文／中国広東省の大法弟子

　【明慧日本2025年6月16日】15年前、私は病院のベッドに横たわっていました。四人の主治医と看護師たちが私を囲んで手術をしていましたが、まるで自分とは関係のないことのように感じられ、かすかに家族の泣き声が聞こえました。医者は「泣いても仕方ない。死んだウマを生きていると見なして医療を施すしかない」と言いました。しかし、師父が私を救ってくださり、第二の命を与えてくださいました。私はそのことをきっかけに大法の修煉に入りました。それ以来、病気一つなく、身体は軽く、活力に満ちていて、見た目も若々しくなりました。

　大法の恩恵を受け、師父のお言葉に従い、三つのことをしっかり行っています。私はほとんど毎日、外に出て真相を伝えています。師父のご加持のおかげで、真夏の太陽も春の日差しのように暖かく感じられ、冬はあまり着込まなくても寒さを感じません。

　2020年、武漢で新型コロナウイルスが大流行したとき、多くの人が感染しました。感染した人たちは皆、「全身が不調で、力が入らず、やる気も出ず、元気もなく、とても疲れている」と言っていました。私がそうした人たちに真相を伝えたところ、多くの人が私の健康で若々しい姿を見て大法を認め、三退をしました。あるおばさんは私を見てこう言いました。「あなた、20～30歳前後にしか見えないわね！」私は「もうすぐ50歳なんですよ」と答えました。それを聞いた彼女は、「こんなに素晴らしい大法があるのね！　もちろん信じます！」と言い、中国共産党・中国共産主義共青団・少年先鋒隊からの脱退に同意しました。その年の2月と3月だけで、約500人を三退させました。

　人を救おうという心さえあれば、師父が手配してくださいます。ある日、ある男性とその息子が私の家のドアをノックしてきました。息子さんが言うには、お父さんが不治の病にかかっており、ある四柱推命を見てくれる人から「この場所に行けば医者が見つかる」と言われたそうです。それで、私にその医者のところへ連れて行ってほしいと言いました。私は、縁のある人が来たとすぐに分かりました。そこで私は彼らに大法の真相を伝え、三退の重要性を話し、「法輪大法は素晴らしい！　真・善・忍は素晴らしい！」と心から念じるように勧めました。すると息子さんはこう言いました。「分かりました！　私たちがここに来たのは、この九文字を得るためだったんですね！」父子は真相を理解したあと、嬉しそうに帰っていきました。

　あるお店の前を通りかかると、ちょうど年配の同修がそこにいました。私がその店に入ってみると、中には何人か人がいました。私は同修に「彼女たち、三退させた？」と聞くと、彼女は「まだです」と答えました。私は「あなたは正念を発して！」と言い、店内にいる年配の女性に大法についての真実のことを話し始めました。その女性は、年配の同修の親戚だと教えてくれました。彼女は少し話しづらそうで、口ごもっていました。私は真相を話しながら、「『法輪大法は素晴らしい！　真・善・忍は素晴らしい！』とよく念じれば、きっと、しっかり話せるようなりますよ」と伝えました。彼女は熱心に聞いてくれて、真相を理解し、共産主義共青団・少年先鋒隊）からの脱退に同意しました。店にいた他の3人も全員、三退しました。

　その数日間、私は毎日のようにそのお店に行って真相を伝え、70人以上に三退を勧めました。店の主人もとても喜んでいて、その数日間は商売も特に繁盛していました。店主とは昔からの知り合いで、これまで何度もやりとりがありました。店主が手を熱湯で火傷して1か月以上経っても治らなかったのです。今回、私から修煉前後の身体の変化や大法について聞いたあと、家に帰って大声で「法輪大法は素晴らしい！　真・善・忍は素晴らしい！」と叫びました。すると、手の火傷が治ったのです。彼女はこの出来事を私に話してくれ、そのうえで「私も大法の書籍『轉法輪』を読んでいます」と教えてくれました。それを聞いて私は本当に嬉しくなりました！　以前はどもって話していたあの年配の女性も、後には自然に話せるようになり、私に会うと嬉しそうに挨拶してくれます。師父は本当に慈悲深いお方です！　衆生のためにすべてを尽くしてくださっています！

　ある時、私は子供服のお店に行きました。そこにいた女の子が大声で泣いていて、お母さんが抱っこしていました。私は「どうして泣いているの？」と尋ねると、お母さんは「高熱がなかなか下がらないんです」と答えました。私は女の子の耳元で「法輪大法は素晴らしい！　真・善・忍は素晴らしい！」と唱えました。すると女の子も私に続いて一緒に唱え始めました。お母さんはとても驚いて、「どうしてすぐによくなったの！　何日も熱が下がらなかったのに！　ありがとうございます！」と言いました。そして、彼女もすぐに三退に応じ、改めて感謝してくれました。私は「それなら、私の師父に感謝してくださいね」と答えました。

　あるタイル販売店の店主に、私は2時間以上かけて真相を詳しく伝えました。そして、彼に真相の書かれた週刊を一冊渡し、「ご家族にも見せてあげてくださいね」と言いました。彼はとても信じてくれて、喜んで少年先鋒隊からの脱退に応じました。その後、彼は何度も「うちに遊びに来てください」と言ってくれました。人を救うため、私は彼の家を訪ね、彼の奥さんにも三退を勧め、無事に脱退してもらうことができました。そのタイル店の店主は、「妹は医者だけれど、父の健康に対してはどうすることもできない」と話してくれました。私は「それなら、この真相が書かれた週刊をお父さんに見せてください」と伝えました。しばらくして彼にまた会ったとき、彼はとても嬉しそうに「父が週刊を読んで、かなり良くなったんですよ」と話してくれました。

　ある若い女性に真相を伝えたとき、彼女は「学校に通ったことがなく、子どもを帝王切開で産んだ後遺症で、よく頭が痛くなるんです」と話しました。私はお守りを持ち出して「『法輪大法は素晴らしい！　真・善・忍は素晴らしい！』と唱えてみてください」と言いました。彼女も一緒に唱えました。すると、「治った！」と言いながら両手で頭を抱えて「頭痛が治った！　本当に治った！　たった一回唱えただけで治ったのよ！」と驚いていました。そして、私にお礼としてご祝儀袋を渡そうとしましたが、私は受け取りを断りました。

　また、80歳のおばあさんがいて、大法の真相を聞いた後、とても信じてくれました。一度、脳卒中で数日間寝たきりになってしまいましたが、一人暮らしで誰もそばにいませんでした。彼女は「これでもうダメかもしれない、動けない」と思ったそうです。その後、私が話した「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」という言葉を思い出し、何度も何度も唱えました。すると、30分もしないうちに身体を動かせるようになり、歩けるようになったのです。彼女は私を探しに来て、そのことを話してくれ、「毎日ずっと唱え続けていますよ」と言っていました。私はその話を聞いて、本当に嬉しくなりました！

　ある日、私は道ばたで人に真相を伝えている最中でした。すると突然、道の脇から一人の老人が現れ、笑顔で私に近づいてきて、親指を立てて言いました。「あなたは本当に良い人だ！　本当に善いことをしている！　本当にすばらしい！　本当に立派だ！　私は今年90歳を超えているよ」そして私が振り返ったときには、その老人の姿はもう見えなくなっていました！

　十数年、修煉の道を歩んでくる中で、私はどこへ行っても真相を伝えてきました。人を救っていると言っても、実際にはすべて師父があらかじめ道を整えてくださったのです。そして師父はその功績を弟子に与えてくださったのです。師父の慈悲深いご加護に、限りない感謝の気持ちでいっぱいです！