　【明慧日本2025年6月30日】陝西省宝鶏市の法輪功学習者・王乖彦さん（62歳）は、宝鶏市金台区裁判所によって懲役4年を宣告され、さらに罰金1万6千元（約32万円）を科された。王さんは控訴した。報道によれば、宝鶏市中級裁判所は王さんの二審判決を維持したという。今年6月20日、王さんは陝西省女子留置場に移送され、迫害を受けている。

　王さんは、1963年9月に生まれ、元宝鶏職業技術学院の教師であった。2023年10月12日の正午頃、王さんは宝鶏市金台東風路派出所の警察により連行され、更にコンピューター、携帯電話、USBメモリー、防護符、衣服、帽子などの私物を奪われた。体検に合格しなかったため、宝鶏市第二留置場に受け入れられず、その後「裁判待ち」の形で釈放された。しかし、渭濱区公安局は引き続き闇の操作を続けており、王さんをさらに陥れるための行動を行っている。

　2024年4月11日、宝鶏市渭濱区公安支局、金台公安支局、東風路派出所の警官らは、法輪功学習者・柴秀芳さんの自宅に押し入り、集団で法を学んでいた法輪功学習者6人を連行した。その中には王乖彦さんも含まれている。警官らは柴秀芳さんの家を強制捜索した。その後、王乖彦さんは宝鶏市金台区検察院と裁判所に起訴された。2024年9月25日と10月28日に、宝鶏市金台区裁判所は2度にわたり、王乖彦さんに対して裁判を行った。弁護士は理に適った無罪弁護を行い、王さんも法廷で自ら無罪を主張した。

　中共による法輪功への激しい迫害の中で、王乖彦さんは何度も不当連行・拘禁され、1度は労働教育を受けさせられ、2度不当判決を受け、少なくとも10年の冤罪迫害を受けてきた。

（注：法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照）