文／中国の大法弟子　

　【明慧日本2025年6月17日】私は1997年4月に大法の修煉を始めました。修煉する前、私は有名な「薬のカゴ」と言われるほど病弱でした。30歳を過ぎたころから頻繁に病気になり、病院で治療を受けても良くならず、多くの巫医や祈祷師にも頼みましたが効果はありませんでした。家の財産を使い果たし、多額の借金まで抱え込んでしまい、生活の重圧に夫婦で頭を抱えて泣く日々でした。夫は「家を売ってでも治療しよう」と言いました。当時、2人の子どもはまだ小さく、私は本当に行き場を失い、毎日涙に暮れ、絶望のどん底にいました。

　私が絶望の極限に達していたとき、法輪大法の宝書である『轉法輪』が私に生きる希望を与えてくれました。師父が私に二度目の生命をくださいました。ここで心から申し上げます。「師父、本当にありがとうございます。法輪大法は素晴らしい！　真・善・忍は素晴らしい！」

　これから、私が法を得た経緯と、家族が大法によって恩恵を受けた不思議な体験についてお話しします。

　蓮の花が次々と我が家に飛んでくる

　それは1997年の3月か4月のある日でした。朝食を終えた後、私は厚い服を着込み、しっかりと身を包んで、義姉の家に向かいました。義姉の家に着くと、彼女は法輪功を修煉していると言い、この功法がとても素晴らしいので私も知るようにと勧めてきました。

　そう言いながら、彼女は大きなクローゼットから一冊の本を取り出し、私に見せました。ところが、「あなたの家には良くないものを祀っているから、身が清らかでない」と言って、本に触れることは許してくれませんでした。彼女はその本を手に持ちながら、『轉法輪』という三文字を見せてくれ、さらに本の裏に描かれた蓮の花も見せてくれました。その後、慎重にその本をクローゼットの中に戻しました。

　日曜日になると、私は娘を連れて再び義姉の家を訪れました。義姉はまた本を取り出し、今度は娘に見せてくれました。娘がその本を見ると、表紙に書かれた『轉法輪』の三文字が宙に浮いているように見えました。娘は「おばさん、この三文字の下に懐中電灯の光のようなものが見える」と言い、私に見えるかどうか尋ねましたが、私は見えませんでした。

　私たちは師父の写真を見た後、本の裏側に描かれた蓮の花も見て、その後家に帰りました。

　家に帰った後、私はベッドに横になって休んでいました。目を閉じると、本の裏側にあったあの蓮の花が義姉の家のクローゼットから私の家に向かって飛んでくるのが見えました。さらに後になると、目を開けていてもその光景が見えるようになりました。

　その日は一日中、蓮の花が一つまた一つと、絶え間なく義姉の家から私の家へ飛んできていました。翌日、私はこの出来事を義姉に話しました。すると義姉は、「あなたも持って帰って読んでみてください。本を読む前に手を洗い、正座して、丁寧に1ページずつ読んでください」と義姉は言いました。私はすぐにその言葉を受け入れ、こうして宝書を家に迎えました。早速、1ページずつ本を読み始めると、知らないうちに私の体に変化が現れました。以前のような不快感がなくなり、食事も美味しく感じられるようになり、食欲も増しました。徐々に夜も眠れるようになり、さらには料理をすることもできるようになりました。以前の私は身長168センチの背丈がありながら、病気のために痩せ細り、何もできず、姪に世話をしてもらわなければならないほどだったのです。

　こうして私は毎日、本を読み続けました。暇さえあれば本を手に取りました。大体3～4回ほど読み終えたころには、まだ煉功を始めていなかったにもかかわらず、体に次々と変化が現れました。

　その後、私は師父の経文である『退職した後に修煉する』と『法正』も手にしました。そのころには、「必ず法輪大法を修煉し、師父とともに家に帰る」と心に決めていました。

　ある日の午後、私はソファに横になって休んでいました。すると、近所のおばあさんがやって来て、「あなたの義姉を訪ねてみたらいいよ。功を修煉している人が2人来ている。ちょっと見に行ってみたら？」と言いました。直ぐに義姉の家に行くと、その2人は私に来意を伝えました。私は「それなら家で話しましょう」と彼らを自宅に招きました。2人が私の家に入るとすぐに、「あなたの家は庭が広いから、ここで功を修煉するのがぴったりですね」と言いました。私は「いいですよ」とすぐに答えました。

　私はすでに『轉法輪』を何度も読んでいましたが、まだ功を煉ったことはありませんでした。そこで2人と集団煉功を始める時間を決めました。それは1997年4月29日の夜でした。この日、私は本当の意味で修煉を始めました。

　それから私は薬を一切飲まなくなり、持っていた薬もすべて捨てました。薬を捨てるとき、心臓が弱かったこともあり、「救心だけは残しておこうかな」と一瞬迷いました。当時、私はまだ師父と法を完全には信じ切れておらず、心が揺らいでいました。今振り返ると、なんて滑稽なことを考えていたのでしょうか。

　その後の20年以上の修煉の中で、私は一粒の薬も飲むことなく、体調はいつも絶好調でした。

　家族も「法輪大法は素晴らしい」「真・善・忍は素晴らしい」と念じて恩恵を受ける

　私が法輪大法を修煉するようになってから、家族も大いに恩恵を受けました。

　まず夫の話です。夫は30代のころ、腰椎椎間板ヘルニアを患い、いくつもの病院で治療を受けましたが、あまり効果がありませんでした。そのため、仕事にも行けなくなっていました。私は夫に「私と一緒に法輪大法を修煉しませんか」と勧めました。それ以来、夫も私と一緒に法輪功を学び始めました。すると、腰椎椎間板ヘルニアがいつの間にか治っていました。

　しかし、1999年4月25日以降、夫は修煉をやめてしまいました。2016年の年末、夫が朝ごはんを買いに外出した際、朝食屋に着いたところで突然脳血栓の症状が現れ、体の半分が動かなくなりました。近くにいた警備員に助けられ、自宅へ帰りました。

　私は昼休みで帰宅後、すぐに夫を病院へ連れて行きました。入院中は毎日、師父の講法を夫に聴かせ続けました。今では夫は回復してから8年が経ち、一度も再発せず、体調はますます良くなっています。師父に心から感謝しています。

　次に娘の話をします。娘が8、9歳のころ、指にさかむけ（爪囲炎）を患い、夜も痛みで眠れませんでした。私は娘に「心を込めて『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』と唱えなさい」と伝えました。娘は絶えずその言葉を唱え続けました。すると、徐々に痛みが和らぎ、眠れるようになりました。朝になると、指はすっかり治っていました。

　娘は、「『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』と唱えていると、部屋中の法輪が全部回っているのが見えた」と言いました。

　次に息子の話をします。息子が20歳のとき、失恋して一時的に心が折れ、農薬を飲んでしまいました。午後2時過ぎ、夫から電話があり、「息子が農薬を飲んだ」と聞きました。息子を連れて急いで病院へ向かう途中、私は「大丈夫だよ、法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしいと唱えてごらん。お母さんも一緒に唱えるよ」と息子に言いました。病院での治療の結果、息子はすぐに回復し、後遺症もまったく残りませんでした。今では2人の子どもの父親となり、法輪大法のお守りのカードを常に身につけています。

　次に娘の夫の話をします。彼は旋盤工をしています。あるとき仕事中に、どうしても部品がはまらず、どれだけ時間をかけても上手くいきませんでした。その時、彼は私が教えた「困ったときは『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』と唱えなさい」という言葉を思い出し、大声で唱え始めました。すると、すんなりと作業を終えることができました。

　彼は感心してこう言いました。「法輪大法は本当に素晴らしい！」

　それから、私の実家の兄の話をします。私はよく家族に、「困った時は心から『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』と唱えなさい」と伝えていました。兄もその言葉を覚えていました。

　兄は羊の世話をしています。ある日、兄の羊たちが何かを食べてしまったのか、次々と倒れて動けなくなりました。兄はすぐに私の言葉を思い出し、ひたすら「法輪大法は素晴らしい！　真・善・忍は素晴らしい！」と唱えていました。すると、間もなく羊たちは一匹また一匹と自分で立ち上がり、まるで何事もなかったかのように元気に飛び跳ねながら草を食べ始めました。兄は感激して言いました。「李大師に感謝します！　法輪大法は素晴らしい！」

　師父に感謝します！　大法に感謝します！　おかげで私たち家族は健康な身体を得て、大法の奇跡に包まれています。