文／河北省の農村の大法弟子

　【明慧日本2025年6月24日】最近、私と同修が真相を伝えて師父の救い済度をお手伝いした体験を共有します。

　ある週末、同修の甲さんと相談して、よその村まで行って真相を伝えることにしました。事前に正念を発し、衆生が救われるのを妨げる邪悪な要素を一掃し、小冊子やお守り、車用のお守りの飾りなどを持って出発しました。道中、師父の『洪吟』の詩を暗誦しながら、心は晴れやかで、足取りも軽やかでした。

　出会った人には積極的に話しかけ、ほとんどの人が喜んで話を聞き、小冊子や護身符を受け取ってくれました。

　村の入り口で、農作業中の夫婦に笑顔で挨拶し、「農家は本当に大変ですね。風に吹かれ、日に焼かれ、稼ぎも少ない。病気でもしたらもっと大変。平安が一番ですよね」と言いました。彼らは「その通り、毎年忙しく働いているが報われない」と答えました。私は「共産党は汚職や腐敗で、公金で飲み食いし、公費で医療を受けていますが、そのお金は労働者や農民の税金です。農薬、肥料、水道代、医療費は年々値上がりするのに、農作物の値段は上がりません。この国と民を害する党は滅びるべきではないですか？」と話すと、２人とも「とっくに滅びるべきだった」と言いました。「そうでしたら、その組織から脱退すれば、党は倒れますよ」と私が言うと、「その通りだ」と同意しました。彼らが党、団、隊に入ったことがあるか尋ねると、子供のころに紅領巾（少先隊のスカーフ）をしていたと言いました。「脱退しましょう」と言うと、「いいよ」と答えました。「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」と頻繁に唱えれば、神仏が守ってくれること、護身符と小冊子をよく読むように伝えて渡しました。彼らは喜んで「いいね、法輪功の資料は好きだよ」と言いました。

　その時、「バタッ」と音がして、前を歩いていた小学生2人が転んだのを見ました。急いで駆け寄って抱き起こしながら、「怪我はない？」と聞くと「少し擦りむいただけ」と言いました。「これからは気をつけて歩いてね。今日はいいことを教えてあげる」と言いました。「どんな良いこと？」と聞いたので、「平安を守る方法だよ。平安は千金に値する。今、疫病で多くの人が亡くなり、病院は患者でいっぱいでしょう。お金もかかり、苦しんでいるよね。食べ物や飲み物にも気をつけないといけない。『法輪大法は素晴らしい』を唱えて、少先隊から脱退すれば、大難が来ても平安が保てるよ」と言いました。2人は揃って「いいよ！」と答え、名前を教えてくれました。「2人とも良い子で、かわいくて素直だね」と言うと、嬉しそうに笑いました。

　ある家の門が開いており、老夫婦が手作業をしていました。「おじさん、おばさん、お忙しそうですね？」と声をかけると、「暇にしていられない。少しでも稼がないと。子供にお金をもらうのは難しいから」と答えました。「今は稼ぐのが大変ですよね。都会の若者は住宅ローンや車のローン、子育てや教育費で大変です。農村のお年寄りは年金もなく、病院にも行けない。自分で平安と健康を守らないといけません」「私は大法を学んでいて、師父が平安の秘訣を伝えに行きなさいとおっしゃったの」と話すと、「教えてよ、聞くよ」と言いました。

　私は、「中共邪党は100年間、悪いことばかり。三反、五反、文化大革命、六四、さらには法輪功弾圧と、運動を繰り返し、数千万の中国民衆を殺してきました。天も人も怒り、天はこれを滅ぼします。党の組織に入った人はその一員とされ、災いに巻き込まれるのです。脱退すれば平安が保てますよ」と伝えると、老夫婦は実名で団と隊から脱退しました。護身符と小冊子を渡すと、感謝しながら立ち上がって見送ってくれました。

　道で、ゆっくり歩く40代くらいの男性に出会いました。ぼんやりした様子だったので、「お散歩ですか？」と声をかけると、うなずくだけで無言です。師父の「人を済度することは即ちすべての人を済度することであり、人を選ぶことは慈悲ではありません」（『各地での説法九』「二〇〇九年大ニューヨーク国際法会での説法」）、「世の人は皆大法のために来ています」『各地での説法十二』「世界法輪大法デーの説法」）を思い出し、縁のある人だから話そうと決めました。

　小冊子を渡し、「『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』を唱えると福が得られますよ」と言うと、弱々しい声で「大病を患って、たくさんお金を使ったけど治らず、こうなった。共産党は本当に悪い。法輪大法は良い」と言いました。「その通りです！　党、団、隊に入ったことありますか？」と聞くと、入っていたと答え、「脱退して平安を守ろう」と言うと、うなずき、名前を教えてくれました。声が小さくて聞き取れず、紙に書いてもらいました。「あなたが真相を知り、三退できたのは本当によかった。これで神仏のご加護が得られますよ」と言うと、彼の目が輝き、顔に笑みが浮かびました。

　さらに歩いていくと、にぎやかにしている家があり、中に入ってみると数人が談笑していました。「何のご用ですか？」と聞かれたので、甲さんが「福を届けに来ました！」と笑顔で小冊子を渡しました。

　すると、「法輪功でしょう？　ちょうどよかった、みんなそれを知りたいのですよ！」と言いました。大法の広まりや「偽りの天安門焼身自殺」、貴州の蔵字石※などの真相を話し、三退で平安が保てると伝えました。質問に答えながら話しを続けると、党や団に入っていた人は皆、三退しました。護身符のペンダントを渡すと、その場で首にかける人もいました。「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」を唱えれば大難でも命が守れると伝えたところ、皆、喜んで唱えると約束してくれました。今、邪悪な要素が減り、真相を伝えることが以前よりも簡単になったと感じました。

　※訳注：蔵字石とは貴州省平塘県（へいとうけん）、国立地質公園の掌布河谷にある巨大な石。石の断面に「中國共產党亡」と刻まれている。詳しくは明慧ネットの「貴州の『蔵字石』を見た事がありますか？」を参照。

　真相を伝え、衆生を救うのは私たちの神聖な使命です。慈悲深い師父が縁のある人を私たちの前に導いてくださり、お救いになるのは師父です。一人でも救われればそのたびに、心から師父と大法に感謝します。同時に、すべての生命が千年の輪廻の苦しみを経て、大法の最後の救いを待っているのだと感じます。