　【明慧日本2025年7月25日】英子おばさんからの手紙で、同修のAさんが入院したと知らされ、私たち皆で発正念をするようにとのことでした。私は手元の真相資料を仕上げた後、気を緩めることなく急いで坐禅を組み、立掌して発正念しました。発正念を終えて寝たところ、はっきりとした夢を見ました。

　夢の中でのAさんの名前を呼びながら病院に向かいました。するとAさんはすでに起きていて、私から5メートルほど離れた壁際に立ち、私の方を見ていました。Aさんの病床の左側には、黒い服を着た人たちが彼女のベッドの前に集まっていました。Aさんの思念が私に伝わってきて、彼女はブランドの服を買ったことを伝え、手にしている服のパッケージ袋を見せてくれました。それは白い袋で、彼女は緑色の斜め襟で菊の模様が入ったサテンの服を着ており、その上から白いレースのショールを羽織っていました。頭には白いレースの民族風の小さな帽子をかぶっており、まるで少数民族の花嫁のように見えました。夢師父と一緒に家に帰ろう」と伝えました。その後、私は夢から目覚めました。

　その後、英子おばさんからの手紙で、Aさんが亡くなったことを知らされました。

　Aさんは73歳で、20年以上修煉しており、ふだんから法を学ぶことも煉功も欠かさず、真相を伝えるときもいつも対面で行っていました。ところが2021年に突然身体がやせ細り、学法グループでの交流では、皆が彼女は息子への情が重すぎるのではないかと考えていました。ところがAさんが亡くなってから、普段彼女と親しくしていた同修から聞いた話によると、すでに30年以上前に亡くなったAさんの夫が毎晩彼女のところに来て一緒に寝ていたというのです。Aさんはこの半分現実で半分幻想のような偽りの現象に心を惑わされ、旧勢力に心を惑わされ、旧勢力の策略にはまってしまったのでした。Aさんの義理の姉妹（妯娌）も彼女と一緒に法を学んでいましたが、夜Aさんが一人で何かブツブツと意味不明のことをつぶやくのを聞いて、翌朝「誰と話していたの？」と尋ねると、Aさんは「何も話していない」と認めず、妯娌は怖くなって自分の家に帰ってしまったそうです。

　今思い返すと、私は心の中で深く後悔しています。Aさんは生前、何度も私に話したいことがあると言っていました。けれど私は年下だったこともあり、また周りに同修がいると話しづらかったのかもしれません。私もいろいろな理由をつけて避けてしまい、同修のことを自分のこと、全体のこととして受け止めず、師父が私と学法グループ全体に与えてくださった向上の機会を無駄にしてしまいました。今となっては深く後悔し、心から痛みを感じています。

　この文章を書いたのは、同じようなことが繰り返されないようにするためでもあります。特に高齢の同修の皆さんに対して、修煉の最終段階において、このような異様な旧勢力による色欲の迫害に警戒していただきたいのです。師と法を信じ、全体として向上し昇華し、三つのことをしっかり行い、誓いを果たして師父とともに家に帰りましょう。

　これは現時点での浅い認識であり、もし法にそぐわない部分があれば、同修の慈悲あるご指摘をお願いいたします。