れさせられているそうです。多くの人が恐れていて、逆らうことができません。分かりますよね、彼らはあの支配下にいるから……。私は遠く離れたオランダにいますが、すごく胸が痛みます」と述べた。

　学習者はクリーンなネット環境のウェブサイト（ガンジンワールド）のカードを劉さんに手渡し、劉さんにその環境でより多くの真実を知ってほしいと願った。劉さんは喜んで受け取り、「こうした活動をしてくれてありがとう。真実（共産党の法輪功迫害）を知り、それを広めることはとても重要です。人々が中共の正体を理解すれば、その支配から解放されます」と話した。

　劉さんの彼氏は、「（生きている人から臓器を摘出するなんて）本当に恐ろしいです。ほかに形容する言葉が見つからず、　人々はこれを知る必要があります！」と言った。

　「私たちは善良な人々を迫害から守るべき」

'图9：荷兰女士法比恩（Fabienne）（左一）表示：我们应该保护善良的人（免受这些迫害），希望你们成功！'

学習者の話に耳を傾けるオランダ人女性ファビエンさん（左）

　オランダ人女性のファビエンさんは、中共の生体臓器収奪に反対の署名をした後、「中国で起きているこれらの出来事に悲しみを感じます。お金や利益のために中国や北朝鮮のような国では、多くの恐ろしいことが起きています。私たちは善良な人々を（このような迫害から）守るべきです。皆さんの成功を願っています！」と語った。