　【明慧日本2025年7月22日】法輪功の平和的かつ理性的な反迫害26周年に際し、アメリカ・カリフォルニア州サンディエゴ郡の法輪功学習者（以下、学習者）は7月12日、同郡のベイパークで「真善忍美術展」とキャンドルライト追悼会を開催した。同時に、アメリカ上院による『法輪功保護法案』の可決を求める署名活動を行い、人々に法輪功に対する中共の迫害がアメリカにまで拡大していることを知らせ、警戒を呼びかけた。同郡の議員も出席し、本イベントに対して表彰を行った。

ベイパークで「真善忍美術展」を開催する前に、煉功を行う学習者

ベイパークでキャンドルライト追悼会を行う学習者

追悼会に参加したサンディ2選挙区、コミュニティ代表ナサニエル・ハリス氏（左2)

　学習者に褒賞を授与

サンディエゴ郡第2選挙区監事ジョエル・アンダーソンさんが褒賞を、同区のコミュニティ代表ナサニエル・ハリス氏（中央）が代理で授与した

　サンディエゴ郡第2選挙区監事ジョエル・アンダーソン（Joel Anderson）氏は、本イベントに対して褒賞を授与し、法学習者の「公共教育、芸術、そして精神の自由の擁護に対するたゆまぬ貢献」を称えた。

　アンダーソン監事は褒賞の中で次のように記した。「法輪功は真・善・忍を核心原理とする平和的な修煉実践であり、世界中の人々に内なる平静、道徳的な明晰さ、そして心身の健康へと至る道を提供しています」

　「この美術展とキャンドルライト追悼は、（法輪功）修煉の素晴らしさを際立たせるとともに、中共による継続的な迫害の中でのたゆまぬ抵抗を示しています」「真・善・忍という普遍的価値を体現しています」「信仰、人間の尊厳、そして不屈の精神性の重要性を人々に思い起こさせています」「これは、逆境の中で信仰を守り抜く人々への力強い証であり、私たちの地域社会において慈悲・意識・対話を促進しています」

　アンダーソン監事オフィスを代表して、コミュニティ代表ナサニエル・ハリス氏が現地を訪れ、褒賞を授与した。同氏は美術展を鑑賞し、学習者が語る迫害の体験に耳を傾けた。そして、「このイベントは非常に感動的で、深く共鳴しました」と語った。

　嘉賞令：法輪功学習者が真・善・忍を堅持していることを称える

　サンディエゴ郡第5選挙区議会議員ジム・デズモンド（Jim Desmond）氏は、本イベントに対して嘉賞令を授与した。同氏は次のように記した。「私は、逆境の中でも真・善・忍を堅持する皆さんの姿勢を心から称賛します。皆さんの平和的な努力は、勇気、希望、そして不屈の精神を呼び起こします」

　「皆さんの声は、中共による越境弾圧への関心を高めるだけでなく、私たちの基本的な自由を守る助けにもなっています。この自由こそが、私たちすべての人々を一つにする土台なのです」

　市議会議員「皆さんが示した素晴らしい精神の物語を、私は共有したいと思います」

美術展を鑑賞したエルカホン市議会議員ミシェル・メチェル氏

　サンディエゴ東部のエルカホン市議会議員ミシェル・メチェル（Michelle Metschel）氏は、美術展を鑑賞し、学習者と長時間にわたって交流をした。同議員は、学習者が語る迫害の体験を聞く中で、思わず涙を流す場面もあった。

　メチェル氏は、「私は皆さんの物語を共有し、アメリカ国民に法輪功が何をしているのか、そして皆さんがいかにして平和、愛、慈悲、そして誠実さを広めているのかを伝えたいと思います」

　「今日聞いた物語には感動すると同時に悲しみも覚え、とても心に響きました。私の知る人々にできる限り皆さんのことを伝えていきたいと思います。皆さんは素晴らしい精神を示しています」と語った。

家族と共に美術展を鑑賞したポウェイ市議会議員ジェニー・マエダ氏

　サンディエゴ北郡ポウェイ市議会議員のジェニー・マエダ氏は、家族と一緒に美術展を鑑賞した後、学習者と交流し、支持の意を表明した。そしてアメリカ上院に『法輪功保護法案』の可決を求める署名をした。

美術展を鑑賞したサンディエゴ郡第4選挙区監督官事務所のコミュニティディレクターのマックス・エロリン氏（右）と、第2選挙区のコミュニティ代表ナサニエル・ハリス氏（左）

　サンディエゴ郡監督委員会第4選挙区のモニカ・モンゴメリー・ステップ監督官の事務所に所属するコミュニティディレクター、マックス・エロリン氏も当日のイベントに参加した。同氏は美術展を鑑賞し、学習者が受けている迫害について理解を深めた後、「彼らの助けになりたい」と話した。

真善忍美術展を鑑賞する市民