【明慧日本 2025年7月23日】スウェーデンの法輪功学習者はストックホルムの中国大使館前と市中心部で7月19日、それぞれ平和的な反迫害活動を行う。スウェーデン国会のニマ・グラム・アリ・プール議員と、「対中政策に関する列国議会連盟（IPAC）」同国共同議長の一人であるエリザベス・ラン・ヨーテボリ市副市長がそれぞれ声明を送り、法輪功学習者の26年にわたる反迫害活動を支援した。

　「中共政権は現代で最も残虐な独裁政権の一つであり、その野心は国内にとどまらない」

スウェーデン国会のプール議員による声明

　プール議員は次のように述べた。「中共政権は現代で最も残虐な独裁政権の一つだ。この政権は組織的に異なる政見を持つ者を監禁し、宗教的少数派と少数民族を迫害し、世界が長期にわたって無視することを選んできた大規模な暴行を犯している＿

　20年以上にわたり、法輪功修煉者は迫害、監禁、拷問を受け、多くの場合には殺害さえされている。これらすべては、共産党が支配できない平和的な信仰を堅持しているという理由だけによるものだ」

　国会議員プールさんは声明の中でさらに述べた。「中国には報道の自由がなく、独立した法治もなく、異なる意見を表明する可能性もない。デジタル監視システムが市民のあらゆる細部を支配している。政権に合致しないすべての思想、すべての言葉、すべての行為が処罰される可能性がある。しかし中共政権の野心は国境にとどまらない。中共政権は脅迫、経済的恐喝、そして企業、メディア、学術界への支配を通じて、他の国々に影響を及ぼそうとしている」

　「我々は決してこれに屈服してはならない。独裁者への宥和は平和をもたらしたことがなく、より多くの弾圧をもたらすだけだ。民主主義国家は団結して、共産党の暴政に反対しなければならない。人権、言論の自由、民族の独立は交渉の余地のない価値観であり、いつどこでも、我々はこれらの価値観を守らなければならない」

　全世界は中共の大陸および海外における法輪功への中傷、嫌がらせ、迫害を非難し阻止すべき

対中政策国際議会連盟（IPAC）共同議長の一人であるエリザベス・ラン・ヨーテボリ市副市長の声明

　ヨーテボリ市副市長のエリザベス・ラン氏は、対中政策に関する列国議会連盟（IPAC）共同議長の一人だ。声明の中で次のように述べた。「長期にわたり、中国共産党政権は各種団体に対して恐ろしい虐待を行なってきた。1999年、法輪功は禁止され、それ以来、中国と世界各地の法輪功修煉者は虐待と迫害を受け続けている」

　「世界は傍観してはならない。自分の信仰を組織し実践する権利は基本的人権だが、中国（共産党）政権は組織的にこの権利を侵害している。世界が抗議し、独裁政権にこれらの不正な権利侵害行為の責任を追及すれば、この状況は続かない」

　「中国政権が中国と世界各地で法輪功学習者を迫害し嘘を広めていることは、全世界から非難されるべきだ。嫌がらせと迫害は停止しなければならない」