　【明慧日本2025年6月30日】私は今年93歳です。法輪大法を修煉する前、私は全身に病気を抱え、すべての臓器に問題があり、骨は広範囲にわたって骨粗鬆症になり、身体は耐え難い痛みに襲われ、夜は1分たりとも安眠できませんでした。大きな病院でも治せず、このままでは骨がんになる状態でした。病の苦しみの中、月日が年月のようで、他の気功を学んでも効果はありませんでした。その後、同僚が法輪功を紹介してくれて、私は法輪功を学び始めました。

　あるきっかけで、私は幸運にも師父が済南で開催された講習会に参加できました。講法班では、師父が講義を始められると私は眠ってしまいましたが、耳はちゃんと聞こえていて、すべて心に入りました。師父はそこで私の身体を浄化してくださり、身体が軽くなりました。それ以来、30年間、法輪大法の修煉を一日も欠かさず続けてきました。修煉への意志は岩のように固いものの、人心や執着が時折出てきて、師父にご心配をおかけしてしまいました。

　一、学法グループが我が家で

　我が家はいつも学法グループの場所でした。数年前は、夏になると夫と一緒に温泉のある家に行き、その地域の衆生を救うため、学法グループがうまく続かないこともありました。夫が亡くなってからは、どこにも行かず、学法の時間を大切にしています。学法グループの同修は入れ替わりがありますが、グループは継続しています。私たちは毎日『転法輪』を一講ずつ学び、時間があるときは新しい経文や『洪吟』を暗記します。私たちの学法グループは地元の全体での発正念にも参加し、大きな恩恵を受けています。

　苦しい時代を経験した人は、一生節約する癖がつきます。節約が習慣になり、質素に暮らしています。我が家で学法する同修たちは私の倹約ぶりを見て、節水や節電に気を配り、水道代や電気代を補助したいとさえ言ってくれます。私は同修のお金を受け取るなんてできません。表面的には私が学法の場所を提供しているように見えますが、長く続けると少し損をしたように感じるかもしれません。しかし、実際には多めに学法し、同修たちと交流することで、修煉と心性を高めています。これはお金では買えないもので、得難いものです！　だから私はこの機会を大切にしています。私たちの学法グループの同修たちは、学法を続ける中で、問題が起きたら内に向かって自分を見つめるようになり、それぞれの修煉の道や試練は異なりますが、他人の問題を見て自分を見つめ直し、人の欠点を指摘するのではなく、ますます良い修煉環境を築いてきました。

　二、師父が私を救い、私は衆生を救う

　私は師父の教えに従い、法輪功の真相を伝え、衆生を救うことをずっと続けてきました。その過程で、大法の神跡（しんせき：神佛に関する軌跡や不思議な出来事）が何度も現れました。

　あるとき、真相を伝えるために出かける準備をしていると、息子から急用で来るとの電話がありました。衆生を救う予定を遅らせるわけにはいかないと思い、予定通りに出かけました。すると、いつも往復1時間かかる道が、その日は10分もかからずに帰宅できたのです。時計を間違えたのかと思いましたが、それは本当でした。私が経験したことは、大法の無限の力と、師父の無限の力を証明しています。

　また、あるとき町で真相を伝えていたら、60歳くらいの女性に会いました。彼女は畑仕事を終えたばかりでした。私は挨拶から会話を始め、大法の真相を伝えようとしたところ、彼女は口を開くなり罵り始め、どんどん激しくなりました。私は「私は修煉者だ」と考え、彼女と同じになってはいけない、怒ってはいけないと思いました。これは心性を高める機会ではないか、こんな機会はどこを探してもない！　と心から彼女に感謝しました。彼女が罵れば罵るほど私は穏やかに、対比をなすように振る舞いました。彼女が凶暴になればなるほど、私は善意で諭し、彼女を救わなければならないと決意しました。こうして3キロの道を一緒に歩き、彼女が住む町に着いたとき、彼女は笑顔になりました。私はこの生命が救われたと感じました。彼女は学校に行ったことがなく、どんな団体にも入っていませんでした。私は「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」と心から唱えれば平安が得られると伝えました。彼女は私の真心を感じ「大法を修める人はこんなにいい人なんだ！」と褒めてくれました。

　その通りです。師父が伝えられた法輪大法が私を変えたのです。修煉前なら、こんな人と出会ったら、心の中で「狂犬のようだ、喧嘩する価値もない、怒る価値もない」と高ぶり、自分が彼女より高い境地にいると感じていたでしょう。それこそ、宇宙の特性「真・善・忍」の基準からすれば遠く及ばず、人と善く接することなどできなかったでしょう。

　三、膨らみが神奇に消えた

　2年ほど前、背中に甘栗の大きさの膨らみができ、触ると少し痛みました。息子には伝えませんでした。息子が知れば、絶対に病院に連れて行くからです。修煉者は正念で問題を解決すべきです。この膨らみは存在すべきでないと思い、発正念を始めました。発正念の最初の5分間で自分を浄化し、膨らみに向かって浄化、消滅、解体を求め、必ず解決できると信じました。ただし、強く思いすぎると執着になるので、バランスが大事です。

　2カ月以上かかり、膨らみは出血して破裂し、かさぶたになり、自然に落ち、跡形もなく消えました。こんな大きな膨らみが、現代の道具や治療なしで消えたのです。自分で経験しなければ、誰も信じられないでしょう。でも、これは本当に私の身に起きたことなのです。神奇（しんき：不思議なこと）ではありませんか？　大法は無限の力、師父は無限の力です。師父が私の心性が法にかなっていると見て、怨みを解いてくださったのです。師父はいつもそばで弟子を守ってくださいます。師父に感謝いたします！

　四、まだできていないこと

　足や脚のむくみなど、病業の仮相に何年も向き合ってきましたが、十分に重視していませんでした。学法を強化し、同修との交流する中で気がつきました。私は大法弟子の形象を代表しており、堂々と人前に立つことで法輪大法の素晴らしさを証明し、中共邪党が人々の頭に植え付けた嘘と毒を打破しているのです。今、私は体内の「老い」の仕組みを浄化しています。修煉者は常人と違い、使命があります。師父と共に史前の大願を果たさなければなりません。

　結語

　法輪大法を修煉して30年、師父が弟子に与えてくださったものは計り知れません。師父の細やかなご配慮に感謝いたします。今後、この末法末劫の時代に、時間を最大限に使い、一思一念を法に照らし、時間を惜しんで人心や執着を洗い流し、多めに学法し、内に向かって探し、正念で妨害や病業の仮相を除去し、自己を修め、新しい法の粒子となって、師父と共に家に帰ります！

　編集担当者：李明