　【明慧日本2025年7月24日】

　山東省の孫中福さんに懲役1年の不当刑

　山東省イ坊市坊子区の法輪功学習者（以下、学習者）・孫中福さんは、法輪功が受けた迫害の事実を広めたことを理由に、不当に懲役1年の実刑を言い渡された。現在、孫さんは済南刑務所に拘禁されており、2025年11月15日に満了する予定。

　黒竜江省の申金祥さん9人が不当連行

　7月18日午後4時頃、黒竜江省東寧市の申金祥さん（男性）、楊奎さん（男性）、賈艶鳳さん（女性）、蘇紅さん（女性）、蘇英さん（女性）、王秀芝さん（女性）、孫偉麗さん（女性）、郎翠香さん（女性）、蓬守鳳さん（女性）の9人の学習者は、東寧市政保大隊、東寧市第一派出所、第二派出所および刑事捜査隊の警官らにより不当に連行された。多くの学習者は家宅捜索を受けた。

　現在、判明しているところでは、男性学習者は東寧市拘留所に拘禁されており、女性学習者は牡丹江留置場に拘禁されている。

　河北省の王志新さんが不当連行

　河北省唐山市遷西県の学習者・王志新さんは7月16日正午、曹妃甸で同市公安局の警官により連行された。

　また、同公安局の警官らは7月18日、学習者・賈宏江さんの自宅を捜索した。その時、賈さんは在宅していなかった。

　河北省の孫秀霞さんが不当連行

　7月18日夜、保定市に住む学習者・孫秀霞さんは、地元の百楼郷派出所の警官により連行された。理由は一週間前に、孫さんが法輪功の資料を貼り付けるところを監視カメラに撮られたという。7月20日時点で、孫さんは依然として派出所で拘束されている。

　四川省の周敏さんに不当な逮捕状

　5月14日午前9時過ぎ、什ほう市雍城派出所および師古派出所の警官らが学習者の周敏さん宅に行き、「呼び出し」を口実に周さんを連行した。同日午後18時30分、周さんの家族に「周敏が刑事拘留された」と通知した。

　5月28日、家族は「周敏が邪教組織を利用して法律を破壊した罪の容疑で（訳注：中国の法律では法輪功が邪教であるとは定めてはおらず、江沢民による誹謗中傷である）、逮捕状が発付された」と告げられた。期間中、周さんはずっと徳陽市留置場に拘禁されており、家族の面会も許されていない。

　山東省の李さんが連行された件に関する追加情報

　7月8日の中国総合ニュースによれば、山東省威海市にある栄成市俚島中沃島在住の学習者・李さんが、5月に俚島の市場で法輪功迫害の実態を伝えた際、政府による法輪功への誹謗中傷を信じた人に通報され、俚島派出所の警官に連行された。現在に至るまで帰宅していない。

　李さんは、李万里さん（50歳近く、男性）のことで、現在、栄成留置場ですでに2カ月間不当に拘禁されている。

　山東省の韓翠英さんが不当連行、李玉君さんは免れた

　7月17日、龍口市九里地区の学習者・韓翠英さんは家宅捜索を受け、不当に連行された。

　7月18日、同市諸高炉地区の学習者・李玉君さんの自宅では、午前8時、11時、午後4時の三度にわたり派出所の警官がドアをノックし、夜間には警察車両が自宅前で張り込んでいたが、李さんは不在だったため連行は未遂に終わった。

　山東省の牟蘭英さんは嫌がらせを受ける

　棲霞市桃村鎮派出所の警官3人が7月17日午後、学習者・牟蘭英さん宅にやって来て、家には入らず、「様子を見に来ただけだ」と言って立ち去った。

　河北省の李連青さんも嫌がらせを受けた

　6月中旬、三河市皇荘鎮派出所の警官が学習者・李連青さん宅を訪れ、李さんを騙し、写真を撮るなどの行為を行った。

　「5.13」期間中、四川省の学習者が嫌がらせを受けた

　◇5月13日の世界法輪大法デー当日、四川省成都市青白江区の女性学習者・谷龔昭さんの家族は、警官に騙され脅迫された結果、警察に協力し、その日に谷さんの外出を阻止した。「どこにも行かず、家にいろ」と言い、さらに谷さんの写真を撮影し、外出していない証拠とした。

　◇4月30日、四川省成都市青白江区清泉鎮元金龍村の役員である周暁喻が、警官や村の元書記、在任中の趙書記ら6人とともに、学習者・鄭宗鳳さんの自宅に行き、嫌がらせを行った。5月13日の世界法輪大法デー当日には、うち3人が鄭さんの住む団地付近に待ち伏せ、鄭さんを見かけると家に連れ帰り、外出を禁じ、忠告を聞き入れずに無断で写真撮影を行った。

　◇5月13日世界法輪大法デーの前から、成都市青白江区の関係者が学習者・鐘素芬さんの家族に電話をかけ、脅迫・威嚇して、鐘さんへの迫害に協力させようとした。5月13日当日の午前には、3人組（女性2人と男性1人）が、「ガス点検」の作業員と名乗り鐘さんに嫌がらせを行った。その後、3人組は終日入り口付近に張り込み、外出しないよう監視・阻止した。この日、騙され脅された家族も鐘さんの写真を撮り、「外出していない証拠」として記録した。

　◇5月20日午前、四川省成都市金堂県の学習者・劉慶雲さん（70代）と胡金春さん（70代）は、以前金堂県趙家鎮で迫害の実態を伝え資料を配布していた際、法輪功に誤解を持った人に通報されたため、放浪生活を余儀なくされた。しかし1カ月後、2人は金堂県国内安全保衛部門（法輪功迫害の実行機関）の警官らにより連行され、金堂県趙家派出所に拘束された。その際、『轉法輪』が押収された。同日夜、2人とも親族に迎えられ帰宅した。

　◇5月頃、四川省成都市金堂県の学習者・樊明珍さん（50歳前後）は、法輪功の資料を配布していたところ、警官により自宅まで尾行され連行された。『轉法輪』などの法輪功に関する書籍が押収されたうえ、14日間不当に拘留された後に帰宅した。しかし7月8日、樊さんは資料を配布していたところ再び連行され、成都市留置場に送られた。

　元江蘇省南京市政法委書記・劉捍東は悪報に遭う

　江蘇省南京市政法委元書記・劉捍東は、収賄罪および職権乱用罪の容疑で2023年4月16日に調査を受け、2024年3月に逮捕され、2025年2月17日に湖北省襄陽市高等裁判所により死刑（執行猶予2年）および全個人財産没収の判決、ならびに犯罪所得及び利息の追徴・国庫納付が言い渡された。

　劉捍東は南京市政法委書記在任中の約5年間、昇進と私利のために江沢民による法輪功迫害政策を徹底して実行した。南京地区における学習者への迫害の指導的責任がある。

　（注：法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照）