　【明慧日本2025年6月23日】明慧ネットに掲載された【慶祝5.13】の入選文章は、法輪功学習者（以下、学習者）の善の力を鮮やかに描き出しており、まるで清らかな泉のように心を潤し、暖かい陽光のように固い氷を溶かしている。一つ一つの文書が人々に感動を与え、心に響き、共鳴を呼び起こした。

　真・善・忍の法理に感謝し、誤解や偏見を取り除く

　デンマークの学習者である王さんは、明慧ラジオの番組をよく聞いている。その中でも『警官の中にはこのように尊い人がいる』という文章は非常に心に響いた。この文章の作者の心からの善意と真心は、彼女が接してきた人々、さらには第一線で大法への迫害に直接関与している警官を含む人々にも伝わった。その中には、学習者への態度を改め、権限の範囲内で可能な限り大法弟子を守るようになった警官もいた。王さんは「彼女が語った一つ一つの経験は、私の目の前で、心が打たれる情景や善の力によって感化された場面として鮮明に描かれました」と語った。

　「一部の中共邪党体制内で迫害に加担している人々は、邪党の欺瞞や虚偽のニュースに騙され、学習者をまるで『制御不能の猛威」のように見なして、彼らを罵倒し、捕まえ、虐待していました。しかし、その中の一部の人々は、純粋で善良な大法弟子に直接触れることで、中共の嘘が暴かれ、大法弟子の善良さと道徳的な模範に感化され、内なる正義が呼び覚まされ、悪事を働くことをやめ、大法弟子を保護するかたちに変わった。

　あるとき、国保の警官が筆者に対して悪口を浴びせた際、筆者の善意に満ちた言動に相手は明らかに驚いた。その後、彼女は国保の隊長に手紙を書き、法輪大法の素晴らしさ、善良な修煉者は生死を恐れず「真・善・忍」を証明する信念、中共邪党の違法性と邪悪さ、そして迫害の残酷さを伝えた。法輪大法は不動の精神であり、中国全土のあらゆる隅々で大法の資料が見られるように、「真・善・忍」は人々の間に深く根付いてる。

　国保の隊長は、これらの直接的で前向きな接触や、中共が心を修めて善を目指すこの集団を迫害する残酷さを通じて、大法学習者に対する好意を蓄積するようになった。あるとき、彼女は国保の警官に交渉し、不当に拘束された学習者の解放を求めた。話し合いの中で、彼らの誠実さと無力感が伝わり、彼女は真摯に「ありがとうございます」と言って、相手の立場を理解した。

　筆者は「彼らが遠くへ立ち去るまで、私はその場で立ち尽くし見送りました。すると、国保の隊長が突然振り返り、私を一目見てから再び歩き出しました。その瞬間の振り帰る姿は、まるで茫茫たる世の中において生命が突然目覚めたようでした。この世に生まれ落ちた人々は皆、大法に出会い、帰る道を見つけるために生きているのだ」と、このように記している。

　王さんは、他の文章についても学習者の善良さと無私の精神が込められていると述べた。「私は海外に住んでいて、中国本土のような迫害を経験したことはありませんが、同修たちの『真・善・忍』への信念の堅持と命に対する深い思いは、法輪大法が生み出す生命の偉大さを示しています。私にとって非常に感動的です」

　「接触する全ての人々は縁のある存在です。たとえ誤解や異なる見解が存在しても、学習者は『真・善・忍』に絶えず同化し、その真摯で善良な心から発せられる思いは接触する人々に伝わり、誤解や偏見を取り除く力を持っています。邪悪の妨害や作られた嘘は、世の人々に学習者と直接接触し、真実を知る機会を与え、中共の悪と法輪大法の素晴らしさを見分けることを可能にしています」

　中国の学習者の正しい心構えと行いが、私を励まし今後もたゆまず前進させる

　デンマークの学習者である張さんは、明慧ネットの「慶祝5.13」の文章を読んで深く感動した。特に『真善忍を修め　希望に満ちる（上、下）』という文章は、彼女の心を強く響いた。文章の中で筆者は、少女時代に母親と共に法を得る縁がありましたが、1999年7月20日に中共邪党が迫害を開始して以降、まだ中学生だった彼女は身心共に多くの困難と逆境の試練を経ることになる。

　文章にはこう書かれていた。「高校三年の間、邪悪な迫害を避けるために、やむを得ず三回も転校しました。母は祖母と私を連れて住居を転々とし、不安定な生活を送りました。生活はとても困窮していました。母に連れられて何回引っ越したのかもう覚えていません。そのため『家』という親しみのある言葉に対して、温かい思い出や愛着をほとんど感じなくなり、それは単に寝るためだけの場所であり、自分はただの通りすがりの人だという感覚しかありませんでした」、この部分を読んだ張さんは思わず涙をした。

　張さんが強く心を打たれたのは、いまだに続く厳しい弾圧の中で、どんなに環境が厳しくても、筆者は法輪大法と「真・善・忍」という普遍的価値観への揺るぎない信念を持ち続けており、生活の中でも職場でも常に他人を思いやり、名利や感情の誘惑を軽んじ、道徳を高め、意志や品格を鍛え続けている点でした。彼女は自分の言動を通じて雇い主や同僚から信頼と賞賛を得て、大法の素晴らしさを周囲の人々に証明した。

　文章を読んだ後、張さんは深く心を動かされた。自分は弾圧されることのない自由で安全な環境に住んでいるにもかかわらず、しっかりと内面を修めることができておらず、デンマーク社会の人々に法輪大法を知らせ、真実を伝える多くの機会を逃してしまったと痛感した。これは、彼らが「真・善・忍」を認め、邪悪な迫害に「ノー」と言い、正義の立場を選び、平和な未来を得られるかどうかにも関わる重要なことだと感じた。

　様々な交流文章を通じて、張さんは、真に修煉する学習者たちが修煉の初期から現在までの歩みの中で、正しい信念を持ちながら「真・善・忍」に従って善なる人となり、生命の本当の超越に向かう姿を目にした。彼らは大小の病業の関門を突破し、あらゆる心性の試練を耐え抜いてきた。邪悪や迫害を恐れず、街に出て真実を伝え、都市から農村まで「三退」を促した。「学習者たちは先生の教えに従い、法を学び、功を修め、正念を発し、大法の素晴らしさを証明した。そして世の人々は数多くの神跡を目の当たりにした。この全ては何よりも、学習者たちが師父と正法への揺るぎない、岩のように固い信念を持っていることによるものです。中国の学習者たちのあらゆる場面での正しい心構えと行いは、私にとって今後もたゆまず前に進むための大きな励ましとなっている。